【収入保険】私の選択・加入者の声


「災害を受けやすい地域の方にお勧め」
【熊本県阿蘇市 綿住 輝さん(44)】

( NOSAI熊本広報紙「ひのくに」 2019年新年号より抜すい)


 経営規模=水稲28アール、アスパラガス32.4アール

 以前、阿蘇山が噴火したときには、園芸施設ハウスが降灰の被害を受け、園芸施設共済金を受け取ることができましたが、もし大規模災害(地震)などで農産物が出荷できない場合や、流通が止まった場合の収入減少にも対応できる収入保険に加入していれば、積立金や保険金を受け取ることができます。
 また、趣味がスノーボードで、ケガして収穫できなくなったときのことも考えると、収入保険加入のメリットは大きいです。
 収入保険は自然災害を受けやすい地域の方や、単独で作業されている農家の方にお勧めしたい保険です。現在の収入のうち、最低限補てんしてもらいたい金額、保険料と積立金の支払い能力、自然災害などのリスクを考慮して、収入保険の加入を検討してみてはどうかと思います。


「被災経験が決め手の一つ」
【北海道蘭越町 高張 直樹さん(40)、妻 みゆきさん(33)】

(農業共済新聞[北海道版]2019年7月1週号より抜粋)


 2017年4月に新規就農し、ハウス7棟で大玉トマトをメインに、ミニトマトと食用ホオズキを栽培しています。
 就農した年に、農業改良普及センターの職員から「収入保険という制度が始まるので、そのために青色申告をしておいた方がいい」という話を聞き、青色申告を始めました。
 新規就農者は、いろいろな作物を栽培する技術が未熟です。複数の作物でリスクを分散できるのが理想ですが、営農のメインであるトマトがだめだった場合が一番怖いですね。
 就農した早々、春先の強風でビニールが破れ、パイプの一部が曲がる被害に遭い、就農2年目には、天候不順の影響で収量が減少しました。各地で発生する自然災害をはじめ、自分たちが被害を受けた経験もあり、迷わずに加入を決めました。
 収入保険は保険料を分割で支払えることや、掛け捨てでない積み立て分もあるところに魅力を感じます。保険料も個人ごとの収入によって決まるのがいいですね。


「加入できる保険、求めていました」
【愛知県豊橋市 神藤 育生さん(63)】

(NOSAI愛知の担当職員によるインタビューより)


 愛知県東部の豊橋市で、ハウスのスナップエンドウ(通称「スティックサラダ」)、ハウスメロン、冬キャベツを栽培しています。
 キャベツは市場出荷なので、野菜価格安定事業には加入できず、品目や出荷先の制限がない保険があればと考えていたところ、昨年収入保険制度を知り、加入を考えました。
 ここ数年は価格が安定していたのですが、昨年の台風襲来により、収入保険に加入を決めました。
 昨年までは無保険でしたが、収入保険は基準収入の9割を補償してもらえるということで、安心して農業を続けられ感謝しています。


「農業経営に頼もしい存在」
【長野県塩尻市 株式会社信州辻農園 代表取締役 小沢 規男さん(68)】

(農業共済新聞[長野県版]2019年5月2週号より抜すい)


 栽培規模=「ナガノパープル」や「シャインマスカット」などの生食用ブドウ100アール、加工用ブドウ100アール

 自然相手の農業をやる以上、どんなことがあるか分かりません。常に家族や関わる人たちを守らなければならないと思っています。
 起業後、さまざまな情報を集めながら効率の良い農業経営を目指して努力してきました。そんな中、昨年、収入保険の資料を目にし、NOSAI職員から説明を受けてすぐに加入を決めました。
 収入保険は、毎年掛金を納めれば一定の収入が補償されます。農業経営を考えたときにこれは頼もしいですね。


「幅広い品目の補償が魅力」
【新潟県上越市 (株)ふるさと未来 代表取締役 髙橋 賢一さん】

(農業共済新聞[新潟県版]2019年6月2週号より抜すい)


 経営規模=水稲50.5ヘクタール、エダマメ8.6ヘクタール、ブロッコリー4.6ヘクタール、大豆2.9ヘクタール、トマト7.5アール(ハウス3棟)

 収入保険のことは、ニュースや新聞を通じて知り、自ら情報収集しました。収入保険は、幅広い品目が補償される、とてもいい制度ですね。
 水稲だけでなく、多くの園芸作物を栽培していますが、「野菜価格安定制度」は品目、産地が指定されているため、利用できませんでした。今後、園芸作物の栽培規模を大きくしていく自社にとって、収入保険はメリットが大きいですね。
 若い社員の雇用の安定のためにも、収入保険は必要です。自然に左右される農業経営を将来にわたって継続していくため、加入を決めました。保険料は万が一、何かあったときの安心料です。今後、安心して経営の拡大に取り組んでいけます。


「待ちに待った収入保険」
【香川県まんのう町 葛原 仁さん(46)】

(NOSAI香川広報紙「NOSAIかがわ」2018年11月号より)


 就農して23年、収入保険のような補償制度ができるのを待っていました。
 ガーベラやマーガレットなど約20品目の鉢花35アールを中心に、ミニトマト12アールも栽培していますが、花は、農業共済制度や野菜価格安定対策のように補償してくれるものがありませんでした。
 園芸施設でしっかり管理していても、気温の寒暖差が大きいと病気は避けられず、大きな被害を受けた年もありました。また、平成23年の東日本大震災時には、全国の花が西日本の市場に集中したため、価格が暴落するという苦しい経験もしました。
 収入保険は自然災害から価格低下まで収入減少をワイドに補償してくれるため、経営のために必要と感じています。


「野菜の補償が必要」
【岩手県金ケ崎町 よこみちファーム株式会社 代表取締役 小原 伸一さん(64)】

( NOSAI岩手広報紙「結いの大地NOSAIいわて」2019年1月号より)


