【収入保険】私の選択・加入者の声


「けがなどの収入減もカバー」
【福岡県添田町 井上 茂之さん(68)】

(農業共済新聞[九州北部版]2019年8月4週号より抜すい)


 経営規模=花き(トルコギキョウ、ダリアなど)ハウス75アール、ナシ10アール

 周年出荷ができるように、約10品目の花をローテーションしながら栽培しています。収穫期が長い品目が栽培しやすいですが、市場や花屋、お客さんのニーズに合うものでないと売れません。品種特性などを踏まえ、一つ一つの花に手をかけ、秀品率が上がるように努めながら、毎年売り上げ目標を達成できるように励んでいます。
 経営では、けがや病気で作業ができずに売り上げが落ち込んだり、台風などでハウスが倒壊し、内作も被害に遭ったりするのが心配です。園芸施設共済にも加入していますが、収入保険は自然災害だけでなく、けがや病気による収入減にも備えられるので心強いです。これからは他の人にも収入保険を勧めていきたいです。


「あらゆるリスクに備えて」
【福岡県朝倉市 (有)オクノ 代表取締役 奥野 和美さん(53)】

(農業共済新聞[九州北部版]2019年8月4週号より抜すい)


 経営規模=タデ(ハウス8棟)

 妻と息子と一緒に、パート従業員を雇用しながらタデを栽培しています。タデは薬味や刺し身のツマとして用いられ、JA筑前あさくら紅たで部会で全国の8割以上を生産しています。
 タデは、収穫適期を逃すとすぐに色が変化してしまうので、播種から収穫、調製作業まで時間との勝負です。また、種から発芽した幼芽を収穫するので、発芽率が悪いと収量が落ちます。
 今年、県の野菜生産出荷安定事業から収入保険に移行しました。近年は豪雨被害が頻発するなど、予想もつかない災害に見舞われる心配があります。収入保険は災害だけでなく、けがや病気による収入減少にも備えられるので、安心して栽培に励めます


「価値高い品種に挑戦できる」
【大分県中津市 松田 喜八郎さん(62)】

(農業共済新聞[九州北部版]2019年8月4週号より抜すい)


 経営規模=原木シイタケ52万コマ(年間生産量:乾シイタケ約4トン、生シイタケ約8トン、「もっこり君(登録商標)」という名称で販売)

 収入保険は、販売収入の上昇傾向も勘案して基準収入を設定し、補償してくれるのでありがたいです。
 私が栽培する「こうたろう」という品種は、肉厚でうまみや香りに優れ市場価値が高い一方、菌自体がとても弱く活着不良が起きやすい難しい品種です。
 妻とともに様々な経営努力をしてきましたが、原発事故による風評被害で市場価格が3分の1に暴落、影響は今も続いています。
 リスクはあるが価値の高い品種一本に統一できないか悩んでいたところ、収入保険が始まり、おかげで安心してチャレンジできます。
 今年から息子夫婦も後継者として就農してくれるようになりました。原木シイタケで今まで以上に収益を上げ、安心して経営を任せられる形をつくりたいですね。


「補てん割合の選択幅に魅力」
【大分県豊後大野市 (有)旭 代表取締役 田中 拓次さん(41)】

(農業共済新聞[九州北部版]2019年8月4週号より抜すい)


 経営規模=茶6.2ヘクタール、サツマイモ80アール

 茶にとって一番のリスクは、売り上げの6~7割を占める一番茶への霜害です。よく、「八十八夜の別れ霜」といいますが、近年は温暖化の影響からか晩霜害がひどく、さらに遅れて発生するようになりました。
 2004年の新植当初から霜害を経験し、痛い思いをしたので保険の必要性を感じていましたし、補てんの割合を選べる選択肢の幅があるのがいいですね。
 現在、茶は年間約13トン生産し、一番茶の半分と二番茶はペットボトル飲料水の原料として契約出荷しています。契約栽培では、良い物を作ればそれなりの単価ですぐ現金化できるメリットもありますが、全国の平均市場単価の低迷が続いているので、契約単価も今後下げられるリスクがあります。価格低下による収入減少もカバーしてもらえるのはありがたいです。


「年間収入を補償」
【静岡県牧之原市 大石 守昭さん(61)】

(NOSAI静岡県中部広報紙「しずおか県ちゅうぶ」2019年7月号より抜すい)


 もともと私は茶共済(災害収入共済方式)に加入していましたが、凍霜害が何年か続き、基準収穫量が下がってしまったこともあり、共済金の支払対象となることはほとんどありませんでした。以前は水稲、養豚業も営んでおりましたが、現在は茶以外の収入はなく、他の作物で収入をカバーすることができません。
 収入保険は、一番茶だけでなく、年間収入の9割が補償されることが魅力です。ここ最近の異常気象は、毎年日本のどこかで甚大な被害をもたらしています。地球温暖化とはいえ、他県では5月に霜の害も報告されています。いざという時のため、私は収入保険への加入を決めました。
 掛金の分納ができたり、保険を使わなければ翌年の掛金が安くなるのはありがたいのです。


「安心して農業ができます」
【静岡県浜松市 加藤 和男さん(60)】

(NOSAI静岡県中部広報紙「しずおか県ちゅうぶ」2019年7月号より)


 みかん530アール、花木5アールを栽培しています。
 十数年前、みかん園地までの道が寸断される程の大雨が降り、段々畑が崩れてしまったことがありました。その年は、少し収穫はできたものの、みかんの木も被害を受け、復旧するまでに本当に大変な思いをしました。
 今まではマルエム出荷組合として果樹共済に加入していましたが、九州へ視察に行った際に、視察先の方からも、収入保険はオールリスクに対応しているから、加入を考えているという話を聞き、興味を持ちました。
 最近は異常気象による災害も多く、不安を感じていましたが、収入保険は単一品目に限らず、青色申告を基に個人の収入に対して、経営努力では避けられない収入の減少を補償してくるので安心して農業ができます。


「価格変動に頼もしい備え」
【栃木県鹿沼市 (株)コバヤシファーム 代表取締役社長 小林 哲哉さん(42)】

(農業共済新聞[北関東版]2019年10月1週号より抜すい)


 栽培規模=ホウレンソウ10ヘクタール、コマツナ40ヘクタール

 農業収入全体をカバーする、どの保険会社にもない商品です。茨城県や群馬県の仲間にも制度を勧めています。
 露地野菜は自然災害を受けやすく、 2013年に竜巻、2014年に雪害、2015年に水害を受けた苦い経験があります。作物を問わずに加入できるのはありがたいです。
 スーパーとは価格固定で契約していますが、今年のように生育が順調だと市場が飽和状態になり、価格が低迷し、注文数が減少します。こうした価格変動に備えられるのも大きいですね。今年も保険期間中に価格低迷による収入減少があり、日本政策金融公庫からの融資を受けましたが、その際にも制度への加入が加味されました。
 地域が高齢化していく中、委託される圃場の数も増えますが、その農地の良し悪しは作付してみないと分かりません。こういったリスクがあっても、加入していれば、リスクを恐れずに挑戦できます。


「けがや病気のときも安心」
【山梨県笛吹市 雨宮 美武さん(37)】

(農業共済新聞2019年9月4週号より抜すい)


 両親、妻と4人で、1.7ヘクタールほどで、「日川白鳳」と「浅間白桃」を主力に、「はなよめ」「一宮白桃」「黄金桃」など多品種を栽培しています。
 加入の決め手は、けがや病気による収入減少が補償の対象になることです。万一のとき、誰かに管理を頼もうにも、みんな同じ時期に忙しいので、難しいかもしれません。
 また、私たちの地域では、今年の5月にひょうが降り、かなりの被害が発生しました。自然災害のリスクは高まっていると思います。
 市場価格の低下による収入減少も補償対象になるのは、収入保険の大きな魅力ですね。掛金は、補償される範囲を考えれば、高くはないと思います。
 収入保険に興味がある仲間から「加入してみてどうだった?」などと聞かれることがあります。私としては、被害・事故の有無にかかわらず、収入保険に加入していることで安心して仕事に取り組めたことが大きかったと感じています。


「保険料は収入安定のための必要経費」
【山形県高畠町 瀧澤 明大さん(40)】

(NOSAI山形広報紙「NOSAIやまがた」2019年9月号より)


 栽培規模=水稲6ヘクタール、露地キュウリ30アール

 収入保険の魅力は、野菜に対する補償があることですね。露地野菜は天候に左右されますし、相場が変動したり、家族の病気などで人手が減ると収入が変わります。少しでも収入が安定するようにと、多少掛捨て部分があっても「必要経費だ」と思って加入しました。車の任意保険と一緒で、加入していると安心です。
 加入手続きは、国や県の助成金申請時も過去5年間の青色申告実績を提出したので慣れていますし、面倒ではなかったですね。私の場合は顔見知りの職員に説明や手続きに来てもらったので、話しやすくて全く心配なかったですよ。
 私は掛金がいくらになるのか試算してもらい、その金額なら加入しようと決めました。まずは試算してもらうことをお勧めします。


「自分の収入を基準に」
【山形県鶴岡市 佐藤 吉紀さん(67)】

(NOSAI山形広報紙「NOSAIやまがた」2019年9月号より)


 NOSAIの広報紙や新聞などで、収入保険が始まることは知っていました。個人の収入を補償する保険ということで興味を持っていたところ、地区の青色申告連合会の会議の席で、NOSAIに詳しく説明してもらったのが加入のきっかけです。
 水稲主体の経営のため、収入保険に加入するメリットがあるのかとも思いましたが、ナラシ対策は県平均を基準にしているので、自分が悪くても発動するとは限りません。そう考えると、自分の収入を基準に補償される点で、収入保険は魅力的でした。
 近所に野菜や花を生産している若い農家がいて、収入保険は大きな安心につながると思い、彼らにも勧めて一緒に加入しました。今後、規模拡大等を考えている農家には、補償範囲の広い良い保険だと思います。


「原木シイタケにはなかった保険」
【山形県三川町 石栗 聡さん(37)】

(NOSAI山形広報紙「NOSAIやまがた」2019年9月号より)


 栽培規模=水稲6ヘクタール、原木シイタケ年植約18,000本

 集落の集会で、NOSAIの職員から収入保険が始まると聞きました。原木シイタケを栽培している自分にとっては、今まで補償の無い分野だったので興味を持ちました。
 原木シイタケ栽培は現在、原木の価格が非常に高騰していることもあり、榾木(ほだぎ)作りを一度失敗すると、翌年の再生産が極めて困難で、廃業に追い込まれる可能性があります。また、突発的な自然災害への不安もあったので、それらのリスクを回避するために加入しました。
 同規模で、品質を保ちながら生産性を向上させる栽培方法には、リスクが伴います。収入保険の補償ができたことで、その栽培方法に取り組めるようになりました。


「収入の減少が補償対象」
【茨城県大子町 佐川 明宏さん(50)】

(農業共済新聞[北関東版]2019年10月1週号より抜すい)


 1.5ヘクタールで50品種近くのリンゴを栽培し、観光リンゴ園を経営しています。ほぼ全量を果樹園で販売しています。
 過去に降ひょう被害や台風被害を受けたこともあり、更に中山間地域のため、イノシシによる苗木や下枝の被害も多く、心配は尽きません。
 私の地域では、リンゴを対象としたセーフティネットがなかったので、品目に関係なく農業収入の減少を補償する保険はありがたいです。市場価格ではなく自分の販売金額で補償することや、無利子のつなぎ融資があることも魅力ですね。

 現在、山形県で農業研修中の息子が、来年、後継者として戻ってくるのを機に、新規作物としてブドウを栽培し、危険分散を図りたいと思います。
 新規作物チャレンジへのリスク回避と、何よりも「息子に安定した農業経営をさせたい」という思いがあり、加入しました。


