【収入保険】私の選択・加入者の声


九州・沖縄

「病害による収入減の支えに」
【福岡県筑後市 髙井良 栄二さん】

(NOSAI福岡 広報紙「NOSAIふくおか」 2024年夏号より要約)


 経営規模=トマト 10アール

 10年ほど前に新規就農し、両親と一緒にトマトの栽培を行っています。
 収入保険に加入した当時、トマトの「かいよう病」が県内に発生し、トマト苗が出荷停止になるなどの事態が起きていました。また、新型コロナウイルスの感染が広がっていたので、自分や家族が罹患すると作業できなくなるという恐れもあり、加入を決めました。
 2023年は、コルキールート(褐色根腐病)という土壌病害が多発し、例年より収入が減少しました。想定よりも被害は大きくならなかったですが、収入保険に補償してもらうことができ、大変助かりました。
 いつ何が起こるか分からない時代になっています。明日への備えとして今後も収入保険に加入し、安心して経営していきたいです。


「つなぎ資金受け取り助かった」
【福岡県早良区 樋口 寿生さん】

(NOSAI福岡 広報紙「NOSAIふくおか」 2025新年号より要約)


 経営規模=キャベツ1.4ヘクタール、水稲2.4ヘクタール、
      ブロッコリー1.7ヘクタール、タマネギ12アール、
      その他野菜 50アール

 水稲と露地野菜を中心に家族で営農しています。
 今夏は、酷暑と干ばつで苦労しましたが、新しい品種や管理方法にチャレンジするなど努力を重ね、品質保持に努めたいです。
 収入保険には、令和4年から加入しています。令和5年に農作業中の事故で大けがをし、半年間の治療が必要になりました。収入減少を保険金で補てんすることができ、「加入していて良かった!」と思いました。また、つなぎ資金を申請し、早めに資金を受け取れたことも助かりました。
 近年の異常気象により、農業は厳しい状況に直面しています。常に努力はしていきたいですが、安心して営農を続けるためにも、もしもに備えて収入保険に加入することは大切だと考えます。


「不測の事態に対する備え」
【佐賀県唐津市 吉田 夘敬さん】

(NOSAI佐賀 広報紙「NOSAIさが No.20号」 令和6年秋号より要約)


 経営規模=ミカン71アール
      水稲40アール WCS30アール

 私は、ミカンや水稲などを約70年耕作しております。
 主な収入源はミカンですが、過去には台風による被害に遭うなど、農業経営には心配事が多くありました。広報紙の口コミを見るなどして収入保険制度を知り、農業経営を安定させられることや、自分が高齢であることなどを踏まえ、NOSAI職員に話を聞いてみて加入を決めました。その後に、ミカンに原因不明の着果不良により大幅な減収となりましたが、収入保険で補てんできました。
 近年は異常気象も多く、自然災害による被害に遭う可能性もあります。自然災害以外にも市場価格の低下や病気、ケガで収穫できなかったときなど様々なリスクに対応しているので、収入保険があるおかげで安心して農業経営を続けられ、とにかく心配事が減ると思います。


「経営に見合う補償で安心」
【長崎県西海市 坂口 初男さん】

(NOSAI長崎 広報紙「NOSAIながさき No.18号」より要約)


 経営規模=温州ミカン 2.8ヘクタール、
      ナシ 50アール

 収入保険には、制度開始当初から関心がありました。説明を受ける中で、病気やケガで収穫できなくなった場合にも補償されることが、これからのリスク管理を行う上で魅力に感じ、加入することを決めました。また、保険料等の分納ができることも良かったです。
 昨年10月に私が住む地域で大量の雹が降り、収穫期をむかえた温州ミカンに、大きな被害をうけました。かなりの痛手でしたが、経営に見合った保険金が支払われ、次の栽培につなげることが出来ました。
 今後は、後継者への引継ぎも考えながら新たにぶどう栽培にチャレンジしたいと思います。


「保険を備えに安定生産へ」
【熊本県天草市 山本 将太さん(36)】

(NOSAI熊本 広報紙「ひのくに」No.96 2024年夏季号より要約)