 経営規模=水稲35.4ヘクタール、タマネギ2ヘクタール、アスパラガス80アールの他ミニトマトなど

 水稲だけでなく、野菜も補償の対象になるということで収入保険への加入を決めました。
 アスパラガスは金ケ崎町でも栽培が盛んです。アスパラガス、タマネギとも販売イベントに引き合いが強く、生産量が追いつかないこともあり、タマネギは栽培面積を2ヘクタールまで拡大しました。しかし、野菜価格安定基金の対象外の作物なので収入保険の必要性を感じました
 また、近年は突発的な集中豪雨も多いので、大雨などの水害や病虫害の発生も心配しています。農業生産で年間のキャッシュフローを考えると収入保険は欠かせないものだと考えています。


「カバーの範囲広く安心感」
【福島県福島市 まるせい果樹園 代表 佐藤 清一さん(49)】

(農業共済新聞2019年6月4週号より抜すい)


 経営規模=サクランボやモモなど果樹7品目を栽培、果物狩り(6月~12月)・直売所・園内に設置したカフェを経営

 収穫や管理作業のほかに、果物狩りなどの接客対応もあり、最大25人(うち通年雇用10人)が勤務しています。これだけの人数に遅滞なく給与を支払うには、安定した収入が欠かせません
 収入保険は、品目を問わず「けがや病気が原因で収穫できない」などカバーする減収要因の範囲が広いですね。当園が最も警戒している遅霜は、ひとたび被害を受けると損害額は百万円単位になります。昨年は遅霜のために例年の2、3割しか収穫できない品目もあり、被害の痛みを改めて実感しました。
 最悪の事態になっても救いの道があるという安心感を得たことは、経営にとって大きなプラスになっています。


「自分の目指す経営にマッチ」
【北海道岩見沢市 (有)濱本農場 代表 濱本 壮男さん(42)】

(農業共済新聞[北海道版]2019年7月1週号より抜粋)


 経営規模=水稲782アール、麦1,147アール、大豆519アール、カボチャ503アール

 収入保険を知ったのは、いわみざわ地域・農業活性化連絡協議会で、農林水産省経営局保険課の講演を聞いたのがきっかけです。経営全体の収入の保険であり、保険金を受け取らなければ保険料が下がるという仕組みに好感を持ちました。何よりも収入保険があるから、新しいことにチャレンジできるということに魅力を感じますね。
 天候による減収はもちろん、価格相場の変動にも対応する収入保険を選びました。トータルで見て農業共済よりも掛金が安くなり、自然災害のほか、あらゆるリスクを補償してくれる収入保険が自分の経営に合っていると判断しました。


「掛金も内容も魅力」
【秋田県由利本荘市 農事組合法人田高 代表理事 斎藤 善行さん(69)】

(農業共済新聞[秋田県版]2019年7月2週号より)


 経営規模=水稲23.2ヘクタール、大豆14ヘクタール、タマネギ48.8アール、ミニトマト12アール、セリ6アール

 法人は水稲と大豆がメインです。今よりも米価が下がると大変なので、タマネギやミニトマトなど多品目栽培に取り組んでおり、今年からセリも始めます。作業の効率化を図るため、耕地の集積を進めています。
 法人は設立11年目で、青色申告を行っていたため、収入保険も選択肢の一つでした。組合で開いた説明会に参加し、収入保険と水稲共済・大豆共済との掛金比較シミュレーションをしてもらうなど、職員の方には熱心に対応していただきました。掛金の試算を割安に感じ、収入減少を補てんするという内容も魅力だったので加入しました。
 昨年の水稲のように、収穫しないと分からない減収でも、収入保険であれば対応しているので安心です。


「複合経営の方におすすめ」
【鹿児島県肝付町 丸山 昇さん(68)】

( NOSAI肝属広報紙「きもつき」2019年7月号より)


 主にキンカンを中心に、ほかスイートコーン、ミニトマトなどを栽培しています。
 専業農家となって15年になり、毎年の栽培計画はクリアし、特に問題はありませんでしたが、近年は台風や長雨などの自然災害が多発しています。
 収入保険はほとんど全ての農作物が対象になっており、私のように複合経営をする者にとっては大変ありがたい制度です。
 青色申告が加入の唯一の条件となっておりますので、これを機に青色申告者が増え、多くの人が加入されることを願っております。


「大幅な収入減少の経験から加入」
【鹿児島県鹿屋市 北郷 久幸さん(38)】

( NOSAI肝属広報紙「きもつき」2019年7月号より)


 さつまいもの専業農家として、作付面積や作付品種の拡大、作業方法の改善など試行錯誤を重ねながら、収入を維持してきました。
 昨年、大隅半島を中心にさつまいものつる枯れや芋自体が腐るといった症状が出て、収量も大きく減収となり、収入保険に興味を持ち加入しました。
 40歳を目前に、体力的にはまだ自信はありますが、もし自分自身が病気やけがで働けなくなっても、収入保険が助けてくれると考えると安心して農業を続けることができると思います。


「万が一のバックアップに期待」
 【和歌山県海南市 中西 貞徳さん(41)】

(「NOSAIわかやま」 2019年新年号より)


 経営規模=みかん222アール、清見20.8アール、不知火4.2アール、はっさく8.4アール

 どんなに備えをしていても、台風のような自然災害は自分では防ぎきれません。農業はそのような自然災害のリスクもあり、常に安定していないものだと思います。
 私は、これから農業で家族を養っていくにあたり、万が一の時でも資金面のバックアップがある保険があれば良いなと感じていました。
 収入保険に加入していれば、万が一の時でも収入の8割を補償してくれるという点が加入の決め手でした。


「安心の確保へ加入は不可欠」
 【山口県山陽小野田市 益永 満晴さん(73)】

(農業共済新聞[中国版]2019年7月2週号より抜すい)


 経営規模=水稲15ヘクタール、ブロッコリー76アール、ナス10アール

 定年退職して、本格的に農業を始めて13年になります。当時から青色申告も行っています。収入保険は、不慮のけがや病気による収入の減少でも対応できるということもあって安心ですね。
 NOSAI職員の推進時の熱心な説明が、加入の一番のきっかけです。また、経営所得安定対策の説明会に出席した際、農政局の方の勧めもありました。
 農業を本格的に始めてからこの間は、比較的大きな災害はありませんでしたが、冬場の収入を補うために着手したブロッコリーの栽培では、土質条件や病害虫、天候に左右され、収入がゼロの年もありました。
 働き手が不安を感じないよう、経営を安定させるために、収入保険への加入は必要不可欠ですね。