「従業員のために必要」
【高知県四万十市 山本 泰司さん(50)】

(農業共済新聞[四国版]2019年9月4週号より抜すい)


 栽培規模=ラッキョウ250アール、ナバナ900アール

 農業を始めたころ、ハウスでセンリョウ栽培を始めたときには、相次ぐ台風でハウスが被害を受け、一度も収穫をしないでやめたことがあります。3年ほど前には、試験的にラッキョウの肥料を変えたところ、生育が悪く売り上げが予想の3分の1まで落ち込んだこともありました。こういった失敗や災害のダメージを軽減してくれるのが収入保険だと思います。
 高知県は災害の多い県でもありますし、私の栽培しているラッキョウ、ナバナは海岸近くの農地ですから津波が起きれば全滅する心配もあります。現在は多くの従業員に働いてもらっているので、その方たちの給与の支払いを考えても収入保険は必要だと考えています。長男も数年前から独立して農業を始めているので、収入保険への加入を勧めたいと考えています。


「家族で異常気象に備えて」
【千葉県富里市 下山 修弘さん(40)妻 幸恵さん】

(NOSAI北総の担当職員によるインタビューより)


 経営規模=にんじん605アール、サニーレタス120アール、らっかせい60アール、ブロッコリー50アール、だいこん40アール、その他野菜55アール

 収入保険は、父からの勧めもあり、以前から加入を検討していました。その後、NOSAI職員から話を聞いたり、色々な会議や説明会に出席し、家族とも相談した上で加入を決めました。
 私の栽培する露地野菜は、天候に左右され、自然災害や価格低下などの色々な心配ごとがあります。また最近は、大型台風や集中豪雨などの異常気象も心配です。
 収入保険は、そういった色々な心配ごとに対して補償してくれるので、安心して農業に打ち込めることが加入の決め手となりました。


「安心して農業経営に挑めます」
【茨城県筑西市 遠藤 純也さん(44)】

(NOSAI茨西広報紙「いばにし」2019年4月号より)


 水稲、麦、大豆、そばの経営を行っています。3年前に義父が病気を患い、それを機に妻と共に就農しました。現在、亡くなった義父の遺志を継ぎ、義母を含めた3人で農業を行っています。
 就農間もない期間で義父が亡くなったため、当初は残された家族で手探りの状態でした。周囲の方からの協力も得ながら、1年、また1年と季節を繰り返し、農業の知識や経験を積み重ねています。

 新たにスタートした収入保険については、義父も生前、このような制度ができた際には加入したいと話していました。義父から引き継いだものを守りながら、さらに営農規模の拡大も目指したいと考えています。販売収入が補償される収入保険に加入した事で、安心して積極的な農業経営に挑むことができます。


「どうしようもできない被害への対策に」
【茨城県古河市 株式会社内田農園 代表 内田 信一さん(62)】

(NOSAI茨西広報紙「いばにし」2019年6月号より)


 キャベツ、レタス、生姜など野菜を中心に栽培しています。
 私と妻と娘夫婦の4人を中心に収穫から出荷、集荷や事務処理などを行っています。収穫及び集出荷作業は、従業員7名と野菜を納品している取引先から農作業の経験をするために来ている社員(入社1、2年目)4名、ラオスからの研修生8名で行っています。
 新たにスタートした収入保険については、特に農業は自然との戦いであり、天候は自分ではどうしようもできないことなので、対策として収入減少を補える収入保険への加入を決めました
 組合には今まで以上にPRしてもらい、将来的には、認定農業者が収入保険に加入するのが当たり前となるような制度になってほしいですね。
 将来は、ハウスの拡張を含め規模拡大を行い、一歩先を見据えた経営をしたいです。


「補償範囲が広く安心」
【茨城県下妻市 若本 智さん(55)、夏美さん】

(NOSAI茨西広報紙「いばにし」2019年10月号より)


 梨栽培の師匠でもある父と妻の3人で「幸水」、「豊水」、「あきづき」、「新高」のほか、まだ出荷はしていませんが茨城県オリジナルの新品種である「恵水」を加え2ヘクタール程を栽培しています。
 今年は、黒星病、みつ症状などの病気や、台風の影響による落果もあり、収入への影響が懸念されますが、収入保険に加入しているので、今までの果樹共済に比べ補償が大きく、気分的にも楽になり安心していられますね。
 妻は、家事と子育てをしながら農業も頑張ってくれて、とても感謝しています。今後も、家族で頑張れる現在の規模を維持していきたいと思っています。


「病気やけがのときも補償」
【新潟県南魚沼市 神南 厚志さん(47)】

(農業共済新聞(新潟県版)2019年8月2週号より抜すい)


 水稲10ヘクタール、アスパラガス10アールの他、ハウス2棟5アールでミニトマトを栽培しています。
 収入保険には最大補償の9割で加入しました。収入保険のことは、周囲で話題になっていましたし、会議や説明会でもよく耳にしていました。水稲共済の品質方式と収入減少影響緩和対策(ナラシ対策)に加入していましたが、「複数品目を栽培しているため、収入保険が最適ではないか」とNOSAI職員から勧められ、保険料の試算を行いました。

 保険料は、水稲共済とナラシ対策に加入していた時より高いですが、水稲だけでなく幅広く補償してくれるので、それほど高いという印象はありません
 現在、水稲はほとんどの作業を一人で行っているので、自分が病気やけがで栽培できなくなったときも補償してくれるのが収入保険の魅力です。今後は、ハウスをもっと増やして規模拡大していきたいです。


「共済制度以上の補償範囲が心強い」
【鳥取県鳥取市 田崎 俊亮さん(40)】

(NOSAI鳥取広報紙「NOSAIとっとり」2019年盛夏号より)


 経営規模=梨65アール、ブドウ20アール

 今年で就農して4年目です。元々は果樹共済制度への加入を考えていましたが、収入保険についての説明を聞き、色々参考にしながら加入を決めました。
 収入保険は、売り上げに対しての補償という点が大きな魅力に感じます。私の現在の販路は進物や直売などが多いのですが、そういった市場単価に左右される販売収益に柔軟に対応できる制度であるというのも、加入の決め手の一つとなりました。また、最大で基準収入の9割という、既存の共済制度以上の補償範囲の広さも心強く感じます。
 今後も徐々に経営規模を拡大していきたいので、様々な状況に対して経営を補償出来る収入保険への期待は大きいです。


「出荷できない場合も対象に」
【鳥取県大山町 高見 達雄さん(72)】

(NOSAI鳥取広報紙「NOSAIとっとり」2019年盛夏号より)


 ブロッコリー600アール(初夏150アール、秋冬450アール)、スイートコーン10アールで加入しています。
 ブロッコリー栽培は排水対策が重要になります。根が短いため、長雨などで水に浸かってしまうと、根が枯れてしまい商品になりません。ブロッコリーには野菜価格安定制度がありますが、自然災害などで出荷できない場合の補償がありませんでした。近年は被害の大きな自然災害が多く、台風被害も鳥取県では風より雨被害が目立つようになってきたので、自然災害による減収も対象となる収入保険の存在は大きいですね。
 収入保険の加入対象要件となる青色申告は7年前に始めました。青色申告をすることで、自分の経営を分析して今後の経営に活かせるのでおすすめです。


「日々のデータ管理で手続きスムーズに」
【山梨県北杜市 坂本 貴司さん(43)】

(NOSAI山梨広報紙「NOSAIやまなし」2019年7月号より抜すい)


 経営規模=約2ヘクタールで有機野菜(露地野菜30品目)

 昨年11月頃に、NOSAI職員の長坂さんから「野菜の補償は今までなかったので、ぜひ坂本さんにおすすめしたい。」と連絡をいただき、収入保険の説明を伺いました。
 野菜は米などと違って、畑をまわしながら年間の作業を行います。特に苗を作る春先に長期で休むと、その年の収入がほとんどなくなってしまうので、以前から不安はありました。収入保険では、けがや病気で収穫ができない場合でも、年間収入が補償される点がいいですね。
 多品目栽培ですが、販売金額や栽培面積、作業日誌はすべてパソコンで管理しているので、加入申請手続きに問題はありませんでした。地域の平均単価ではなく、実際の販売単価で基準収入を算定できました。
 補償される金額に対して、保険料等は安いと感じました。収入がゼロだった場合でも、基準収入の8割以上が補てんされるわけですからね。


「収入保険で万が一に備える」
【埼玉県狭山市 松井 克実さん(50)、次女 由佳さん】

(NOSAI埼玉広報紙「NOSAIさいたま」2019年7月号より抜すい)


 25年ほど、本格的に農業に取り組んでいます。米、麦、大豆を栽培しており、今年から次女が主体となり、新たにネギの栽培を始めました。
 収入保険では決算書の数字を使うので、実際に支払われる保険金が目に見えて分かりやすいこと、また作物ごとに個別で加入するのではなく経営全体で加入できることも魅力だと思います。掛金がすべて掛け捨てではなく、積立部分があることも良いですね。周りの農家を見ても、大規模の農家は収入保険の加入に意欲的だったと感じました。
 今のところ被害はなく、保険は使わないようにできることが一番ですが、なにがあるか分からないので備えて安心したいと思っています。


「農業を守る収入保険に期待!」
【埼玉県熊谷市 新井 清澄さん(71)】

(NOSAI埼玉広報紙「NOSAIさいたま」2019年7月号より抜すい)


 主食用米12ヘクタール、飼料用米3.7ヘクタール、小麦5.6ヘクタール、二条大麦7ヘクタールを栽培しています。
 私の暮らす地域は自然災害が少ないのですが、事故や病気で動けなくなった経験から、万が一に備えるという気持ちで、以前から共済制度に加入していました。収入保険への加入の決め手は、NOSAI職員の方に他制度と比較した掛金や補てん金の算定シミュレーションをしていただき、収入保険の方がより魅力的だったことです。
 価格の低下や保管中の事故など今までは補償できなかった部分が補償されることや、ほぼすべての作物が対象となっていること、農家収入全体をひとつとして加入できることがメリットだと感じています。特に複数品目を栽培している農家には最適な保険だと思い、知人の野菜農家にも加入を勧めました。


「リスク回避により安定した農業経営へ」
【埼玉県行田市 (株)O・いしいファーム 代表取締役 石井 幸壽さん(70)】

(NOSAI埼玉広報紙「NOSAIさいたま」2019年7月号より抜すい)


 水稲18ヘクタール、麦類10ヘクタールと米麦中心の経営を行っています。収入保険は、農業経営をしていくうえで、突発的な事故やゲリラ豪雨のような予想を超える自然災害に対応できる保険だと思い、いち早く加入を決めました
 経営管理は、20年程前からソリマチの農業簿記のソフトを利用して、常に費用対効果を意識しながらPC上で経営分析をしています。収入保険は、今後の農業経営に必要不可欠な制度だと感じており、減収時の補償に大いに期待しています。また、地元の農家から税申告の相談を受けることが多く、収入保険に興味がある農家にはNOSAIへ相談するよう勧めようと思っています。


「請け負った農地に責任を持って」
【大阪府高槻市 大綱 晋太郎さん(82)】

(NOSAI大阪広報紙「NOSAIおおさか」2019年秋号より)


 経営規模=水稲3ヘクタール

 収入保険制度の導入が決定された時は様子を見てからと思っていましたが、昨年の台風がきっかけで加入について真剣に考えるようになりました。
 30年以上前に「地域の農地を守りたい」と思い集落営農を始めました。現在、高齢のため耕作できない人の農地を請け負って水稲を栽培しています。
 水稲共済に加入していましたが、請け負ったからには責任を持ちたいという思いもあって、いろいろなリスクに対応する収入保険制度への加入を決めました
 これまで大きな被害の経験はありませんでしたが、以前野菜を栽培していた時は、市場価格の低下などを経験しました。万が一、収入が減少した場合に補償を受けられるところが魅力ですね。