 経営規模=露地デコポン 230アール、
      屋根掛デコポン 37アール、水稲 33アール  

 就農した当初は素人で、父や他の果樹農家さんから剪定方法などを学び、試行錯誤していました。結果が出るのが1年後のため安定した収入が得られるのか不安でした。さまざまなリスクによる収入減少を補償することに魅力を感じ、令和5年から青色申告と収入保険を父から承継しました。令和5年はデコポンの花芽の付きが悪く収穫量が減り、収入が減少したので保険金を受け取りました。今年はカメムシの発生が多いという話を聞きますが、収入保険に加入しているので安心して営農ができます。農業をしていくうえで自然災害や病虫害による被害はどうしても避けられません。収入保険へ加入することで安心して経営ができると思います。


「農業を続けるために」
【熊本県山鹿市 中満 明夫さん(73)】

(NOSAI熊本 広報紙「ひのくに」No.97 2024年秋季号より要約)


 経営規模=タケノコ 150アール、栗 110アール、
      水稲 30アール、菊 0.1アール

 過去に台風の被害で極端に収入が下がったことがありました。共済制度では補償できなかった作物も収入保険では補償の対象となり、あらゆる災害に対応できると説明を受けて加入しました。加入して良かったことは、安心して営農ができることです。年齢を重ねるにつれ、病気やケガの心配が増え、近年の異常気象に伴う災害も各地で多発していますが、加入していることでいつ何があっても補償があるので、リスクに備えることができています。また、収入保険の魅力は補償している金額に対して掛金が安いところです。積立金はあくまでも個人の積み立てなので、補償金額に対して、掛け捨ての掛金は安く感じます。災害はいつどこで発生するか予測がつきません。いつでも安心して農業を続けていくためにおすすめの保険です。


「収入保険は挑戦の後押し」
【大分県杵築市 金政 久美さん 達夫さん】

(NOSAIおおいた 広報紙「きらり」 No.54号 令和6年11月号より要約)


 経営規模=イチゴ 17アール

 5年前に新規就農しました。脱サラし杵築市へ移住、イチゴ農家になりたいとの思いで突っ走ってきました。農業の大変さを知らなかったので、想像と違うことも多かったです。
 令和5年に、病害虫の被害に遭い支払対象となりました。経験値不足で異変に気付くのが遅れましたが、収入保険に加入していて本当に助かりました。
 収入保険は、補償の幅が広く、ケガや病気などで収穫できず減収となった際も対象になることもメリットに感じています。自分が食べて「おいしい」と思うイチゴを作り、大分の方々に食べてもらいたいです。栽培の工夫をする中で、何かあったときは助けがある。チャレンジは怖いけど、収入保険が安心のお守りになっています。


「働けないとは思ってもみなかった」
【宮崎県国富町 靏田 裕一さん】

(NOSAI宮崎広報紙「ひなた No.33号」2024年11号より要約)


 経営規模=キュウリ24アール、水稲90アール

 「私が、令和3年8月に胃がんの摘出手術を受けたためキュウリの植付けができず、廃業まで考えました。収入保険に加入していたおかげで保険期間の途中でしたが、つなぎ資金を利用し、必要経費を賄うことができ大変助かりました」と振り返る裕一さん。
 夫婦2人でキュウリ24アールと水稲90アールを作付けしており、収入保険に加入しています。
 令和3年に病気を患い、農作業ができなくなった時に、収入保険加入の大切さを感じた裕一さん。「万が一の日がいつ訪れるか分かりません。まさか自分が病気になり、無収入になるとは思いもしませんでした」と驚きを隠せません。
 元気なうちは必要性を感じないと思いますが、万が一の時はいつ訪れるか分かりません。収入保険の保険対象は多岐に渡るので、加入を考えてほしいと、周辺農家にも声を掛けている靏田さん夫婦。
 「近年は、台風による浸水被害やスリップスなどの病害虫に悩まされています。対策と保険の両輪で経営安定を目指していきます」と話します。


「まさかの入院!それでも収入保険があったから助かった」
【沖縄県 久米島町 島袋 政信さん】

(NOSAI沖縄 広報紙(令和7年2月号掲載予定))