「リスクに備え拡大を目指す」
 【広島県庄原市 渡邊 諒さん(25)】

(農業共済新聞[中国版]2019年7月2週号より抜すい)


 経営規模=輪ギク70アール、小ギク10アール、スプレーギク20アール

 花きは市場価格に影響を受けやすく、良い商品を栽培しても、出荷するタイミングで収入が大きく変動します。
 実際、3年前の出荷最盛期に大きく価格が下がり、出荷するほど経費がかさむ安値になり、数万本の出荷を断念しました。直販ではすごく手間がかかり、さばける量ではないので、収入が大きく減りました。こんな経験から、これから農業で生活するには、収入を安定、維持する対策があればと思っていました
 収入保険の説明は納得するまで何度も来てもらいました。私は高校、大学校で農業や簿記を学び、就農しました。新規就農者は税理士の指導を受けられたことから、青色申告で特に困ることはありませんでした。


「安定的な良品生産の力に」
 【岡山県倉敷市 髙橋農産株式会社 専務取締役 髙橋 幹雄さん(36)】

(農業共済新聞[中国版]2019年7月2週号より抜すい)


 経営規模=レンコン840アール

 祖父の代から続くレンコン農家を継ぎ、今年で就農6年目になります。
 農業をやる以上、台風などの自然災害や大豊作による値崩れなど、収入減少のリスクは常につきまといます。特にいつか来るといわれる南海トラフ地震への備えが必要と考えています。
 昨年の西日本豪雨も、危機意識を強くするきっかけになりました。雇用主として、経営を安定させることは働きやすい環境づくりにつながりますし、若い従業員が多いので、彼らの生活に責任を持つためにも保険があることは重要と考え、加入を決めました。


「自然災害の恐ろしさ考えて」
 【島根県松江市 若林 大徳さん(65)】

(農業共済新聞[中国版]2019年7月2週号より抜すい)


 経営規模=水稲28アール、ハウス5棟、花き(露地)5アール

 20年前に脱サラして、輪ギクの栽培から農業を始めました。現在はトルコギキョウの栽培を主に行っています。
 就農して3年間は本当に順調で、収入も伸びていましたが、その後2年間は相次ぐ台風と洪水で主力のキクが全滅し、経営危機になりかけました。
 収入保険の補償は自分の過去の収入が反映される仕組みで、対象品目に限定がないのがいいですね。花が市場で評価されるには、安定した生産技術と特色ある品目に挑戦することが求められます。私が一番恐れる自然災害と経営の安定を考えれば、収入保険への加入は必要だと思います。
 今後は将来を担う後継者の育成に向け、収入保険で経営基盤をしっかり支え、より安定した農業経営を確立していければと思います。


「従業員と家族を守るために」
 【鳥取県北栄町 後藤 則和さん(52)】

(農業共済新聞[中国版]2019年7月2週号より抜すい)


 経営規模=コマツナ36アール(年5回)、ホウレンソウ37アール(年5回)、その他野菜30アール

 以前から園芸施設の共済には加入していましたが、大雨などで内作物に被害が出ることもあったので、不安を感じていました。また、青果市場を中心に出荷しているため、価格の変動が大きく影響してくるという不安要素も収入保険を考えるきっかけになりました。
 収穫時などはパートを雇っているので、その方々や家族の生活を守る責任があります。そのため、いざというときの財源を確保することも加入の決め手となりました。
 加入の際に、実情に近づくように収入上昇特例を適用してもらいました。これまでは、できたものを売って結果がついてくるといった感じでしたが、特例で設定した基準収入がひとつの目標として新たなやる気へとつながっています。


「安心して営農を継続するために」
 【福井県福井市 安實 正嗣さん】

(NOSAI福井 収入保険加入推進用チラシより)


 経営規模=水稲20ヘクタール、大麦・大豆6ヘクタール、園芸施設2棟(ネギ、ホウレンソウ等)

 農業経営の一番のリスクは地球温暖化の影響による異常気象だと考えています。近年、収入減につながる大きな災害を経験したことはありませんが、今まで大丈夫だったからといって、これからも大丈夫とは限りません。
 万が一のことがあっても、安心して営農を続けていくために、収入保険に加入して、リスクの管理を行い、営農に専念していきます。収入保険は始まったばかり。今後も様々な経営体に寄り添った制度に期待しています。


「挑戦する農業の支え」
 【福井県坂井市 株式会社ef(えふ) 代表取締役 伊藤 浩一さん(51)】

(農業共済新聞[北陸版] 2018年8月1週号より抜すい)


 経営規模=水稲17.5ヘクタール、大豆15ヘクタール、大麦11ヘクタール、ソバ1ヘクタール、ネギ1ヘクタール、イチゴ園芸施設4棟

 今年から水田でネギの栽培を始めました。複合経営のため、リスクを分散させることができますが、近年の異常気象による災害などの万が一の支えとして収入保険に加入しました。また、併せて園芸施設共済にも加入しています。
 農業保険を支えに、今後は、新しい野菜や栽培方法にチャレンジしていきたいです。


「小規模農家にも魅力」
 【福井県越前市 鈴木 充さん】

(NOSAI福井 収入保険加入推進用チラシより)


 経営規模=水稲42アール

 私は、水稲栽培をしていますが、規模が小さく収入保険など必要ないと思っていましたが、青色申告をしている人なら誰でも入れるとのこと。
 これまでは農業共済に加入していましたが、認定農業者ではないので、ナラシ対策には加入できず、価格低下への備えはありませんでした。
 収入保険はあらゆるリスクに対応し、価格低下も含めて農業収入をカバーしてくれるので、とても魅力的です。


「最善の農業経営を目指して」
 【福井県福井市(農)三西ファーム事務局 西村 一夫さん】

(NOSAI福井 収入保険加入推進用チラシより)


 経営規模=水稲15ヘクタール、大麦・大豆8ヘクタール、キャベツ25アール

 米の生産調整が廃止され、今後は益々、世界を舞台に農畜産物の競争が激化していくと考えられます。さらに、温暖化による気象変動は、自然環境に大きな影響を及ぼすと予想されます。
 私たちは、国の方針や時代の流れを見据え、収入保険の加入を決めました。いつ何が起きるかわかりません。収入保険に加入することでリスクの分散を行い最善の経営を目指していきます