「収入保険は安心材料」
【京都府宇治市 寺川 勝之さん(53)】

(NOSAI京都広報紙「京彩」2019年夏号より)


 経営規模=茶150アール

 寺川早生、さえみどり、あさひ、なりの、さみどりといった品種を栽培しています。早生品種から晩生品種まで栽培することで、収穫時期の集中を避けています。
 農業収入を補償してくれるこんな保険はこれまでなかったと思います。品質、価格ともに安定した経営ができていますが、昨年のような豪雨や干ばつなどの異常気象が茶の改植時期と重なれば、生産量が落ち込むことも考えられます。5月に手摘みした碾茶用の一番茶のみで勝負しているので、収入保険は安心材料です。他の生産者にもぜひ勧めたいです。
 近い将来、息子が就農する予定で、ともに伝統的な茶生産を残していきたいです。


「もしもの時に備えて収入保険を」
【京都府京都市 堀内 眞治さん(65)】

(NOSAI京都広報紙「京彩」2019年夏号より)


 経営規模=ハウス(連棟ガラスハウスなど)30アール

 京都府の品評会で農林水産大臣賞を受賞した経験を誇りに、良質な花苗や鉢花の生産と、直売所に出荷する多品種の野菜やハーブを需要に合わせて栽培しています。
 経営は安定していますが、昨年や一昨年の台風でガラスハウスに被害を受けました。園芸施設共済にも加入していますが、ゲリラ豪雨などの異常気象でハウス内が浸水すれば収入が不安定になる恐れがあります。収入保険はそんな時の備えです。
 今後息子の農業経営に備え、経営の安定化や機械化も視野に入れつつ、私は作物を育てる楽しさを大切に経営の基盤を整える予定です。


「再建時のダメージから守ってくれる」
【京都府福知山市 片岡 美惠子さん(70)】

(NOSAI京都広報紙「京彩」2019年夏号より)


 経営規模=ハウス4棟、水稲約9ヘクタール、畑作物70アール

 ハウスでトマトやホウレンソウ、ミズナなどを栽培するほか、水稲や大豆、ジャガイモなどの野菜を栽培しています。地域の農地を守り、楽しみながらも現状の規模を維持していきたいです。
 近年の大雪や台風でハウスが連続して被害に遭いました。園芸施設共済に加入していますが、大きな自然災害でハウスが被災すると、建設する資材も人手も不足し、撤去・再建には時間がかかり、その間の収入は大幅に落ち込みます。そういう時に収入保険は良いんじゃないかな。後を継ぐ息子のために、経営安定に向けた準備はできるだけしておきたいです。


「収入保険は経営安定の手段」
【京都府京丹後市 藤原 典道さん(31)】

(NOSAI京都広報紙「京彩」2019年夏号より)


 経営規模=ゴボウ2.5ヘクタール、ニンジン2ヘクタール、加工用キャベツ1.5ヘクタール、ハウス2棟(ミブナ)など

 就農6年目を迎えた今年から父親と一緒に経営し、ゴボウ、ニンジン、加工用キャベツの生産を行い、規模拡大と市場出荷と契約栽培による安定的な生産・販売に取り組んでいます。
 昨年は長雨後に続いた猛暑のおかげでゴボウが罹病し、売上げが前年の6割にまで落ち込みました。自然災害を受けやすい農業にとって、収入の9割を補償の対象とする収入保険は、経営安定の手段のひとつです。
 京丹後市の知名度を上げようと、京丹後市内の農家が集える機会を作り、地域全体で農業を振興させたいと活動しています。それには、自分の経営安定は必須の説得材料ですからね。


「品目にとらわれない補償」
【長崎県川棚町 一瀬 薫さん(60)】

(農業共済新聞[九州北部版]2019年8月4週号より)


 経営規模=トマト57.2アール、キュウリ35アール、水稲102.7アール

 一年を通じて、私が栽培するトマト、キュウリ、水稲の価格は安定していますが、異常気象や考えられないような災害に遭い、作物が収穫できずに年間の収入が無くなってしまうと、経営を続けていくことは困難です。
 近年は、過去に経験したことのない災害が増えてきており、いつくるか分からない災害への「備え」として加入することを決めました。
 収入保険は、減少した収入金額をカバーしてくれますが、個々の作物に対してではなく、品目にとらわれずに経営全体を補償してもらえるところがいいですね。また、経営の規模を拡大しても、それに合わせた補償ができるシステムもいいと思います。


「災害時に助かります」
【長崎県五島市 五島七岳ファーム(有) 代表取締役 大谷 豊さん(69)】

(農業共済新聞[九州北部版]2019年8月4週号より)


 経営規模=ブロッコリー27ヘクタール、茶6ヘクタール、桑茶2ヘクタール、その他露地野菜など2.6ヘクタール

 私の会社では露地野菜が中心のため、自然災害の影響を非常に受けやすく、安定した収入を得ることは難しいです。
 また、共済制度が無い品目が被害を受けた場合、これまで補償が何も無く、経営を圧迫していました。そういった災害時の危機に備えるため、収入保険に加入しました。
 一昨年は収穫時期の異常低温によりブロッコリーが取れませんでした。他にも、台風による空っ風で塩害を受け、桑茶が全滅するという苦い経験もしました。減収した場合に、収入の補てんがあれば非常に助かりますね
 収入保険の加入手続きは、地元の共済組合の職員が丁寧に説明してくださったおかげで、スムーズにできました。もしも災害があったときはありがたいです。


「甚大な損害に備えて」
【愛媛県西条市 真木 和親さん(64)】

(NOSAIえひめ広報紙「ひめのわ」2019年9月号より)


 栽培品目=水稲、絹かわなす、ハウススイカ、春の七草、キウイフルーツ

 近年は異常気象が多発しています。特に、期間が限定される七草の播種時期にはいつも苦慮しています。通常は10月上旬頃ですが、時季を逃せば、甚大な損害を被ります。
 絹かわなすも、温度管理には繊細な注意が必要であり、潅水時期などを誤れば、不作に終わり、まさに死活問題となります。
 農業は日々気象状況に目を配り、細心の注意を払わなければなりません。
 収入保険は、さまざまな収入減少に対応してくれるので、我々農家にとって「救いの神」だと思い、加入しました。


「最高の保険」
【愛媛県宇和島市 児玉 恵さん(53)】

(NOSAIえひめ広報紙「ひめのわ」2019年9月号より)


 栽培品目=温州ミカン、ポンカン、デコポン、甘平、ブラッドオレンジ

 長年、かんきつを栽培してきましたが、昨年は豪雨災害によって甚大な被害を受けました。そんな時、共済職員から、熱心に収入保険への加入を勧められました。
 収入保険は、昨年のような大災害の収入減少はもちろん、価格低下、病気などで作付ができない場合など、さまざまなリスクにも対応できます。そのうえ、全品目が対象となると説明を受け、とても心強い保険であると感じました。
 また、例年の収入の9割を下回ると補償されるということも魅力です。これまでの農業保険とは全く違う最高の保険だと思い、収入保険に加入を決めました。


「安心して農業をするために」
【愛媛県今治市 大澤 譲児さん(68)】

(NOSAIえひめ広報紙「ひめのわ」2019年9月号より)


 春から夏にかけて水稲・野菜を、冬はニンジン・ダイコンを、お彼岸や正月前には切り花をハウスと露地で栽培しています。
 天候不順で作物の出来が悪く、ほとんど収穫できなかった年もありました。収入保険では、天候不順等により収入減少した場合も補償してくれるところが、加入した一番の決め手です。去年手の手術をして、けがや病気で収入が減った場合も補償の対象であることは大きいと感じました。それと共済職員の一押しも加入のきっかけのひとつとなりました。
 万が一の時は、収入保険が補償してくれるので、安心して農業ができます。今後もいろいろな作物に挑戦していきたいです。


「不安材料をカバーしてくれる」
【愛媛県砥部町 大内 建作さん(56)】

(NOSAIえひめ広報紙「ひめのわ」2019年9月号より)


 栽培品目=温州ミカン・イヨカン等かんきつ類、キウイフルーツなど

 温州ミカンの単価の低下や、かいよう病によりキウイフルーツの収入がピーク時の3割程度まで落ち込むなど、さまざまな収入減少を経験しました。
 昨年の豪雨のような自然災害や、自身の健康が今後の経営の不安材料です。それらをカバーしてくれる収入保険に魅力を感じました
 努力をしても、うまくいかない時があります。そんな時にこそ制度を活用したいですね。収入が多い農家が加入するものだとの考えもありますが、少ない人ほど加入するべきだと思います。
 収入保険は、果樹共済に比べ掛金も安く、補償の幅も広いです。今まで以上に、経営を安定させられるのではと期待しています。


「新しいことに挑戦」
【愛媛県東温市 恒岡 茂文さん(75)】

(NOSAIえひめ広報紙「ひめのわ」2019年9月号より)


 栽培品目=水稲、カボチャ、タマネギ、キュウリ、トマトなどの野菜

 35年前に父親から引き継ぎ、就農しました。3年前から部会長を務める地域のふれあい市へ出荷しています。
 共済職員の推進で収入保険を知りました。当初は、従来の共済制度に満足していましたが、地元に青色申告者が少なく、自分が1番最初に新しいことに挑戦しようと思い、加入しました。
 水稲共済の一筆方式の方が、ほ場単位での部分的な被害の場合には有利だと考えますが、収入保険は水稲だけでなく野菜も対象となり、大きな枠組みで補償してくれる点に興味を持ちました
 大災害が発生して転んでしまったときに、再び起き上がるための杖となってほしいと思っています。


「被害に遭う前に」
【愛媛県八幡浜市 中岡 敬冶さん(47)】

(NOSAIえひめ広報紙「ひめのわ」2019年9月号より)


 栽培品目=温州ミカン、清美、不知火、イヨカン、その他のかんきつ

 2年前の台風18号で園地に土砂が流入する被害を受けました。また、平成30年7月豪雨など全国で自然災害が頻発しています。万が一の時に「後悔先に立たず」とならないよう、収入保険に加入しました。
 おまけに果樹共済よりも掛金が安く、補償範囲が広いのも魅力です。
 近年の異常気象は、これまでの営農技術では対応できなくなってきています。これまでにない新しい保険はありがたいですね。
 さまざまな品種のかんきつを栽培していますが、今後は、主力のかんきつに力を入れ、売上を少しずつ伸ばしていきたいと思います。


「価格変動等への対応が有利な保険」
【大分県宇佐市 門前 文利さん(66)】

(NOSAIおおいた広報紙「きらり」2019年5月号より)


 25年ほど前から父の跡を継ぎ農業を始め、10年前に退職してからは専業農家として生計を立てています。主食用米3ヘクタール、飼料用米2.3ヘクタール、大豆2.9ヘクタール、裏作で麦を5.8ヘクタール作付けしています。
 収穫量や品質を高めるため、肥培管理など頭を悩ませることも多いですが、成果が得られたときの喜びも大きいので、やりがいを感じます。
 昨年までは制度共済に加入していましたが、2019年から収入保険に加入しました。近年頻発する豪雨や干ばつなどの災害や、共済事業では補償しきれなかった価格変動等にも対応できるようになるので、農業経営の安定という点で有用な制度だと考えています。


「価格低迷時の補償に安心感」
【鹿児島県霧島市 末元 正輝さん(28)】

(農業共済新聞 2019年7月4週号より抜すい)