 経営規模=菊109アール

 久米島町は毎年いくつも接近する台風や大規模な自然災害や新型コロナウイルスの流行などがあるため、経営に不安を感じ、収入保険に加入しました。
 令和4年、病気で入院して計画通りに営農ができず花の収穫量が平年の半分程度に減少したが、収入保険のおかげで減収分を補填することが出来ました。
 また、支払いも早く本当に助かりました。
 安定した収入を確保するために、これからも健康を第一に心掛けていきます。収入保険は、安心して農業を続けていくことが出来る心強い保険です。


「農業経営がピンチになる前に」
【沖縄県 宮古島市 森上 聡さん】

(NOSAI沖縄 広報紙(令和7年2月号掲載予定)より要約)


 経営規模=ゴーヤ・マンゴー・メロン他 178アール

 平成28年から就農し8年目となった現在、従業員13人を抱えるまでに成長できた。
 令和元年9月の台風15号でハウスが倒壊する被害に遭ったり、令和6年6月には台風2号によるゴーヤ、メロン、ピーマンの被害があったり、従業員の確保が困難となったことで収穫の手が足りず、たまねぎが減収となることもありました。幸い、園芸施設共済と収入保険に加入していたため助かりました。特に収入保険は、気象災害以外の減収も補償対象となっていることから、チャレンジしたい農家にとてもマッチした制度です。
 NOSAIには、これから挑戦したいと考えている若い世代に対して推進を強化してもらい、私からも健全な農業経営につながることを後輩たちに伝えていきます。


「大切な社員の生活を守るため」
【佐賀県杵島郡白石町 (有)定松ファーム 代表 定松 右樹さん】

(NOSAI佐賀広報紙「NOSAIさが」2023年1月号より抜粋)


 経営規模=水稲10ヘクタール、麦27ヘクタール、
      大豆13ヘクタール、たまねぎ4ヘクタール、
      キャベツ2ヘクタール

 農業は天候や相場に左右されるもの。自分たちの努力では、どうにも出来ない場合があります。
 大切な社員の生活を守るため、減収減益となった場合でも、安定した給料、賞与を支払わなければなりません。そんな不測の事態も考え、基準収入の約9割を補償できる収入保険に加入しました。また、新しい作物を作付けする場合には、それなりのリスクがありますが、収入保険があれば安心して新しい作物にチャレンジ出来るようになります。収入保険の後ろ盾は大きいと思います。


「収入減少は突然に」
【佐賀県小城市 古賀 涼子さん】

(NOSAI佐賀広報紙「NOSAIさが」2022年10月号より抜粋)


 経営規模=イチゴ15アール、水稲596アール、麦853アール、
      大豆51アール、ブロッコリー13アール、
      タマネギ100アール

 主人とふたりで長年、イチゴの栽培を続けてきました。昨年には高設栽培を導入し、その他にも複数の作物を栽培しているので、比較的収入は安定してたので、収入保険に加入したものの、保険を活用する機会は少ないだろうと思っていました。
 そんな折、主人が病に倒れ、私ひとりで農業をすることになりました。現在、息子たちが手伝ってくれていますが、出来る作業の量は減ってしまったので、今年の収入は大きく減少すると思っています。金銭面での不安が大きくなっていましたが、収入保険に加入していたので、その不安を減らすことが出来ました。


「ネギの軟腐病とピーマンの大幅な価格下落」
【大分県九重町 矢幡 陽理さん】

(NOSAI大分広報紙(きらり)2023年2月号より要約)


 栽培作物=ネギ、ピーマン、キャベツ、ショウガなど

 令和3年にネギの軟腐病とピーマンの大幅な価格下落により収入が減少し、収入保険の支払対象となりました。ピーマンは収入の幅が特に大きく、最低価格が平年の三分の一ほどになりました。
 令和4年の夏には大型台風による被害を受け、園芸施設共済の補償対象にもなりました。
 令和5年の1月に法人化しました。人を雇っているので、経営が安定しないことには継続できません。より安定した経営を目指したいです。


「チャレンジの後押しになります」
【宮崎県延岡市 遠田 祐星さん】

(NOSAI宮崎広報紙(ひなた)2022年11月号より要約)