「安心して経営規模拡大へ」
 【岐阜県北方町 加藤 敦士さん(36)】

(農業共済新聞 2019年6月4週号より抜すい)


 妻と共にコマツナを周年で栽培しています。ハウス36棟で、面積は75アール。昨年からは、夏場に小ネギも作り始めました。
 収入保険は、昨年開かれた説明会で知りました。新規就農で頼るところの少ない自分にとって、保険は必要だと感じていたので興味を持ちました。NOSAIの職員さんに来てもらって詳しい話を聞き、自分の経営に合っていると思い、納得して加入しました。

 けがや病気による収入減少が補償の対象になるのは、心強いです。私ぐらいの年齢でも、健康面の問題で働けなくなるリスクはあります。私の両親も手伝ってくれていますし、パートさんや出荷の作業をお願いしている人もいるので、もしものときに収入を確保することは重要です。そのため、補償割合は最大補償を選択しています。掛金については、加入による安心感と、万が一、収入がゼロになったときの補償額を考えれば、妥当ではないでしょうか。


「収入保険も加入 併せて万全」
 【福岡県久留米市 光安 崇栄さん(32)】

(農業共済新聞[福岡県版] 2019年7月2週号より抜すい)


 長男として後を継ごうと福岡県農業大学校に進学し、卒業後は父親と一緒にハウスでミズナ(1ヘクタール)などの栽培に励んできました。
 就農時から土づくりや栽培方法などを自分で考え、試行錯誤を重ねてきました。2年前に父親から栽培を任され、現在は自分が中心となって取り組んでいます。
 農業は自然相手で、思い通りにできないこともあるので難しい。「平成30年7月豪雨」では、灌水施設が水没し被害が発生しました。園芸施設共済の特定園芸施設と併せて、附帯施設にも加入していたおかげで、少ない自己負担で灌水施設の修理をすることができました。  新たに始まった収入保険にも加入したので、自然がもたらす脅威に備えながら、栽培を頑張りたいと思います。


「収入保険に期待したい」
 【群馬県桐生市 山口 忠幸さん(46)】

(「NOSAIぐんま」 2019年VOL.30より)


 農林大学校卒業後、父の元などで12年間修業し、32歳の時に独立しました。現在は、自分と妻、母、パートさんの4名でナスを栽培しています。
 最初は失敗も多くありましたが、家族や地域の人の協力により、年々規模を拡大しながらここまでやってこれました。この感謝の気持ちは常に忘れません。2人の息子たちも農業に興味があるようで、いつか一緒にできたらと夢を膨らませています。
 平成26年の大雪によりハウスが倒壊し、収入が無くなるという大変な思いをしたことから、1月から始まる収入保険に加入しました。また、ハウス本体は園芸施設共済にも加入することで、様々な事態に備えています。収入保険や共済制度が農家のセーフティネットとなるように期待しています。


「収入保険で孫に安心感を」
 【熊本県菊池市 磯田 正和さん(76)】

(NOSAI熊本広報紙「ひのくに」 2019年新年号より抜すい)


経営規模=水稲410アール、WCS(飼料用稲)190アール、小麦305アール、大麦302アール、イチゴ0.5アール

 収入保険の一番の魅力は、やはり収入が補償されることです。これまでは収量のみの補償でしたが、近年多発している高温や暴風、ウンカなどでの品質の低下による収入減少も補償されます。
 もう一つ魅力と感じているのが、全作物が対象という点です。現在、孫が農業高校で学んでいて、卒業後は県立農業大学校を経て就農予定です。将来、孫が就農して、何か他の作物に挑戦する場合も補償されるので、安心です。
 現在は妻と2人で営農していますが、孫が就農するときまでは経営基盤をしっかりとしておかなければと思います。そして就農後の経営において、収入保険が大きな「安心感」を孫にも与えてくれるものだと思います。


「NOSAIが窓口で心強い」
 【青森県十和田市 小川 正孝さん(62)】

(農業共済新聞[青森県版] 2018年11月2週号より抜すい)


経営規模=水稲400アール、ゴボウ200アール、ダイコン150アール、ニンニク120アール

 これまで、野菜の補償についてはNOSAIでの取り扱いがなく、品目ごとに野菜価格安定制度へ加入し、出荷した野菜の価格が保証基準額を下回ったときに助けられてきました。
 収入保険は、価格低下や収量減少の他、さまざまな要因により収入が減少した場合にカバーする幅広い補償内容となっています。そこが、収入保険に加入した一番の理由です。また、品目の限定がないことも魅力です。
 収入保険の説明会は何度も開催されましたので、数回足を運び、自分で納得してから加入する決断ができました。
 加入に必要な書類の準備もNOSAI職員がフォローしてくれるので、農家にとって身近な存在であるNOSAIが窓口になったことはベストな選択だと思っています。


「病気や災害の備えに」
 【青森県つがる市 三橋 弘さん(61)】

(農業共済新聞[青森県版] 2018年11月2週号より)


経営規模=水稲12.8ヘクタール、ブロッコリー1ヘクタール、大豆1ヘクタール

 収入保険制度の説明会に何度か参加し、聞いているうちに、これは良い制度だと思いました。
 私は、昨年6月に体を壊し入院生活を余儀なくされました。そのため、予定していた秋取りのブロッコリー栽培を断念せざるを得なくなり、その年の稲刈りは人を頼んでの収穫となりました。
 そして今年、稲刈り前の収穫を予定してブロッコリーを植えましたが、長雨で定植時期が1週間もずれ込んでしまいました。そして追い打ちをかけるように、猛暑や3度の強風。結果、皆無作に近いものでした。
 病気や自然災害には、なすすべもありません。そんなとき、安定した収入を得るには収入保険は心強く、必要な制度だと思います。
 私はこれまでの苦しい経験上、収入保険の加入を決めました。大きな安心感が得られる収入保険の制度によって、後継者が増えることを強く期待しています。


「家族守るために選択」
 【青森県弘前市 川村 公夫さん(56)】

(農業共済新聞[青森県版] 2018年11月2週号より)