 両親と共に、「やぶきた」や「あさのか」、「ゆたかみどり」など12品種の茶を約6ヘクタールで栽培しています。
 収入保険は、昨年9月の説明会で知りました。地区担当職員から制度についての説明を聞き、基準収入に基づいた掛金の試算など、加入に必要な経費や支払われる補償額などを確認しました。これからも茶農家を続ける上で不可欠な備えだと感じ、最大補償の9割で加入しました。
 市場価格の低迷による収入減少も補償の対象となることが、収入保険を選んだ理由の一つです。茶は1番茶が最も高く取引されますが、2番茶や秋冬番茶はそれよりも安価になります。
 また、茶の生産に関するリスクに遅霜があります。特に1番茶の新芽が出始める3月から4月は注意が必要です。また、昨年3月の新燃岳の噴火による降灰では、備えの重要性をより認識するきっかけになりましたね。万が一被害に遭っても収入保険が補償してくれるのは安心感につながります。


「今後の取組の力強い一歩に」
【岡山県岡山市 株式会社アーチファーム 代表 植田 輝義さん(44)】

(NOSAI岡山広報紙「NOSAIおかやま」創刊号より抜すい)


 経営規模=黄ニラ100アール、パクチー150アール

 昨年7月の豪雨により、黄ニラとパクチーの畑に大きな浸水の被害を受け、貯金を切り崩して対処しました。自分や家族だけでなく社員の生活も守るために、黄ニラやパクチー等の野菜類も含めて品目の限定なく補償してくれる制度を探していたところ、収入保険を知りました。内容を聞いて、自分に合った保険だと感じ、加入を即決しました。
 加入の決め手は、自然災害等により収穫量が減少した場合のみならず、市場価格の低下や病気・怪我により作業が出来ない場合の収入減少も補てん対象になることです。さらに、収入が0になってしまっても最大で基準収入の8割まで補償してくれるという手厚さも魅力の一つですね。
 営農規模の拡大や、新規の投資を検討するにも、この制度のおかげで力強い一歩が踏み出せます。


「総合的な補償が自社の経営にマッチ」
【滋賀県米原市 株式会社モリファーム 代表取締役 森 嘉信さん(44)】

(NOSAI滋賀広報誌「NOSAIしが」2019年夏号より抜すい)


 経営規模=米43.9ヘクタール、大豆14.9ヘクタール、小麦13.7ヘクタール、その他ハウスで野菜を栽培

 現在、作業員3名と事務員1名で経営しています。
 予想できない自然災害に備え、総合的に収入減少を補う収入保険が自分の経営にあっていると考え、農業共済からの移行を決めました。
 米の需要と供給のバランスが崩れることによる米価の下落が心配です。現在、経営面積は右肩上がりですが、今後横ばいになる可能性もあります。売上に影響が出ないか危惧しています。
 収入保険は、価格低下に加え、収量減少など農産物の販売収入全体をカバーしてくれます。また、保険金の受け取りがなければ翌年の保険料率が下がり、いずれは半分まで下がる部分も魅力ですね。


「あらゆるリスクに対応」
【石川県珠洲市 二三味 頼行さん(42)】

(NOSAI石川広報誌「虹」2019年夏号より)


 経営規模=水稲13ヘクタール、大麦6ヘクタール、大豆2.5ヘクタール
 4年前から地区在来種の「大浜大豆」を栽培しています。大麦や大豆は天候に影響されやすく、収入が不安定なため、リスク管理は重要だと思います。また、近年の異常災害は何が起こるかわからず、昨年の大雨で倉庫が浸水し保管中の米に水没の危険がせまりました。収入保険はこれら全ての万が一の時も対応してくれるので安心です。また、家族経営のため入院やけがによる収入減少も心配です。それに備えるためにも収入保険は必要だと考えています。
 将来的には大浜大豆を使った商品開発をしたいです。収入保険は自分が生産した農産物の簡易な加工品にも対応しているので心強いです。


「価格低下に対応」
【石川県七尾市 礒貝 哲夫さん(62)】

(NOSAI石川広報誌「虹」2019年夏号より)


 経営規模=ブドウ40アール
 退職後本格的に就農し、今年で7年目になります。収入保険の魅力は、価格の低下に対応しているところです。能登地方のブドウはピークを過ぎてからの出荷になるため、価格が不安定な部分もあります。また、ルビーロマンを栽培していますが、他のブドウより製品率が低いため、保険があると価格や製品率が安定しない新品種にも挑戦しやすいと思います。
 また、一人で作業をしているので、自分の体や病気で作業ができなかった場合も不安です。
 果樹は病気や害虫に侵されるリスクが高いので、保険は不可欠だと考えます。


「栽培品目にとらわれない補償」
【石川県白山市 南 真木子さん(62)】

(NOSAI石川広報誌「虹」2019年夏号より)


 経営規模=ナシ1ヘクタール
 ナシを20種類ほど栽培しています。3年前から石川県のブランドナシ「加賀しずく」を栽培しています。加賀しずくの木は細く、実も比較的大玉で栽培が難しいです。また、新品種は栽培方法が確立していない部分があり、収穫量が不安定です。
 これまで果樹共済に加入していましたが、栽培しているナシのうち、幸水、新水、豊水など限られた品種しか対象になりませんでした。収入保険は栽培品目に関係なく、収入を基準にするので、新品種や珍しい品種を作っていても安心です。
 避けることができない自然災害に備えることが大切だと思います。


「専業農家の収入安定に」
【石川県加賀市 向畦地 勝司さん(64)】

(NOSAI石川広報誌「虹」2019年夏号より)


 経営規模=水稲4.5ヘクタール、ブロッコリー70アール、オクラ5アール
 ブロッコリーの栽培を始め4年目になります。定年退職を機に専業農家になりました。以前は兼業農家だったので、多少の収入の変動はカバーできましたが、専業農家となると、もしもの時が不安です。収入の安定を見込んで収入保険に加入しました。
 昨年は長雨で除草がうまくいかず、実が柔らかくなり、出荷できないこともありました。収入保険は、自分の収入が基準になるので、このような場合も対象になりますし、仕組みもわかりやすいです。
 今後はニンニクやネギなど栽培品目を増やしていきたいです。


「加入する制度を一本化して簡潔に」
【宮城県大崎市 矢走 恵美子さん(45)】

(農業共済新聞[宮城県版]2019年8月1週号より抜すい)


 主食用米20ヘクタール、飼料用米4.2ヘクタール、大豆14ヘクタール、施設野菜(青ネギ、ホウレンソウ)20アールを栽培しています。
 近年発生する想定外の災害と、繁忙期の急な人員不足に不安を感じていました。家族がけがで圃場に出られなくなった際の、収入減少を補てんしてくれるのも心強いです。
 品目ごとに加入する必要もないので、手続きをまとめられる点が魅力的ですね。収入保険の加入手続きには、主に青色申告で使用した税務書類を用いるので、大きな手間はありません。また、保険料や保険金も税務申告書類で計算するので分かりやすいと思います。
 これからさらに経営面積を拡大し、従業員を雇用していくつもりなので、収入保険が安定した経営と従業員への給与の支払いを支えてくれると信じています。


「輸出のリスクに備えて」
【富山県黒部市 有限会社グリーンビジネス橋本 代表取締役 橋本 喜洋さん(56)】

(NOSAI富山広報紙「NOSAIとやま」2019年10月号より)


 経営規模=水稲68ヘクタール、大豆13.5ヘクタール、その他野菜など2.5ヘクタール

 業者を通じてコメを輸出しており、年々輸出米の量を増やしています。輸出のリスクに備えた保険を探していましたが、他の保険では条件が厳しく、加入が難しい状態でした。
 収入保険は輸出時にトラブルがあった場合の収入減少でも補てんされますし、加入条件も「青色申告をしている農業者」だけなので、間口の広い保険です。
 富山県の水稲は自然災害による被害をあまり受けてきませんでしたが、今後は米価の暴落も心配ですね。


「安定した経営の一助として」
【富山県南砺市 農事組合法人高堀集落営農組合 代表理事 大川 繁樹さん(72)】

(NOSAI富山広報紙「NOSAIとやま」2019年10月号より)


 経営規模=水稲15ヘクタール、大麦8ヘクタール、タマネギ7ヘクタール、ニンジン4ヘクタール、ソバ3ヘクタール

 水稲中心の経営から、野菜を含めた複合経営にシフトし、今では収入の半分が野菜に関係する収入です。野菜は収量も市場価格も変動が大きく、このような保険制度を待っていました
 支払地代は地域の平均よりも高く、また農作業賃金は収益に関わらず配当型ではなく固定型で支払っています。どちらも安定した収入による経営があって実現することなので、万が一の際の備えとして加入しました。


「病気やけがも経営リスク」
【群馬県高崎市 ゆあさ農園 代表 湯浅 直樹さん(61)】

(農業共済新聞2019年7月2週号より抜すい)


 ウメ1.35ヘクタールなどを栽培し、生ウメ、梅干し、練り梅、梅酢や梅粉を販売しています。販路は都内を中心とした企業や全国の個人です。また、先日、JETRO(日本貿易振興機構)を通じて、フランスへ梅干しを初輸出しました。
 農業経営には、ひょう害で傷による不良率の増加や、企業との取引の急な取りやめ、原発事故によるシイタケ栽培の廃業やウメの販売先の減少など様々なリスクがあります。
 収入保険に加入する最大の理由は、万が一のけがや病気で作業できない場合のリスクに備えるためです。基本的に夫婦2人だけの作業なので体調不良には不安があります。
 また、近隣で農作業事故があり、傾斜地での農作業は、どうしても危険を感じる場面があります。もしも、夫妻どちらかが作業できなくなって、1年間販売が落ち込んでも、補償さえあれば、経営が継続できると考えています。
 農業はいつ何があるか分かりません。保険に入っておくことは大前提だと思います。


「災害を受けやすい地域の方にお勧め」
【熊本県阿蘇市 綿住 輝さん(44)】

( NOSAI熊本広報紙「ひのくに」 2019年新年号より抜すい)


 経営規模=水稲28アール、アスパラガス32.4アール

 以前、阿蘇山が噴火したときには、園芸施設ハウスが降灰の被害を受け、園芸施設共済金を受け取ることができましたが、もし大規模災害(地震)などで農産物が出荷できない場合や、流通が止まった場合の収入減少にも対応できる収入保険に加入していれば、積立金や保険金を受け取ることができます。
 また、趣味がスノーボードで、ケガして収穫できなくなったときのことも考えると、収入保険加入のメリットは大きいです。
 収入保険は自然災害を受けやすい地域の方や、単独で作業されている農家の方にお勧めしたい保険です。現在の収入のうち、最低限補てんしてもらいたい金額、保険料と積立金の支払い能力、自然災害などのリスクを考慮して、収入保険の加入を検討してみてはどうかと思います。


「被災経験が決め手の一つ」
【北海道蘭越町 高張 直樹さん(40)、妻 みゆきさん(33)】

(農業共済新聞[北海道版]2019年7月1週号より抜すい)


 2017年4月に新規就農し、ハウス7棟で大玉トマトをメインに、ミニトマトと食用ホオズキを栽培しています。
 就農した年に、農業改良普及センターの職員から「収入保険という制度が始まるので、そのために青色申告をしておいた方がいい」という話を聞き、青色申告を始めました。
 新規就農者は、いろいろな作物を栽培する技術が未熟です。複数の作物でリスクを分散できるのが理想ですが、営農のメインであるトマトがだめだった場合が一番怖いですね。
 就農した早々、春先の強風でビニールが破れ、パイプの一部が曲がる被害に遭い、就農2年目には、天候不順の影響で収量が減少しました。各地で発生する自然災害をはじめ、自分たちが被害を受けた経験もあり、迷わずに加入を決めました。
 収入保険は保険料を分割で支払えることや、掛け捨てでない積み立て分もあるところに魅力を感じます。保険料も個人ごとの収入によって決まるのがいいですね。