 経営規模=キュウリ33アール、スイートコーン8アール

 平成30年産より収入保険に加入しました。令和元年に竜巻が発生しハウスが全壊・半壊する被害を受けました。翌年には、竜巻の影響による土壌環境の変化などにより収量が落ちました。併せて、新型コロナウイルス感染症の影響により市場価格の低下も重なり、収入が減少したため保険金請求を行いました。
 無保険状態であれば、一度バランスを崩すと立て直しが大変ですが、収入保険に加入していたことで、経営的にも精神的にも助かりました。
 収入保険によってリスクをカバーできると考えると失敗を恐れずチャレンジしやすいので、営農者に広く伝わってほしいと思います。


「加入していて良かったとつくづく実感」
【宮崎県高千穂町 大賀 政和さん】

(NOSAI宮崎広報紙(ひなた)2022年11月号より要約)


 経営規模=きんかん23アール

 平成29年に園芸施設共済、令和2年産から収入保険に加入しました。
 令和3年1月に、強風でハウスが破れる被害がありました。全体の4分の3は冷気の影響でうるみ果となり、収入が減少しました。
 施設から中身まで、すべて再建する必要があったため当時は大変でした。収入保険に加入していなかったら、農業を続けられなかったかもしれませんので、加入していて良かったとつくづく実感しました。
 掛金については、補償額の大きさや国の補助があることを考えても、あまり負担とは感じていません。積立部分は被害があれば自分に戻ってくるものなので、納得して加入を続けています。


「茶の価格が大幅下落」
【鹿児島県さつま町 坂元 勝志さん】

(農業共済新聞2023年2月22日(鹿児島版)より要約)


 経営規模=茶300アール、水稲・野菜

 2020年から収入保険に加入しました。
 新型コロナウイルス感染症拡大の影響で1番茶の価格が大幅に下落。3番茶は余剰在庫になるということで刈り捨てとなり、出荷することができず、収入が落ち込みました。お茶の価格は下降傾向にありましたが、それ以上に新型コロナの影響は収入に響き苦労しました。収入保険で補てんしてもらえて大変助かりました。


「台風で施設かんきつが被災」
【長崎県西海市 相川 友樹さん】

(NOSAI長崎広報紙「NOSAIながさき」2022年秋号より要約)


 経営規模=温州ミカン150アール、施設かんきつ70アール、
      水稲35アール

 祖父から経営を引き継いで規模も徐々に拡大し、新たな品目にも挑戦しようとしていたときに収入保険が始まると聞きました。自分の経営に向いていると思い、迷わず加入しました。
 一昨年の台風で施設かんきつが被災し、昨年の出荷が思うようにできませんでした。上半期の売り上げが例年以下となり経営に困っていたときに、無利子で利用できるつなぎ融資を活用し、経営を立て直すことができました。
 収入保険と同時に園芸施設共済にも加入しています。心配事が減り、農業に全力で集中できています。
 多くの方に収入保険をお勧めしたいです。


「青色申告をされている方は加入を」
【佐賀県伊万里市 中島 一男さん】

(NOSAI佐賀広報紙「NOSAIさが」2022年7月号より要約)


 経営規模=小ネギ30アール、水稲25アール

 ハウスで小ネギを栽培しています。お守りのつもりで加入はしたものの小ネギは周年作物であり、年間を通じて消費されることから比較的収入が安定しておりそんなに保険を使うことはないだろうと考えていました。
 加入して2年目の出荷最盛期にコロナ禍により販売収入が減少し大変厳しい年になりましたが、保険金の支払いがあり大変助かりました。
 保険金をもらわなくても農業収入でまかなえることが一番ですが、不測の事態で本当に困ったときには収入保険が助けてくれるものだと実感し、安心して仕事に取り組むことができるようになりました。


「豪雨被害で収入がほぼゼロに 収入保険のおかげで立ち上がれました」
【大分県日田市 湖東 徹さん、成美さん】

(NOSAI大分広報誌「KiRaRi」2021年9月号より要約)