経営規模=園芸施設でトマト40アール

 収入保険の加入の決め手は、家族のためです。
収入保険は、自然災害や価格低下、病気やけがによるものなど農業収入の減少を幅広く補償対象としていて、さらに最高補償限度が9割となっているのは魅力的です。
 近年、異常気象による自然災害が各地で猛威をふるい、大打撃を受けた農家も少なくないでしょう。そんなとき、われわれ農家を支えてくれるのが収入保険だと思っています。
 私は幸いなことに、大病を患ったこともなく現在を迎えていますが、年を取り、病気やけがに気を付けなければならない年齢になっています。病気やけがで、長期間農作業ができない状況になった場合も補償してくれるのは大変助かります。
 息子が後を継いでくれる幸運と、家族の幸せを守るために、私は収入保険に加入することを決意しました。


「保険は必要」
 【京都府宇治田原町 西野 仁さん(52)】

(NOSAI京都広報紙「京彩」 2019年新年号より抜すい)


 茶(1.5ヘクタール)は玉露を生産し、町内の茶問屋に出荷しています。また、茶の一極集中を避け、水稲(50アール)、露地キュウリ(8アール)、ハウス(3棟)でトマトやレタス、軟弱野菜などを栽培することで、年間を通して安定した収入が得られる経営を目指しています。

 茶全体の相場が下がる中、玉露は価格が維持でき、これまで収入の大幅な減少はありませんでした。しかし今年は、冬場の寒害で茶の生産量が3割ほど減少、キュウリは高温と雨不足で2割ほど出荷が減り、台風で2度もハウスが被災するなど、泣き面に蜂です。こういう年のために収入保険は必要だと思います。自分が万一のときにも農産物収入の8割まで補てんしてくれるので魅力です。


「大損害に備え」
 【京都府舞鶴市 添田 潤さん(41)】

(NOSAI京都広報紙「京彩」 2019年新年号より抜すい)


 ハウス(14棟)での「万願寺甘とう(JAにのくにから出荷された万願寺とうがらし)」を中心に、繁殖和牛(4頭)、ブドウ(37アール)が経営の柱です。
 息子たちが農業を継ぐ時に、それぞれの分野で1千万円くらいの収入が確保できているよう、規模を拡大し、いろいろなことに挑戦したいです。

 今のところ大きな収入減少はなく、ハウスの被害もありませんが、今年の災害を見ていると年々リスクが高まってきているなと思います。ハウスが水に浸かったら作物は全滅し、大きな収入減少につながります。
 経営規模の拡大や収入増の見込みにも対応し、保険金が支払われるまでに、無利子で「つなぎ融資」を受けられる点は魅力だと思います。


「挑戦する農家への後押しに期待」
 【山形県大江町 清野 哲生さん(57)】

(「NOSAIやまがた」 2019年3月号より)


 経営規模=リンゴ200アール。「はるか」など、20品種で約800本を栽培。
 収入保険の魅力は、保管中に火事や盗難などの被害にあった場合も補償対象となる点です。果樹の収穫共済と樹体共済に加入していましたが、収穫した物を補償するものはこれまで無かったので、「これはいいな」って。
 加入手続きは、10年ほど前から青色申告をしていたので、加入に必要な書類をそろえる手間も感じませんでした。職員の対応も早く、3回目の訪問で加入の手続きは全て完了しました。
 販路の開拓や新品種の栽培など、常に挑戦し続けたいと思うので、収入保険加入による「安心」でそういう農家の気持ちの後押しとなることを期待しています。


「自然災害のセーフティネットに」
 【熊本県熊本市 上村 英哉さん(55)】

(NOSAI熊本広報紙「ひのくに」 2019年新年号より抜すい)


 経営規模=ミカン430アール、不知火55アール

 経営安定化のために、台風などの自然災害による収入減少のセーフティネットとして収入保険が必要だと思いました。また、市場価格の暴落やケガ・病気による作業の遅延に伴う収入の低下も補償対象というのも魅力です。
 これまでは、品目ごとに加入を行い基準収穫量の減収分の補償でしたが、収入保険は農業者の収入が基準なので、複雑な計算がなく分かりやすいと思います。
 また、これまでの保険よりも、掛金が大幅に安くなっていて加入しやすいです。加入初年度は積立方式部分の負担が大きくても、被害がなければ繰り越されるので、継続加入しやすくなっていると感じます。
 既存の共済制度と全く異なる仕組みとなっているので、今後、経営拡大や後継者への経営移譲を考えている農家の方は、特に加入検討してみてはどうでしょうか。


「個人の収入減少への補償が魅力」
 【熊本県八代市 松村 正和さん(52)】

(NOSAI熊本広報紙「ひのくに」 2019年新年号より抜すい)


 経営規模=水稲232アール、イグサ21アール

 今まで加入していた、いぐさ・畳表農家経営所得安定化対策は、国産畳表の市場価格が助成基準価格よりも下がらないと補償が受けられませんでした。
 収入保険は、個人的な怪我や病気、価格の低下などで収入が減少したときにも補償が得られ、安定した農家経営を継続できるところや、最高で9割の補償を得られるところが魅力です。
 収入が多いほど、掛け捨て部分となる保険料が高くなるところが気になっていましたが、申告すれば経費扱いにはなるそうなので、それも安心しました。
 収入保険は、今まで補償がなかった作物を栽培する農家におすすめです。後継者がいる場合には、大幅に収入が減少しても、きちんと補償されるので、とても助かると思います。新しく就農される方のことも考えた保険だと思います。


「けが、病気のときも補償がある安心感」
 【宮城県東松島市 齋藤 英彦さん(56)】

(農業共済新聞[宮城県版] 2019年6月2週号より)


 水稲10ヘクタールと、トウモロコシやハクサイのローテーション栽培20アールと、ナスなどの野菜苗を手掛けています。夫婦で栽培しているので、どちらかが予期せぬ病気にかかってしまうと、収穫量や収入の減少に大きく影響します。
 病気やけがによる収入減少も補償の対象になるのは心強いですね。不意の事故で、営農が続けられなくなったときも、補償を受けられることで安心できます。
 また、今まで指定野菜の補償制度はありましたが、対象外の品目については不安でした。これからは、全ての農産物を対象に、収入の減少分をカバーしてもらえるので、新しい野菜の品目に挑戦したいと思います。
 今後、高齢化による離農農家からの受託作業が増えることを考えると、個人では限界があると感じています。将来的に、従業員を雇用することになった場合、安定して給与を支給できるよう、補償範囲が広い収入保険は心強いです。