「加入できる保険、求めていました」
【愛知県豊橋市 神藤 育生さん(63)】

(NOSAI愛知の担当職員によるインタビューより)


 愛知県東部の豊橋市で、ハウスのスナップエンドウ(通称「スティックサラダ」)、ハウスメロン、冬キャベツを栽培しています。
 キャベツは市場出荷なので、野菜価格安定事業には加入できず、品目や出荷先の制限がない保険があればと考えていたところ、昨年収入保険制度を知り、加入を考えました。
 ここ数年は価格が安定していたのですが、昨年の台風襲来により、収入保険に加入を決めました。
 昨年までは無保険でしたが、収入保険は基準収入の9割を補償してもらえるということで、安心して農業を続けられ感謝しています。


「農業経営に頼もしい存在」
【長野県塩尻市 株式会社信州辻農園 代表取締役 小沢 規男さん(68)】

(農業共済新聞[長野県版]2019年5月2週号より抜すい)


 栽培規模=「ナガノパープル」や「シャインマスカット」などの生食用ブドウ100アール、加工用ブドウ100アール

 自然相手の農業をやる以上、どんなことがあるか分かりません。常に家族や関わる人たちを守らなければならないと思っています。
 起業後、さまざまな情報を集めながら効率の良い農業経営を目指して努力してきました。そんな中、昨年、収入保険の資料を目にし、NOSAI職員から説明を受けてすぐに加入を決めました。
 収入保険は、毎年掛金を納めれば一定の収入が補償されます。農業経営を考えたときにこれは頼もしいですね。


「幅広い品目の補償が魅力」
【新潟県上越市 (株)ふるさと未来 代表取締役 髙橋 賢一さん】

(農業共済新聞[新潟県版]2019年6月2週号より抜すい)


 経営規模=水稲50.5ヘクタール、エダマメ8.6ヘクタール、ブロッコリー4.6ヘクタール、大豆2.9ヘクタール、トマト7.5アール(ハウス3棟)

 収入保険のことは、ニュースや新聞を通じて知り、自ら情報収集しました。収入保険は、幅広い品目が補償される、とてもいい制度ですね。
 水稲だけでなく、多くの園芸作物を栽培していますが、「野菜価格安定制度」は品目、産地が指定されているため、利用できませんでした。今後、園芸作物の栽培規模を大きくしていく自社にとって、収入保険はメリットが大きいですね。
 若い社員の雇用の安定のためにも、収入保険は必要です。自然に左右される農業経営を将来にわたって継続していくため、加入を決めました。保険料は万が一、何かあったときの安心料です。今後、安心して経営の拡大に取り組んでいけます。


「待ちに待った収入保険」
【香川県まんのう町 葛原 仁さん(46)】

(NOSAI香川広報紙「NOSAIかがわ」2018年11月号より)


 就農して23年、収入保険のような補償制度ができるのを待っていました。
 ガーベラやマーガレットなど約20品目の鉢花35アールを中心に、ミニトマト12アールも栽培していますが、花は、農業共済制度や野菜価格安定対策のように補償してくれるものがありませんでした。
 園芸施設でしっかり管理していても、気温の寒暖差が大きいと病気は避けられず、大きな被害を受けた年もありました。また、平成23年の東日本大震災時には、全国の花が西日本の市場に集中したため、価格が暴落するという苦しい経験もしました。
 収入保険は自然災害から価格低下まで収入減少をワイドに補償してくれるため、経営のために必要と感じています。


「野菜の補償が必要」
【岩手県金ケ崎町 よこみちファーム株式会社 代表取締役 小原 伸一さん(64)】

( NOSAI岩手広報紙「結いの大地NOSAIいわて」2019年1月号より)


 経営規模=水稲35.4ヘクタール、タマネギ2ヘクタール、アスパラガス80アールの他ミニトマトなど

 水稲だけでなく、野菜も補償の対象になるということで収入保険への加入を決めました。
 アスパラガスは金ケ崎町でも栽培が盛んです。アスパラガス、タマネギとも販売イベントに引き合いが強く、生産量が追いつかないこともあり、タマネギは栽培面積を2ヘクタールまで拡大しました。しかし、野菜価格安定基金の対象外の作物なので収入保険の必要性を感じました
 また、近年は突発的な集中豪雨も多いので、大雨などの水害や病虫害の発生も心配しています。農業生産で年間のキャッシュフローを考えると収入保険は欠かせないものだと考えています。


「カバーの範囲広く安心感」
【福島県福島市 まるせい果樹園 代表 佐藤 清一さん(49)】

(農業共済新聞2019年6月4週号より抜すい)


 経営規模=サクランボやモモなど果樹7品目を栽培、果物狩り(6月~12月)・直売所・園内に設置したカフェを経営

 収穫や管理作業のほかに、果物狩りなどの接客対応もあり、最大25人(うち通年雇用10人)が勤務しています。これだけの人数に遅滞なく給与を支払うには、安定した収入が欠かせません
 収入保険は、品目を問わず「けがや病気が原因で収穫できない」などカバーする減収要因の範囲が広いですね。当園が最も警戒している遅霜は、ひとたび被害を受けると損害額は百万円単位になります。昨年は遅霜のために例年の2、3割しか収穫できない品目もあり、被害の痛みを改めて実感しました。
 最悪の事態になっても救いの道があるという安心感を得たことは、経営にとって大きなプラスになっています。


「自分の目指す経営にマッチ」
【北海道岩見沢市 (有)濱本農場 代表 濱本 壮男さん(42)】

(農業共済新聞[北海道版]2019年7月1週号より抜すい)


 経営規模=水稲782アール、麦1,147アール、大豆519アール、カボチャ503アール

 収入保険を知ったのは、いわみざわ地域・農業活性化連絡協議会で、農林水産省経営局保険課の講演を聞いたのがきっかけです。経営全体の収入の保険であり、保険金を受け取らなければ保険料が下がるという仕組みに好感を持ちました。何よりも収入保険があるから、新しいことにチャレンジできるということに魅力を感じますね。
 天候による減収はもちろん、価格相場の変動にも対応する収入保険を選びました。トータルで見て農業共済よりも掛金が安くなり、自然災害のほか、あらゆるリスクを補償してくれる収入保険が自分の経営に合っていると判断しました。


「掛金も内容も魅力」
【秋田県由利本荘市 農事組合法人田高 代表理事 斎藤 善行さん(69)】

(農業共済新聞[秋田県版]2019年7月2週号より)


 経営規模=水稲23.2ヘクタール、大豆14ヘクタール、タマネギ48.8アール、ミニトマト12アール、セリ6アール

 法人は水稲と大豆がメインです。今よりも米価が下がると大変なので、タマネギやミニトマトなど多品目栽培に取り組んでおり、今年からセリも始めます。作業の効率化を図るため、耕地の集積を進めています。
 法人は設立11年目で、青色申告を行っていたため、収入保険も選択肢の一つでした。組合で開いた説明会に参加し、収入保険と水稲共済・大豆共済との掛金比較シミュレーションをしてもらうなど、職員の方には熱心に対応していただきました。掛金の試算を割安に感じ、収入減少を補てんするという内容も魅力だったので加入しました。
 昨年の水稲のように、収穫しないと分からない減収でも、収入保険であれば対応しているので安心です。


「複合経営の方におすすめ」
【鹿児島県肝付町 丸山 昇さん(68)】

( NOSAI肝属広報紙「きもつき」2019年7月号より)


 主にキンカンを中心に、ほかスイートコーン、ミニトマトなどを栽培しています。
 専業農家となって15年になり、毎年の栽培計画はクリアし、特に問題はありませんでしたが、近年は台風や長雨などの自然災害が多発しています。
 収入保険はほとんど全ての農作物が対象になっており、私のように複合経営をする者にとっては大変ありがたい制度です。
 青色申告が加入の唯一の条件となっておりますので、これを機に青色申告者が増え、多くの人が加入されることを願っております。


「大幅な収入減少の経験から加入」
【鹿児島県鹿屋市 北郷 久幸さん(38)】

( NOSAI肝属広報紙「きもつき」2019年7月号より)


 さつまいもの専業農家として、作付面積や作付品種の拡大、作業方法の改善など試行錯誤を重ねながら、収入を維持してきました。
 昨年、大隅半島を中心にさつまいものつる枯れや芋自体が腐るといった症状が出て、収量も大きく減収となり、収入保険に興味を持ち加入しました。
 40歳を目前に、体力的にはまだ自信はありますが、もし自分自身が病気やけがで働けなくなっても、収入保険が助けてくれると考えると安心して農業を続けることができると思います。


「万が一のバックアップに期待」
 【和歌山県海南市 中西 貞徳さん(41)】

(「NOSAIわかやま」 2019年新年号より)


 経営規模=みかん222アール、清見20.8アール、不知火4.2アール、はっさく8.4アール

 どんなに備えをしていても、台風のような自然災害は自分では防ぎきれません。農業はそのような自然災害のリスクもあり、常に安定していないものだと思います。
 私は、これから農業で家族を養っていくにあたり、万が一の時でも資金面のバックアップがある保険があれば良いなと感じていました。
 収入保険に加入していれば、万が一の時でも収入の8割を補償してくれるという点が加入の決め手でした。


「安心の確保へ加入は不可欠」
 【山口県山陽小野田市 益永 満晴さん(73)】

(農業共済新聞[中国版]2019年7月2週号より抜すい)


 経営規模=水稲15ヘクタール、ブロッコリー76アール、ナス10アール

 定年退職して、本格的に農業を始めて13年になります。当時から青色申告も行っています。収入保険は、不慮のけがや病気による収入の減少でも対応できるということもあって安心ですね。
 NOSAI職員の推進時の熱心な説明が、加入の一番のきっかけです。また、経営所得安定対策の説明会に出席した際、農政局の方の勧めもありました。
 農業を本格的に始めてからこの間は、比較的大きな災害はありませんでしたが、冬場の収入を補うために着手したブロッコリーの栽培では、土質条件や病害虫、天候に左右され、収入がゼロの年もありました。
 働き手が不安を感じないよう、経営を安定させるために、収入保険への加入は必要不可欠ですね。


「リスクに備え拡大を目指す」
 【広島県庄原市 渡邊 諒さん(25)】

(農業共済新聞[中国版]2019年7月2週号より抜すい)


 経営規模=輪ギク70アール、小ギク10アール、スプレーギク20アール

 花きは市場価格に影響を受けやすく、良い商品を栽培しても、出荷するタイミングで収入が大きく変動します。
 実際、3年前の出荷最盛期に大きく価格が下がり、出荷するほど経費がかさむ安値になり、数万本の出荷を断念しました。直販ではすごく手間がかかり、さばける量ではないので、収入が大きく減りました。こんな経験から、これから農業で生活するには、収入を安定、維持する対策があればと思っていました
 収入保険の説明は納得するまで何度も来てもらいました。私は高校、大学校で農業や簿記を学び、就農しました。新規就農者は税理士の指導を受けられたことから、青色申告で特に困ることはありませんでした。


「安定的な良品生産の力に」
 【岡山県倉敷市 髙橋農産株式会社 専務取締役 髙橋 幹雄さん(36)】

(農業共済新聞[中国版]2019年7月2週号より抜すい)


 経営規模=レンコン840アール

 祖父の代から続くレンコン農家を継ぎ、今年で就農6年目になります。
 農業をやる以上、台風などの自然災害や大豊作による値崩れなど、収入減少のリスクは常につきまといます。特にいつか来るといわれる南海トラフ地震への備えが必要と考えています。
 昨年の西日本豪雨も、危機意識を強くするきっかけになりました。雇用主として、経営を安定させることは働きやすい環境づくりにつながりますし、若い従業員が多いので、彼らの生活に責任を持つためにも保険があることは重要と考え、加入を決めました。