 経営規模=トルコギキョウほか

 令和2年7月豪雨で被災しました。住居の周辺は陥落し、周辺の道路はいつ流れるかわからない危険な状態で、作物の管理も出荷も到底不可能な状態に陥りました。結果的に2020年は収入がほぼゼロになりましたが、収入保険に加入していたため、生活の心配はありませんでした。もし加入していなければ、今年再び立ち上がれなかったと思います。
 コロナなどの影響で花の値段などどんな状況になるかわかりませんが、心に余裕を持って経営できています。


「豪雨でハウスが全半壊 つなぎ融資で救われました」
【鹿児島県伊佐市 小水流 竜司さん】

(農業共済新聞2021年8月4日より要約)


 経営規模=トマト25アール、水稲約6ヘクタール

 令和2年7月豪雨で水稲が冠水、9棟のハウスのうち7棟が全壊、2棟が半壊の被害を受けました。被害から復旧しきれていない中、翌年再び豪雨で水稲に被害を受けましたが、収入保険に加入していたので、経営面では安心できました。
 流されたときは目の前がまっくらになり、営農が継続できるか心配しましたが、収入保険のつなぎ資金の貸付けで救われました。


「保険料も経費として計上 病気により収入が減少」
【佐賀県唐津市 宮崎 博人さん】

(NOSAI佐賀広報誌2022年5月号より抜すい)


 経営規模=イチゴ60アール

 農業は自然を相手にする仕事であるため、前々から収入を補償できる制度が欲しいと思っていました。収入保険は、自然災害や病害虫等での収入減少以外にも、市場価格の低下、自分や家族などのケガや病気により、収入が減少しても補償の対象となり、保険料も経費として計上できるため、制度が始まった年から加入しました。
 一昨年には自分と家族の者が病気になり、栽培管理が上手くいかずに収入が大きく減少し、資金繰りに困りました。保険期間中であっても、早期に資金が必要な場合は、無利子の「つなぎ融資」を受けることができ、大変助かりました。


「台風により定植が遅れ 保険金で大変助かりました」
【佐賀県杵島群白石町 溝口 一博さん】

(NOSAI佐賀広報誌「NOSAIさが」2022年1月号より抜すい)


 経営規模=水稲、麦、大豆、きゅうり

 米・麦・大豆に加え、きゅうりを栽培しています。主に年齢による病気や怪我の心配があり、収入保険制度が始まった年から加入しました。私の地域は、台風の影響を受けやすく、令和2年には大きな台風が2度も襲い、米・大豆、さらにはハウスが被害に遭い、きゅうりの定植が予定通り行えずに収入が大幅に減少しました。しかし、収入保険に加入していたおかげで保険金をいただき、大変助かりました。
 近年の異常気象に加え、作物の価格低下が懸念されるなか、販売収入を補償するこの保険制度は非常に魅力的だと思います。


「安心して農業を継続 新しいことにも積極的に取り組める」
【長崎県五島市 岩田 克彦さん】

(NOSAIながさき広報誌「NOSAIながさき」2022年第8号より抜すい)


 経営規模=葉タバコ250アール、麦850アール
      サヤエンドウ4アール

 平成30年に例年になく早い時期に台風が接近し、葉タバコの収穫時期と重なったため大きな損害を受けました。当時はまだ収入保険が開始される前だったので、収入に大きな影響がでたため、翌年加入を即決しました。
 収入保険に加入する前は、天候などの影響により収入が安定せず不安もたくさんありましたが、今では安心して農業の継続ができるとほっとしています。
 収入保険は収入の補償だけではなく、精神的なゆとりも与えてくれました。今後は新技術など新しいことにも積極的に取り組めると感じています


「さつまいも基腐病被害 従業員への給与支払いができた」
【宮崎県串間市 川崎 博樹さん】

(NOSAI宮崎広報誌「ひなた」2022年5月号より抜すい)


 経営規模=かんしょ17ヘクタール、葉タバコ4ヘクタール

 地域では平成30年ごろから、かんしょが腐敗する基腐病がまん延し、収入が半分になる農家が続出しています。
 令和3年の加入初年度に収入が減少しましたが、つなぎ融資を利用して収入が減少した時期に従業員への給与を支払うことができました。
 串間市では令和2年から市が掛金を助成してくれるようになり、加入が促進されました。
 掛け捨て部分は、年間売り上げの1%程度でその金額で手厚い補償を受けることができ、経営者として加入は必須だと感じています。