「私は収入保険に決めました」
 【北海道仁木町 勝浦 弘志さん】

(北海道NOSAI会報「NOSAI」2018年10月号より抜すい)


 共済の対象外のサクランボを主体にリンゴ、プルーン、ミニトマトなどを栽培する複合経営を行っていますが、収入保険では、サクランボを含め全ての品目が補償の対象となることが一番のポイントです。
 また、プルーンは本州の主産地の作柄により価格が大きく変動することがあり、ミニトマトも現在、価格は安定していますが、今後、産地間競争等による価格低下が心配です。その点、収入保険では、収量の減少だけでなく、価格の低下も補償してもらえるのは安心ですね。
 さらに、国の補助もあり掛金が安いのも助かります。
 最終的には、共済組合の職員さんからタブレットで果樹共済との比較など、わかりやすい説明をしてもらった結果、収入保険のほうがうちの経営にマッチしていると思ったので、加入を決めました。


「海外への輸出時の為替変動にも安心」
 【宮城県大和町 赤間農業開発㈱代表取締役 赤間 良一さん(60)】

(農業共済新聞[宮城県版] 2019年6月2週号より抜すい)


 「地域農業を支えたい」という一心で、2013年に会社を設立しました。
 水稲は、主食用50ヘクタールと加工用を10ヘクタール、その他WCS用稲を3ヘクタール作付け。加工用米は甘酒生産に利用しています。
 販路は主に農協や近隣のスーパーですが、最近は海外にも展開しています。
 収入保険に加入を決めたのも、輸出時に、為替変動による、収入減少のリスクに備えたいと考えたからですね。
 その他、昨年は3ヘクタールの田んぼが、イノシシによる被害を受けたように、獣害が年々増加していることも要因の一つです。保険の必要性を再認識しました。
 販売する米は、専門機関が実施する成分分析でSランクを受けた良質米にこだわっているので、収入金額を基準に、収入が減少した際の補てん金が算定されるのは魅力的ですし、全ての農産物が対象となることもうれしいですね。


「台風で倒木被害 収量減に備えたい」
 【宮城県亘理町 永谷 和彦さん(67)】

(農業共済新聞[宮城県版] 2019年6月2週号より)


 水稲とリンゴを栽培。特にリンゴは、品種「ふじ」を中心に、早生から晩生まで20品種を手掛けています。
 2018年10月に、台風24、25号が続けて襲来した際には、収穫前のリンゴ落果や、倒木といった深刻な被害を受けました。
 樹体被害の場合は、翌年の着果にも影響するので、今年は例年通り収穫量を確保できるか心配でした。
 今後、このような被害が発生しても、収入保険の最大補償割合を選択すれば、基準収入の9割を下回った場合も安心できますね
 加入時には、青色申告の実績から、保険料や収入が下がった場合の補てん金を、NOSAI職員がシミュレーションし、分かりやすく説明してくれました。果樹共済時代からの信頼関係が決め手になったと思います。
 また、果樹は凍霜害・ひょう害など自然災害は避けられません。果樹農家や、小規模でも新しく挑戦する農家の方々に、経営の支えとなる収入保険をお勧めします


「野菜分野の業務拡大へ」
 【秋田県大仙市 農事組合法人たねっこ代表 工藤 修さん(67)】

(農業共済新聞 2019年5月2週号より抜すい)


 経営規模=大仙市小種地域の5集落を集約し、約98%の農地で営農。主食用米約135ヘクタール、大豆約100ヘクタール、水稲の採種栽培、野菜約6ヘクタール(自社の野菜加工センターで冷凍野菜に加工し、販売)
 2017年7月と8月に発生した記録的な大雨により、大豆の作付け面積の半分以上の約60ヘクタールの収穫が見込めない状況になりました。
 農業共済と収入減少影響緩和対策(ナラシ対策)に加入していましたが、同じような被害がまた発生したとき、野菜の生産・加工を含めた経営全体の収入減少を幅広く補償できる収入保険の方が魅力があると考え、収入保険に移行しました。
 私たちの経営の場合は、基準収入が3億円を超えるため、保険料などの負担が不安でしたが、実際には、水稲共済や大豆共済の掛金、ナラシ対策の積立金を保険料などに充当でき、心配していたほどの負担感はありませんでした。


「けがや病気に備えて」
 【兵庫県神戸市 大西 俊治さん(59)】

(農業共済新聞 2019年5月4週号より抜すい)


 ともに87歳の両親、55歳の妻とイチゴ13.5アール(地域ブランド「二郎イチゴ」を直売)、水稲67アール(うち27アールを弁当販売店へ卸売り)を栽培しています。
 昨年の3月に左腕に大けがを負い、3カ月ほど農作業ができなくなって、家族に大きな負担をかけることになりました。けがや病気で収穫できなくなったときの保険の重要性を痛感し、収入保険への加入を決めました
 これまで加入していた園芸施設共済と建物共済も引き続き加入しています。両方に加入することで、資産であるハウスや建物と収入が補償され安心です。
 青色申告は2004年から実施しています。白色申告と手間も大きく変わらず、取引などの信頼性が高まって良いですね。
 25歳の息子が農業実習を行っており、後を継いでくれるようです。収入保険や農業共済に加入することで、息子も安心して継げると思います。


「「生涯現役」を続けるために」
 【大分県竹田市 吉野 幸恵さん(78)】

(農業共済新聞 2018年10月2週号より抜すい)


 家内の喜代子(72)と水稲(4.1ヘクタール)やブドウ(25アール)、野菜8品目(30アール)の複合経営を営んでいます。ブドウは「ピオーネ」と「シャインマスカット」を栽培し、主に園地に併設する直売所で販売しています。
 民間の生命保険とは違って加入要件に年齢制限がないのがいいですよね。高齢になり最近は腕が上がりづらくなるなど、若いころと同じように作業をするのが難しくなりました。
 年を重ねるごとに健康へのリスクが高まっていく中で、青色申告を行っていれば、収入保険に加入でき、けがや病気による収入減少なども合わせた幅広いリスクに対応してもらえるのがありがたいです。
 収入保険は園芸施設共済(施設内農作物は除く)と同時に加入できるので、収入保険の加入後も引き続き園芸施設共済に加入し「備え」をより一層万全にしたいです。