「自然災害の恐ろしさ考えて」
 【島根県松江市 若林 大徳さん(65)】

(農業共済新聞[中国版]2019年7月2週号より抜すい)


 経営規模=水稲28アール、ハウス5棟、花き(露地)5アール

 20年前に脱サラして、輪ギクの栽培から農業を始めました。現在はトルコギキョウの栽培を主に行っています。
 就農して3年間は本当に順調で、収入も伸びていましたが、その後2年間は相次ぐ台風と洪水で主力のキクが全滅し、経営危機になりかけました。
 収入保険の補償は自分の過去の収入が反映される仕組みで、対象品目に限定がないのがいいですね。花が市場で評価されるには、安定した生産技術と特色ある品目に挑戦することが求められます。私が一番恐れる自然災害と経営の安定を考えれば、収入保険への加入は必要だと思います。
 今後は将来を担う後継者の育成に向け、収入保険で経営基盤をしっかり支え、より安定した農業経営を確立していければと思います。


「従業員と家族を守るために」
 【鳥取県北栄町 後藤 則和さん(52)】

(農業共済新聞[中国版]2019年7月2週号より抜すい)


 経営規模=コマツナ36アール(年5回)、ホウレンソウ37アール(年5回)、その他野菜30アール

 以前から園芸施設の共済には加入していましたが、大雨などで内作物に被害が出ることもあったので、不安を感じていました。また、青果市場を中心に出荷しているため、価格の変動が大きく影響してくるという不安要素も収入保険を考えるきっかけになりました。
 収穫時などはパートを雇っているので、その方々や家族の生活を守る責任があります。そのため、いざというときの財源を確保することも加入の決め手となりました。
 加入の際に、実情に近づくように収入上昇特例を適用してもらいました。これまでは、できたものを売って結果がついてくるといった感じでしたが、特例で設定した基準収入がひとつの目標として新たなやる気へとつながっています。


「安心して営農を継続するために」
 【福井県福井市 安實 正嗣さん】

(NOSAI福井 収入保険加入推進用チラシより)


 経営規模=水稲20ヘクタール、大麦・大豆6ヘクタール、園芸施設2棟(ネギ、ホウレンソウ等)

 農業経営の一番のリスクは地球温暖化の影響による異常気象だと考えています。近年、収入減につながる大きな災害を経験したことはありませんが、今まで大丈夫だったからといって、これからも大丈夫とは限りません。
 万が一のことがあっても、安心して営農を続けていくために、収入保険に加入して、リスクの管理を行い、営農に専念していきます。収入保険は始まったばかり。今後も様々な経営体に寄り添った制度に期待しています。


「挑戦する農業の支え」
 【福井県坂井市 株式会社ef(えふ) 代表取締役 伊藤 浩一さん(51)】

(農業共済新聞[北陸版] 2018年8月1週号より抜すい)


 経営規模=水稲17.5ヘクタール、大豆15ヘクタール、大麦11ヘクタール、ソバ1ヘクタール、ネギ1ヘクタール、イチゴ園芸施設4棟

 今年から水田でネギの栽培を始めました。複合経営のため、リスクを分散させることができますが、近年の異常気象による災害などの万が一の支えとして収入保険に加入しました。また、併せて園芸施設共済にも加入しています。
 農業保険を支えに、今後は、新しい野菜や栽培方法にチャレンジしていきたいです。


「小規模農家にも魅力」
 【福井県越前市 鈴木 充さん】

(NOSAI福井 収入保険加入推進用チラシより)


 経営規模=水稲42アール

 私は、水稲栽培をしていますが、規模が小さく収入保険など必要ないと思っていましたが、青色申告をしている人なら誰でも入れるとのこと。
 これまでは農業共済に加入していましたが、認定農業者ではないので、ナラシ対策には加入できず、価格低下への備えはありませんでした。
 収入保険はあらゆるリスクに対応し、価格低下も含めて農業収入をカバーしてくれるので、とても魅力的です。


「最善の農業経営を目指して」
 【福井県福井市(農)三西ファーム事務局 西村 一夫さん】

(NOSAI福井 収入保険加入推進用チラシより)


 経営規模=水稲15ヘクタール、大麦・大豆8ヘクタール、キャベツ25アール

 米の生産調整が廃止され、今後は益々、世界を舞台に農畜産物の競争が激化していくと考えられます。さらに、温暖化による気象変動は、自然環境に大きな影響を及ぼすと予想されます。
 私たちは、国の方針や時代の流れを見据え、収入保険の加入を決めました。いつ何が起きるかわかりません。収入保険に加入することでリスクの分散を行い最善の経営を目指していきます


「安心して経営規模拡大へ」
 【岐阜県北方町 加藤 敦士さん(36)】

(農業共済新聞 2019年6月4週号より抜すい)


 妻と共にコマツナを周年で栽培しています。ハウス36棟で、面積は75アール。昨年からは、夏場に小ネギも作り始めました。
 収入保険は、昨年開かれた説明会で知りました。新規就農で頼るところの少ない自分にとって、保険は必要だと感じていたので興味を持ちました。NOSAIの職員さんに来てもらって詳しい話を聞き、自分の経営に合っていると思い、納得して加入しました。

 けがや病気による収入減少が補償の対象になるのは、心強いです。私ぐらいの年齢でも、健康面の問題で働けなくなるリスクはあります。私の両親も手伝ってくれていますし、パートさんや出荷の作業をお願いしている人もいるので、もしものときに収入を確保することは重要です。そのため、補償割合は最大補償を選択しています。掛金については、加入による安心感と、万が一、収入がゼロになったときの補償額を考えれば、妥当ではないでしょうか。


「収入保険も加入 併せて万全」
 【福岡県久留米市 光安 崇栄さん(32)】

(農業共済新聞[福岡県版] 2019年7月2週号より抜すい)


 長男として後を継ごうと福岡県農業大学校に進学し、卒業後は父親と一緒にハウスでミズナ(1ヘクタール)などの栽培に励んできました。
 就農時から土づくりや栽培方法などを自分で考え、試行錯誤を重ねてきました。2年前に父親から栽培を任され、現在は自分が中心となって取り組んでいます。
 農業は自然相手で、思い通りにできないこともあるので難しい。「平成30年7月豪雨」では、灌水施設が水没し被害が発生しました。園芸施設共済の特定園芸施設と併せて、附帯施設にも加入していたおかげで、少ない自己負担で灌水施設の修理をすることができました。  新たに始まった収入保険にも加入したので、自然がもたらす脅威に備えながら、栽培を頑張りたいと思います。


「収入保険に期待したい」
 【群馬県桐生市 山口 忠幸さん(46)】

(「NOSAIぐんま」 2019年VOL.30より)


 農林大学校卒業後、父の元などで12年間修業し、32歳の時に独立しました。現在は、自分と妻、母、パートさんの4名でナスを栽培しています。
 最初は失敗も多くありましたが、家族や地域の人の協力により、年々規模を拡大しながらここまでやってこれました。この感謝の気持ちは常に忘れません。2人の息子たちも農業に興味があるようで、いつか一緒にできたらと夢を膨らませています。
 平成26年の大雪によりハウスが倒壊し、収入が無くなるという大変な思いをしたことから、1月から始まる収入保険に加入しました。また、ハウス本体は園芸施設共済にも加入することで、様々な事態に備えています。収入保険や共済制度が農家のセーフティネットとなるように期待しています。


「収入保険で孫に安心感を」
 【熊本県菊池市 磯田 正和さん(76)】

(NOSAI熊本広報紙「ひのくに」 2019年新年号より抜すい)


経営規模=水稲410アール、WCS(飼料用稲)190アール、小麦305アール、大麦302アール、イチゴ0.5アール

 収入保険の一番の魅力は、やはり収入が補償されることです。これまでは収量のみの補償でしたが、近年多発している高温や暴風、ウンカなどでの品質の低下による収入減少も補償されます。
 もう一つ魅力と感じているのが、全作物が対象という点です。現在、孫が農業高校で学んでいて、卒業後は県立農業大学校を経て就農予定です。将来、孫が就農して、何か他の作物に挑戦する場合も補償されるので、安心です。
 現在は妻と2人で営農していますが、孫が就農するときまでは経営基盤をしっかりとしておかなければと思います。そして就農後の経営において、収入保険が大きな「安心感」を孫にも与えてくれるものだと思います。


「NOSAIが窓口で心強い」
 【青森県十和田市 小川 正孝さん(62)】

(農業共済新聞[青森県版] 2018年11月2週号より抜すい)


経営規模=水稲400アール、ゴボウ200アール、ダイコン150アール、ニンニク120アール

 これまで、野菜の補償についてはNOSAIでの取り扱いがなく、品目ごとに野菜価格安定制度へ加入し、出荷した野菜の価格が保証基準額を下回ったときに助けられてきました。
 収入保険は、価格低下や収量減少の他、さまざまな要因により収入が減少した場合にカバーする幅広い補償内容となっています。そこが、収入保険に加入した一番の理由です。また、品目の限定がないことも魅力です。
 収入保険の説明会は何度も開催されましたので、数回足を運び、自分で納得してから加入する決断ができました。
 加入に必要な書類の準備もNOSAI職員がフォローしてくれるので、農家にとって身近な存在であるNOSAIが窓口になったことはベストな選択だと思っています。


「病気や災害の備えに」
 【青森県つがる市 三橋 弘さん(61)】

(農業共済新聞[青森県版] 2018年11月2週号より)


経営規模=水稲12.8ヘクタール、ブロッコリー1ヘクタール、大豆1ヘクタール

 収入保険制度の説明会に何度か参加し、聞いているうちに、これは良い制度だと思いました。
 私は、昨年6月に体を壊し入院生活を余儀なくされました。そのため、予定していた秋取りのブロッコリー栽培を断念せざるを得なくなり、その年の稲刈りは人を頼んでの収穫となりました。
 そして今年、稲刈り前の収穫を予定してブロッコリーを植えましたが、長雨で定植時期が1週間もずれ込んでしまいました。そして追い打ちをかけるように、猛暑や3度の強風。結果、皆無作に近いものでした。
 病気や自然災害には、なすすべもありません。そんなとき、安定した収入を得るには収入保険は心強く、必要な制度だと思います。
 私はこれまでの苦しい経験上、収入保険の加入を決めました。大きな安心感が得られる収入保険の制度によって、後継者が増えることを強く期待しています。


「家族守るために選択」
 【青森県弘前市 川村 公夫さん(56)】

(農業共済新聞[青森県版] 2018年11月2週号より)


経営規模=園芸施設でトマト40アール

 収入保険の加入の決め手は、家族のためです。
収入保険は、自然災害や価格低下、病気やけがによるものなど農業収入の減少を幅広く補償対象としていて、さらに最高補償限度が9割となっているのは魅力的です。
 近年、異常気象による自然災害が各地で猛威をふるい、大打撃を受けた農家も少なくないでしょう。そんなとき、われわれ農家を支えてくれるのが収入保険だと思っています。
 私は幸いなことに、大病を患ったこともなく現在を迎えていますが、年を取り、病気やけがに気を付けなければならない年齢になっています。病気やけがで、長期間農作業ができない状況になった場合も補償してくれるのは大変助かります。
 息子が後を継いでくれる幸運と、家族の幸せを守るために、私は収入保険に加入することを決意しました。


「保険は必要」
 【京都府宇治田原町 西野 仁さん(52)】

(NOSAI京都広報紙「京彩」 2019年新年号より抜すい)