「大雪、猛暑などに備えて」
 【静岡県伊豆の国市 鈴木 忍さん(54)】

(農業共済新聞 2019年4月4週号より抜すい)


 脱サラして、2013年から本格的にイチゴを栽培。現在、私と妻、息子2人の4人で、「紅ほっぺ」(ハウス8棟、計27アール)を土耕栽培しています。個人客への直売を主体にケーキ店、地元スーパーなどに販売、市場や道の駅にも出荷しています。
 14年2月の大雪で、前年の秋に建てたばかりのハウスが倒壊。収穫間際のイチゴもだめになりました。これまでも園芸施設共済には入っていましたが、この経験からリスクと経営安定を考え、収入保険にも加入しました。
 けがや病気による収入減少も補償の対象になるのはメリットだと感じています。また、年齢制限がないのもいいですね。年齢を重ねると、健康面の不安も出てきます。一人ならばいいですが家族も一緒に働いているので、十分な補償がないと安心できません。そのため、補償割合は青色申告実績3年での最大補償(保険方式78%、積み立て方式10%)を選択しています。


「家族経営を守るため」
 【徳島県鳴門市 谷口 一郎さん(41)】

(農業共済新聞[四国版] 2018年9月4週号より)


 水稲4ヘクタール、レンコン2ヘクタールを栽培しています。
 収入保険の説明会に出席しました。今までレンコンを補償する保険が無かったこともあり、すべての作物が対象になるという点がメリットだと思います。
 掛金などの負担、保険を使った次の年はどれくらい掛金が上がるのかなど心配な面もありますが、家族経営のため、もし自分が腰痛になって仕事ができなくなったら、あるいは家族の誰かが病気・入院したら食べていけなくなるという不安が加入の一番の理由です。
 今後、レンコンは徳島ブランドの新品種に挑戦する計画です。家族経営なので、できる範囲で少しずつ栽培面積を増やしていきたいと考えています。


「出荷不能時に助かる」
 【徳島県鳴門市 戎 芳郎さん(64)】

(農業共済新聞[四国版] 2018年9月4週号より)


 「阿波九条」(青ネギ)を露地・ネットハウスで2ヘクタール栽培しています。
 近年、今までに経験したことのない天候不順が続くので、出荷できない状態になり、いつ収入がなくなるかと心配です。
 ネギを栽培して42年目。祖父の代から60年近くになりますが、ネギは保険とは無関係でした。野菜価格安定制度は、出荷して初めて補償してくれるもの。出荷できなかったら何もありません。
 収入保険は、収入の減少を補償してくれるという安心感があり、安定した経営を続けられることが魅力。
 また、保険の対象とならなかった人の掛金は、年々下がっていくシステムも良いと思います。


「保険料や補償の幅が魅力」
 【長野県佐久市 茂木 泰治さん(68)】

(農業共済新聞[長野県版] 2019年4月2週号より)


 佐久市中佐都地区の茂木泰治さん(68)は、果樹専業農家としてリンゴ100アール、モモ20アールの他、水稲32アールを栽培している。茂木さん方で経営の中心が果樹になったのは祖父の時代だという。それまで水稲と養蚕を営んでいたが、減反政策時にリンゴの団地化が始まり、移行した。
 茂木さんが果樹共済に加入したのは、凍霜害で被害に遭った際にJA果樹部会に勧められたこと。それ以来、40年前から加入してきた。「加入していることで心の安定も得られて、より一層農業に打ち込めた」と話す。
 祖父から伊勢湾台風のことなど、さまざまな災害について聞かされ、自然災害の恐ろしさを知ったという茂木さん。自身も果樹共済に助けられてきたが、加入していた特定危険方式が今後なくなることから、収入保険への切り替えを検討し始めた。
 加入の決め手となったのは、納める掛金などの額や、他の作物も補償される点に魅力を感じたこと。また、以前から青色申告をしていた点も要因になったという。「今までは品目ごとに共済を掛け、共済金が支払われてきたが、収入保険は収入の減収時の対応なのでこれからどうなるか、大いに期待したい」と話す。
 「今あるものを大事にし、農業規模を維持したい。2人の息子に農業を託すことを目標に、その日まで夫婦二人三脚で頑張りたい」と話してくれた。


「収入額に対応する現実的な保険」
 【長野県箕輪町 高田 知行さん、高田 幸代さん】

(農業共済新聞[長野県版] 2019年4月4週号より)


 信州の山に魅了され、駒ヶ岳を訪れていた高田知行さん(50)、幸代さん夫妻。幸代さんの後押しもあり、県の里親制度を利用して箕輪町東箕輪の柴壽さん(元長野県果樹試験場長)の下で2年間研修を受け、同町で就農した。
 「リンゴ70アールとブドウ50アールを経営しています。おいしい!と思ったそのとき、それは健康に育った生命力あふれる命を頂いたという証。農業をして感じるようになりました。このおいしさを皆さんにお届けしたい」と話す。
 これまで果樹共済に加入していた高田さん。加入できない品種があることや、強風による枝ずれなどで品質が悪くなり、価格が低下したときに十分な補償はされなかった。そこで収入保険への切り替えを考えたという。
 「収入保険は農家全体の収入を青色申告に基づいて見ていただけるのがいいと思いました。実際の収入額に対応する現実的な保険で、掛金を比較しても安いことから今回加入することにしました。果樹を栽培している人は入りやすい保険だと思います」
 高田さん方では、地元の小学生に、1年を通じて摘果から収穫までの作業体験を提供。将来多くの子どもが就農することを夢見て、果樹園から農業の楽しさなどを伝えている。
 「今でも、毎日農業の難しさを感じています。季節により、樹により、畑により、変化が分かる農家になりたい」と高田さん。Facebook「Grapple TAKADA」でも農業の楽しさを発信している。


「明瞭な補償内容が決め手」
 【香川県丸亀市 宮﨑 祐一さん(41)】

(「NOSAIかがわ」2019年3月号より)


 モモを専業に、1.5ヘクタール栽培しています。収入保険は損失に対する補てん額が明瞭で、販売金額ベースでの補償を受けられることが加入の決め手となりました。家族経営者にとって、病気や事故での収入減少も補てんしてくれるのは心強いところです。これまでは果樹共済で補償をしてきましたが、収入保険でより安心感が増しました。
 最初は高いなと思った負担金ですが、そのほとんどは積立金が占めるということ。預金と思って、積立方式にも加入しています。補てん金の支払いがなければ、年々保険料が安くなっていくのもいいですね。
 近年は甚大な気象災害や獣害など、肥培管理だけでは防ぎきれない災害が多くなりました。もしものとき、心強い補償に期待しています


「加入で万が一のときへの安心」
 【香川県三豊市 関 遂男さん(46)】

(「NOSAIかがわ」2019年3月号より)


 ブロッコリー80アールの他、水稲8ヘクタール、小麦6.4ヘクタールを栽培しています。専業になって9年目で、青色申告は平成26年からしています。
 昨年2月の寒さでブロッコリーの生育が止まり、4月には収穫できない20アールほどを鋤き込みました。近年、ゲリラ豪雨をはじめ、予期せぬ突発的な自然災害が多発しています。いつ何が起こるか分からない今こそ、収入保険に加入していれば、もしものときに安心感が得られます
 また、職員の方が保険料などのシミュレーションを何度もしてくれました。私の場合、既存の水稲・麦共済の掛金に比べ、収入保険の保険料の方が安いということが分かりました。アドバイスしてくれたことも加入の決め手になりました。
 周りの農家で青色申告している人がいれば、加入を検討するよう勧めています。


「品質低下の収入減も補償」
 【岩手県一関市 小野 正一さん(68)】

(農業共済新聞 2019年事業推進特集号より)


経営規模=水稲26ヘクタール、小麦8ヘクタール

 水稲の栽培面積26ヘクタールのうち、4ヘクタールで昨年市場デビューした県の新ブランド米「金色の風」を作付けています。今年は面積を拡大し、ブランド力を高めるためにも、品質の良い栽培を心がけています。
 農業の多様化により、現行制度だけでは十分な補償を受けることが難しくなっていると感じています。収入保険制度は、ブランド米も生産者ごとの販売価格で補償されるのがメリットです。また、昨年のような天候不順の年には「くず米」が多くなり、販売収入の低下が心配されます。収入保険ではこれらもカバーされるので、期待しています。
 保険金の支払いは青色申告後の審査となるので、現行制度より遅れることが想定されます。農業は先行投資の部分が大きいので、早期支払いが理想ですが、収入保険制度には「つなぎ融資」を活用できるとのことですので、農家は助かると思います。


「園芸施設共済と併せ備え万全」
 【三重県玉城町 野口 嘉人さん(54)】

(農業共済新聞 2019年事業推進特集号より)


経営規模=キク32アール、トルコギキョウ3アール

 白ギクの価格低迷が続いているので、単価の高い黄ギクを導入しました。
 また、市況を読み、出荷を合わせることは簡単ではないため、安定して高値出荷できるトルコギキョウの試験栽培に取り組んでいます。
 挑戦に失敗はつきものですが、もしもの時のダメージはやはり心配です。「失敗の影響を軽減できる保険でもあれば」と思っていたところに、制度の説明を受けることができました。
 加入の決め手の一つは、NOSAI職員との信頼関係。私の経営内容をよく理解して勧めてくれているので、間違いないと思えました。
 園芸施設共済(ハウス本体)と農機具共済、建物共済に収入保険を組み合わせます。自分自身のけがなどが原因の収入減もカバーされ、経営に必要な支えが網羅されます。
 この先どんな挑戦の機会があるかわかりませんが、備えによる安心材料ができたと思います。


「従業員の所得安定のために」
 【新潟県新潟市 諸橋 弥須衛さん(78)】

(農業共済新聞[新潟県版] 2019年4月2週号より)


 「従業員に安定した所得を保障したいと思い、収入保険への加入を決めました」と話すのは、諸橋弥須衛さん(78)。新潟市江南区茗荷谷の「諸橋弥次郎農園」の代表を務めている。
 同農園では、3人の正社員と6人のパートタイマーが働いており、ハウス8棟でイチゴ「越後姫」を中心とした経営を行っている。越後姫は土耕栽培を徹底し、県内だけでなく、北海道から九州まで全国へ発送している。
 その他にも、水稲6ヘクタール、エダマメ1.2ヘクタール、ナス、タマネギ、キャベツ、ニンジンなどを栽培。加工品にも力を入れており、もち米は餅に、ナスはナス漬けに加工し販売する複合経営を行っている。
 「昨年は自然災害が多い年でした。くず米が多く、米の売り上げが相当落ちてしまいました」と諸橋さん。近年の災害を振り返ると、何が起きるか分からない状況だと感じているという。
 「農家仲間や説明会、ラジオで収入保険のことを聞きました。栽培している作物の種類が多いので、作物が限定されず、総合的に補償してくれる収入保険は助かりますね」と話す。
 加入の条件である青色申告は、15年以上前から実施していたことで、加入を検討することができた。新聞などからも積極的に情報を集め、加入を決断したという。
 「従業員の生活が懸かっているので、経営を安定させることは何よりも重要です。収入保険は頼れる制度だと思います」と力強く話す。


「露地キュウリの不安をカバー」
 【福島県二本松市 斎藤 正紀さん(64)】

(農業共済新聞[福島県版] 2019年1月1週号より)


経営規模=水稲295アール、キュウリ35アール

 昨年秋から収入保険制度の受け付けが始まり、私も加入しました。
 露地でキュウリを栽培しているので、収量や品質が天候に左右されます。価格も変動し、収入が不安定です。そのため以前から「自助努力ではどうすることもできないことをカバーしてくれる保険がほしい」と思っていました。
 収入が安定すれば、冬場も新たな作物栽培に取り組みやすくなります。農家にとって収入保険が魅力あるものになってほしいです。