 茶(1.5ヘクタール)は玉露を生産し、町内の茶問屋に出荷しています。また、茶の一極集中を避け、水稲(50アール)、露地キュウリ(8アール)、ハウス(3棟)でトマトやレタス、軟弱野菜などを栽培することで、年間を通して安定した収入が得られる経営を目指しています。

 茶全体の相場が下がる中、玉露は価格が維持でき、これまで収入の大幅な減少はありませんでした。しかし今年は、冬場の寒害で茶の生産量が3割ほど減少、キュウリは高温と雨不足で2割ほど出荷が減り、台風で2度もハウスが被災するなど、泣き面に蜂です。こういう年のために収入保険は必要だと思います。自分が万一のときにも農産物収入の8割まで補てんしてくれるので魅力です。


「大損害に備え」
 【京都府舞鶴市 添田 潤さん(41)】

(NOSAI京都広報紙「京彩」 2019年新年号より抜すい)


 ハウス(14棟)での「万願寺甘とう(JAにのくにから出荷された万願寺とうがらし)」を中心に、繁殖和牛(4頭)、ブドウ(37アール)が経営の柱です。
 息子たちが農業を継ぐ時に、それぞれの分野で1千万円くらいの収入が確保できているよう、規模を拡大し、いろいろなことに挑戦したいです。

 今のところ大きな収入減少はなく、ハウスの被害もありませんが、今年の災害を見ていると年々リスクが高まってきているなと思います。ハウスが水に浸かったら作物は全滅し、大きな収入減少につながります。
 経営規模の拡大や収入増の見込みにも対応し、保険金が支払われるまでに、無利子で「つなぎ融資」を受けられる点は魅力だと思います。


「挑戦する農家への後押しに期待」
 【山形県大江町 清野 哲生さん(57)】

(「NOSAIやまがた」 2019年3月号より)


 経営規模=リンゴ200アール。「はるか」など、20品種で約800本を栽培。
 収入保険の魅力は、保管中に火事や盗難などの被害にあった場合も補償対象となる点です。果樹の収穫共済と樹体共済に加入していましたが、収穫した物を補償するものはこれまで無かったので、「これはいいな」って。
 加入手続きは、10年ほど前から青色申告をしていたので、加入に必要な書類をそろえる手間も感じませんでした。職員の対応も早く、3回目の訪問で加入の手続きは全て完了しました。
 販路の開拓や新品種の栽培など、常に挑戦し続けたいと思うので、収入保険加入による「安心」でそういう農家の気持ちの後押しとなることを期待しています。


「自然災害のセーフティネットに」
 【熊本県熊本市 上村 英哉さん(55)】

(NOSAI熊本広報紙「ひのくに」 2019年新年号より抜すい)


 経営規模=ミカン430アール、不知火55アール

 経営安定化のために、台風などの自然災害による収入減少のセーフティネットとして収入保険が必要だと思いました。また、市場価格の暴落やケガ・病気による作業の遅延に伴う収入の低下も補償対象というのも魅力です。
 これまでは、品目ごとに加入を行い基準収穫量の減収分の補償でしたが、収入保険は農業者の収入が基準なので、複雑な計算がなく分かりやすいと思います。
 また、これまでの保険よりも、掛金が大幅に安くなっていて加入しやすいです。加入初年度は積立方式部分の負担が大きくても、被害がなければ繰り越されるので、継続加入しやすくなっていると感じます。
 既存の共済制度と全く異なる仕組みとなっているので、今後、経営拡大や後継者への経営移譲を考えている農家の方は、特に加入検討してみてはどうでしょうか。


「個人の収入減少への補償が魅力」
 【熊本県八代市 松村 正和さん(52)】

(NOSAI熊本広報紙「ひのくに」 2019年新年号より抜すい)


 経営規模=水稲232アール、イグサ21アール

 今まで加入していた、いぐさ・畳表農家経営所得安定化対策は、国産畳表の市場価格が助成基準価格よりも下がらないと補償が受けられませんでした。
 収入保険は、個人的な怪我や病気、価格の低下などで収入が減少したときにも補償が得られ、安定した農家経営を継続できるところや、最高で9割の補償を得られるところが魅力です。
 収入が多いほど、掛け捨て部分となる保険料が高くなるところが気になっていましたが、申告すれば経費扱いにはなるそうなので、それも安心しました。
 収入保険は、今まで補償がなかった作物を栽培する農家におすすめです。後継者がいる場合には、大幅に収入が減少しても、きちんと補償されるので、とても助かると思います。新しく就農される方のことも考えた保険だと思います。


「けが、病気のときも補償がある安心感」
 【宮城県東松島市 齋藤 英彦さん(56)】

(農業共済新聞[宮城県版] 2019年6月2週号より)


 水稲10ヘクタールと、トウモロコシやハクサイのローテーション栽培20アールと、ナスなどの野菜苗を手掛けています。夫婦で栽培しているので、どちらかが予期せぬ病気にかかってしまうと、収穫量や収入の減少に大きく影響します。
 病気やけがによる収入減少も補償の対象になるのは心強いですね。不意の事故で、営農が続けられなくなったときも、補償を受けられることで安心できます。
 また、今まで指定野菜の補償制度はありましたが、対象外の品目については不安でした。これからは、全ての農産物を対象に、収入の減少分をカバーしてもらえるので、新しい野菜の品目に挑戦したいと思います。
 今後、高齢化による離農農家からの受託作業が増えることを考えると、個人では限界があると感じています。将来的に、従業員を雇用することになった場合、安定して給与を支給できるよう、補償範囲が広い収入保険は心強いです。


「私は収入保険に決めました」
 【北海道仁木町 勝浦 弘志さん】

(北海道NOSAI会報「NOSAI」2018年10月号より抜すい)


 共済の対象外のサクランボを主体にリンゴ、プルーン、ミニトマトなどを栽培する複合経営を行っていますが、収入保険では、サクランボを含め全ての品目が補償の対象となることが一番のポイントです。
 また、プルーンは本州の主産地の作柄により価格が大きく変動することがあり、ミニトマトも現在、価格は安定していますが、今後、産地間競争等による価格低下が心配です。その点、収入保険では、収量の減少だけでなく、価格の低下も補償してもらえるのは安心ですね。
 さらに、国の補助もあり掛金が安いのも助かります。
 最終的には、共済組合の職員さんからタブレットで果樹共済との比較など、わかりやすい説明をしてもらった結果、収入保険のほうがうちの経営にマッチしていると思ったので、加入を決めました。


「海外への輸出時の為替変動にも安心」
 【宮城県大和町 赤間農業開発㈱代表取締役 赤間 良一さん(60)】

(農業共済新聞[宮城県版] 2019年6月2週号より抜すい)


 「地域農業を支えたい」という一心で、2013年に会社を設立しました。
 水稲は、主食用50ヘクタールと加工用を10ヘクタール、その他WCS用稲を3ヘクタール作付け。加工用米は甘酒生産に利用しています。
 販路は主に農協や近隣のスーパーですが、最近は海外にも展開しています。
 収入保険に加入を決めたのも、輸出時に、為替変動による、収入減少のリスクに備えたいと考えたからですね。
 その他、昨年は3ヘクタールの田んぼが、イノシシによる被害を受けたように、獣害が年々増加していることも要因の一つです。保険の必要性を再認識しました。
 販売する米は、専門機関が実施する成分分析でSランクを受けた良質米にこだわっているので、収入金額を基準に、収入が減少した際の補てん金が算定されるのは魅力的ですし、全ての農産物が対象となることもうれしいですね。


「台風で倒木被害 収量減に備えたい」
 【宮城県亘理町 永谷 和彦さん(67)】

(農業共済新聞[宮城県版] 2019年6月2週号より)


 水稲とリンゴを栽培。特にリンゴは、品種「ふじ」を中心に、早生から晩生まで20品種を手掛けています。
 2018年10月に、台風24、25号が続けて襲来した際には、収穫前のリンゴ落果や、倒木といった深刻な被害を受けました。
 樹体被害の場合は、翌年の着果にも影響するので、今年は例年通り収穫量を確保できるか心配でした。
 今後、このような被害が発生しても、収入保険の最大補償割合を選択すれば、基準収入の9割を下回った場合も安心できますね
 加入時には、青色申告の実績から、保険料や収入が下がった場合の補てん金を、NOSAI職員がシミュレーションし、分かりやすく説明してくれました。果樹共済時代からの信頼関係が決め手になったと思います。
 また、果樹は凍霜害・ひょう害など自然災害は避けられません。果樹農家や、小規模でも新しく挑戦する農家の方々に、経営の支えとなる収入保険をお勧めします


「野菜分野の業務拡大へ」
 【秋田県大仙市 農事組合法人たねっこ代表 工藤 修さん(67)】

(農業共済新聞 2019年5月2週号より抜すい)


 経営規模=大仙市小種地域の5集落を集約し、約98%の農地で営農。主食用米約135ヘクタール、大豆約100ヘクタール、水稲の採種栽培、野菜約6ヘクタール(自社の野菜加工センターで冷凍野菜に加工し、販売)
 2017年7月と8月に発生した記録的な大雨により、大豆の作付け面積の半分以上の約60ヘクタールの収穫が見込めない状況になりました。
 農業共済と収入減少影響緩和対策(ナラシ対策)に加入していましたが、同じような被害がまた発生したとき、野菜の生産・加工を含めた経営全体の収入減少を幅広く補償できる収入保険の方が魅力があると考え、収入保険に移行しました。
 私たちの経営の場合は、基準収入が3億円を超えるため、保険料などの負担が不安でしたが、実際には、水稲共済や大豆共済の掛金、ナラシ対策の積立金を保険料などに充当でき、心配していたほどの負担感はありませんでした。


「けがや病気に備えて」
 【兵庫県神戸市 大西 俊治さん(59)】

(農業共済新聞 2019年5月4週号より抜すい)


 ともに87歳の両親、55歳の妻とイチゴ13.5アール(地域ブランド「二郎イチゴ」を直売)、水稲67アール(うち27アールを弁当販売店へ卸売り)を栽培しています。
 昨年の3月に左腕に大けがを負い、3カ月ほど農作業ができなくなって、家族に大きな負担をかけることになりました。けがや病気で収穫できなくなったときの保険の重要性を痛感し、収入保険への加入を決めました
 これまで加入していた園芸施設共済と建物共済も引き続き加入しています。両方に加入することで、資産であるハウスや建物と収入が補償され安心です。
 青色申告は2004年から実施しています。白色申告と手間も大きく変わらず、取引などの信頼性が高まって良いですね。
 25歳の息子が農業実習を行っており、後を継いでくれるようです。収入保険や農業共済に加入することで、息子も安心して継げると思います。


「「生涯現役」を続けるために」
 【大分県竹田市 吉野 幸恵さん(78)】

(農業共済新聞 2018年10月2週号より抜すい)


 家内の喜代子(72)と水稲(4.1ヘクタール)やブドウ(25アール)、野菜8品目(30アール)の複合経営を営んでいます。ブドウは「ピオーネ」と「シャインマスカット」を栽培し、主に園地に併設する直売所で販売しています。
 民間の生命保険とは違って加入要件に年齢制限がないのがいいですよね。高齢になり最近は腕が上がりづらくなるなど、若いころと同じように作業をするのが難しくなりました。
 年を重ねるごとに健康へのリスクが高まっていく中で、青色申告を行っていれば、収入保険に加入でき、けがや病気による収入減少なども合わせた幅広いリスクに対応してもらえるのがありがたいです。
 収入保険は園芸施設共済(施設内農作物は除く)と同時に加入できるので、収入保険の加入後も引き続き園芸施設共済に加入し「備え」をより一層万全にしたいです。


「大雪、猛暑などに備えて」
 【静岡県伊豆の国市 鈴木 忍さん(54)】

(農業共済新聞 2019年4月4週号より抜すい)


 脱サラして、2013年から本格的にイチゴを栽培。現在、私と妻、息子2人の4人で、「紅ほっぺ」(ハウス8棟、計27アール)を土耕栽培しています。個人客への直売を主体にケーキ店、地元スーパーなどに販売、市場や道の駅にも出荷しています。
 14年2月の大雪で、前年の秋に建てたばかりのハウスが倒壊。収穫間際のイチゴもだめになりました。これまでも園芸施設共済には入っていましたが、この経験からリスクと経営安定を考え、収入保険にも加入しました。
 けがや病気による収入減少も補償の対象になるのはメリットだと感じています。また、年齢制限がないのもいいですね。年齢を重ねると、健康面の不安も出てきます。一人ならばいいですが家族も一緒に働いているので、十分な補償がないと安心できません。そのため、補償割合は青色申告実績3年での最大補償(保険方式78%、積み立て方式10%)を選択しています。


「家族経営を守るため」
 【徳島県鳴門市 谷口 一郎さん(41)】

(農業共済新聞[四国版] 2018年9月4週号より)


 水稲4ヘクタール、レンコン2ヘクタールを栽培しています。
 収入保険の説明会に出席しました。今までレンコンを補償する保険が無かったこともあり、すべての作物が対象になるという点がメリットだと思います。
 掛金などの負担、保険を使った次の年はどれくらい掛金が上がるのかなど心配な面もありますが、家族経営のため、もし自分が腰痛になって仕事ができなくなったら、あるいは家族の誰かが病気・入院したら食べていけなくなるという不安が加入の一番の理由です。
 今後、レンコンは徳島ブランドの新品種に挑戦する計画です。家族経営なので、できる範囲で少しずつ栽培面積を増やしていきたいと考えています。


「出荷不能時に助かる」
 【徳島県鳴門市 戎 芳郎さん(64)】

(農業共済新聞[四国版] 2018年9月4週号より)


 「阿波九条」(青ネギ)を露地・ネットハウスで2ヘクタール栽培しています。
 近年、今までに経験したことのない天候不順が続くので、出荷できない状態になり、いつ収入がなくなるかと心配です。
 ネギを栽培して42年目。祖父の代から60年近くになりますが、ネギは保険とは無関係でした。野菜価格安定制度は、出荷して初めて補償してくれるもの。出荷できなかったら何もありません。
 収入保険は、収入の減少を補償してくれるという安心感があり、安定した経営を続けられることが魅力。
 また、保険の対象とならなかった人の掛金は、年々下がっていくシステムも良いと思います。


「保険料や補償の幅が魅力」
 【長野県佐久市 茂木 泰治さん(68)】

(農業共済新聞[長野県版] 2019年4月2週号より)


 佐久市中佐都地区の茂木泰治さん(68)は、果樹専業農家としてリンゴ100アール、モモ20アールの他、水稲32アールを栽培している。茂木さん方で経営の中心が果樹になったのは祖父の時代だという。それまで水稲と養蚕を営んでいたが、減反政策時にリンゴの団地化が始まり、移行した。
 茂木さんが果樹共済に加入したのは、凍霜害で被害に遭った際にJA果樹部会に勧められたこと。それ以来、40年前から加入してきた。「加入していることで心の安定も得られて、より一層農業に打ち込めた」と話す。
 祖父から伊勢湾台風のことなど、さまざまな災害について聞かされ、自然災害の恐ろしさを知ったという茂木さん。自身も果樹共済に助けられてきたが、加入していた特定危険方式が今後なくなることから、収入保険への切り替えを検討し始めた。
 加入の決め手となったのは、納める掛金などの額や、他の作物も補償される点に魅力を感じたこと。また、以前から青色申告をしていた点も要因になったという。「今までは品目ごとに共済を掛け、共済金が支払われてきたが、収入保険は収入の減収時の対応なのでこれからどうなるか、大いに期待したい」と話す。
 「今あるものを大事にし、農業規模を維持したい。2人の息子に農業を託すことを目標に、その日まで夫婦二人三脚で頑張りたい」と話してくれた。


「収入額に対応する現実的な保険」
 【長野県箕輪町 高田 知行さん、高田 幸代さん】

(農業共済新聞[長野県版] 2019年4月4週号より)


 信州の山に魅了され、駒ヶ岳を訪れていた高田知行さん(50)、幸代さん夫妻。幸代さんの後押しもあり、県の里親制度を利用して箕輪町東箕輪の柴壽さん(元長野県果樹試験場長)の下で2年間研修を受け、同町で就農した。
 「リンゴ70アールとブドウ50アールを経営しています。おいしい!と思ったそのとき、それは健康に育った生命力あふれる命を頂いたという証。農業をして感じるようになりました。このおいしさを皆さんにお届けしたい」と話す。
 これまで果樹共済に加入していた高田さん。加入できない品種があることや、強風による枝ずれなどで品質が悪くなり、価格が低下したときに十分な補償はされなかった。そこで収入保険への切り替えを考えたという。
 「収入保険は農家全体の収入を青色申告に基づいて見ていただけるのがいいと思いました。実際の収入額に対応する現実的な保険で、掛金を比較しても安いことから今回加入することにしました。果樹を栽培している人は入りやすい保険だと思います」
 高田さん方では、地元の小学生に、1年を通じて摘果から収穫までの作業体験を提供。将来多くの子どもが就農することを夢見て、果樹園から農業の楽しさなどを伝えている。
 「今でも、毎日農業の難しさを感じています。季節により、樹により、畑により、変化が分かる農家になりたい」と高田さん。Facebook「Grapple TAKADA」でも農業の楽しさを発信している。


「明瞭な補償内容が決め手」
 【香川県丸亀市 宮﨑 祐一さん(41)】

(「NOSAIかがわ」2019年3月号より)


 モモを専業に、1.5ヘクタール栽培しています。収入保険は損失に対する補てん額が明瞭で、販売金額ベースでの補償を受けられることが加入の決め手となりました。家族経営者にとって、病気や事故での収入減少も補てんしてくれるのは心強いところです。これまでは果樹共済で補償をしてきましたが、収入保険でより安心感が増しました。
 最初は高いなと思った負担金ですが、そのほとんどは積立金が占めるということ。預金と思って、積立方式にも加入しています。補てん金の支払いがなければ、年々保険料が安くなっていくのもいいですね。
 近年は甚大な気象災害や獣害など、肥培管理だけでは防ぎきれない災害が多くなりました。もしものとき、心強い補償に期待しています


「加入で万が一のときへの安心」
 【香川県三豊市 関 遂男さん(46)】

(「NOSAIかがわ」2019年3月号より)


 ブロッコリー80アールの他、水稲8ヘクタール、小麦6.4ヘクタールを栽培しています。専業になって9年目で、青色申告は平成26年からしています。
 昨年2月の寒さでブロッコリーの生育が止まり、4月には収穫できない20アールほどを鋤き込みました。近年、ゲリラ豪雨をはじめ、予期せぬ突発的な自然災害が多発しています。いつ何が起こるか分からない今こそ、収入保険に加入していれば、もしものときに安心感が得られます
 また、職員の方が保険料などのシミュレーションを何度もしてくれました。私の場合、既存の水稲・麦共済の掛金に比べ、収入保険の保険料の方が安いということが分かりました。アドバイスしてくれたことも加入の決め手になりました。
 周りの農家で青色申告している人がいれば、加入を検討するよう勧めています。


「品質低下の収入減も補償」
 【岩手県一関市 小野 正一さん(68)】

(農業共済新聞 2019年事業推進特集号より)


経営規模=水稲26ヘクタール、小麦8ヘクタール

 水稲の栽培面積26ヘクタールのうち、4ヘクタールで昨年市場デビューした県の新ブランド米「金色の風」を作付けています。今年は面積を拡大し、ブランド力を高めるためにも、品質の良い栽培を心がけています。
 農業の多様化により、現行制度だけでは十分な補償を受けることが難しくなっていると感じています。収入保険制度は、ブランド米も生産者ごとの販売価格で補償されるのがメリットです。また、昨年のような天候不順の年には「くず米」が多くなり、販売収入の低下が心配されます。収入保険ではこれらもカバーされるので、期待しています。
 保険金の支払いは青色申告後の審査となるので、現行制度より遅れることが想定されます。農業は先行投資の部分が大きいので、早期支払いが理想ですが、収入保険制度には「つなぎ融資」を活用できるとのことですので、農家は助かると思います。


「園芸施設共済と併せ備え万全」
 【三重県玉城町 野口 嘉人さん(54)】

(農業共済新聞 2019年事業推進特集号より)


経営規模=キク32アール、トルコギキョウ3アール

 白ギクの価格低迷が続いているので、単価の高い黄ギクを導入しました。
 また、市況を読み、出荷を合わせることは簡単ではないため、安定して高値出荷できるトルコギキョウの試験栽培に取り組んでいます。
 挑戦に失敗はつきものですが、もしもの時のダメージはやはり心配です。「失敗の影響を軽減できる保険でもあれば」と思っていたところに、制度の説明を受けることができました。
 加入の決め手の一つは、NOSAI職員との信頼関係。私の経営内容をよく理解して勧めてくれているので、間違いないと思えました。
 園芸施設共済(ハウス本体)と農機具共済、建物共済に収入保険を組み合わせます。自分自身のけがなどが原因の収入減もカバーされ、経営に必要な支えが網羅されます。
 この先どんな挑戦の機会があるかわかりませんが、備えによる安心材料ができたと思います。


「従業員の所得安定のために」
 【新潟県新潟市 諸橋 弥須衛さん(78)】

(農業共済新聞[新潟県版] 2019年4月2週号より)


 「従業員に安定した所得を保障したいと思い、収入保険への加入を決めました」と話すのは、諸橋弥須衛さん(78)。新潟市江南区茗荷谷の「諸橋弥次郎農園」の代表を務めている。
 同農園では、3人の正社員と6人のパートタイマーが働いており、ハウス8棟でイチゴ「越後姫」を中心とした経営を行っている。越後姫は土耕栽培を徹底し、県内だけでなく、北海道から九州まで全国へ発送している。
 その他にも、水稲6ヘクタール、エダマメ1.2ヘクタール、ナス、タマネギ、キャベツ、ニンジンなどを栽培。加工品にも力を入れており、もち米は餅に、ナスはナス漬けに加工し販売する複合経営を行っている。
 「昨年は自然災害が多い年でした。くず米が多く、米の売り上げが相当落ちてしまいました」と諸橋さん。近年の災害を振り返ると、何が起きるか分からない状況だと感じているという。
 「農家仲間や説明会、ラジオで収入保険のことを聞きました。栽培している作物の種類が多いので、作物が限定されず、総合的に補償してくれる収入保険は助かりますね」と話す。
 加入の条件である青色申告は、15年以上前から実施していたことで、加入を検討することができた。新聞などからも積極的に情報を集め、加入を決断したという。
 「従業員の生活が懸かっているので、経営を安定させることは何よりも重要です。収入保険は頼れる制度だと思います」と力強く話す。


「露地キュウリの不安をカバー」
 【福島県二本松市 斎藤 正紀さん(64)】

(農業共済新聞[福島県版] 2019年1月1週号より)


経営規模=水稲295アール、キュウリ35アール

 昨年秋から収入保険制度の受け付けが始まり、私も加入しました。
 露地でキュウリを栽培しているので、収量や品質が天候に左右されます。価格も変動し、収入が不安定です。そのため以前から「自助努力ではどうすることもできないことをカバーしてくれる保険がほしい」と思っていました。
 収入が安定すれば、冬場も新たな作物栽培に取り組みやすくなります。農家にとって収入保険が魅力あるものになってほしいです。