「3年連続して経営に影響する被害が。つなぎ融資があってよかった。」
【佐賀県白石町 溝上 宏樹さん(34)】

(農業共済新聞2021年11月10日より抜すい)


 経営規模=キク52アール、ダイズ約1.1ヘクタール、       水稲43アール

 母と二人で栽培し、全てJAに出荷しています。
 新型コロナや大雨の被害で3年連続で経営に影響する被害が続いています。
 2020年は長い間雨が降り続き、キクもダイズも出荷できなくなりました。周りの農家も皆被害を受けました。
 また、新型コロナの影響で、キクの1本あたりの販売単価が一桁になり、収入が平年の7割ほどになりました。つなぎ融資を利用できてよかったです。


「パインアップルの病気による品質低下などの影響による収入減を補てん」
【沖縄県石垣市伊 志嶺 雅也さん(44)】

(NOSAI沖縄ホームページより)


 栽培規模=パインアップル190アール、マンゴー8アール、サトウキビ232アール

 以前から園芸施設共済や畑作物(さとうきび)共済に加入していましたが、収入保険なら農作物全体をカバーできることに魅力を感じ、収入保険へ加入しました。  今年はパインアップルの病気による品質低下に加え、新型コロナウイルスの影響で収入が減少しましたが、収入保険の補てん金を受け取ることができました。自然災害や農作物の病気などによる収入減をカバーしてもらえることで、今後も安心して農業を行うことができます。


「新型コロナウイルスの影響などによる収入減を補てん」
【熊本県宇城市 村田 彰さん(63)】

(農業共済新聞2021年6月1週号より抜すい)


 栽培規模=ミニトマト1ヘクタール、
      水稲(主食用米+WCS)2.8ヘクタール

 規模拡大する中で、雇用は欠かせません。災害などを受けてもきちんと人件費を支払うために、野菜価格安定制度よりも補償範囲が広い収入保険を選びました。現在は常時雇用1人、特定技能1人、技能実習生3人、パート2人がミニトマトの収穫などに働いています。
 収入保険には初年から加入し、2020年契約分は新型コロナウイルスの影響などで保険金等の支払いを受けました海外からの実習生の渡航が難しくなったり、子育て中の従業員が出勤できなくなったなったりと収穫時期の人手が想定よりも足りず、収穫の遅れで裂果なども発生しました。
 災害や新型コロナウイルスなど、今年も状況は分かりません。厳しい中でも経営を維持するために保険が必要です。


「新型コロナによる菊の価格低下や出荷量の減少による収入減の支えに」
【大分県豊後大野市 aika bloom 株式会社 代表 加木 勝さん(47)】

(NOSAIおおいた広報紙「きらり」2020年11月号より抜すい)


 経営規模=菊88アール(ハウス2棟)

 今年に入り、新型コロナウイルス感染症の影響で菊の価格低下や出荷量の減少が重なりつなぎ融資の申請をしました。
 一番影響が大きかったのは、緊急事態宣言の時です。今まで出荷できていた生産品が出荷できなくなり、大量に廃棄をすることになりました。菊の生産で主なリスクは台風や白さび病、虫の食害です。今回のような、価格低下や出荷停止は全く想定していませんでした。
 9月から、病気や虫害の季節になります。防除に気を使いながらこれからも花を作り続けていきたいです。


「防霜ファンの故障による霜害の被害を補てん」
【大分県宇佐市 株式会社 碑成園(ひなりえん) 遠嶋 幸弘さん(52)、ひとみさん】

(NOSAIおおいた広報紙「きらり」2020年9月号より抜すい)


 栽培規模=茶園25ヘクタール

 最初は保険なんて必要ないと考えていましたが、NOSAI職員より制度説明を受け理解が深まり、結果収入保険に満額で加入しました。
 昨年5月、一番茶の収穫前日に雷により設備の制御盤が故障し、茶園全体の防霜ファンが機能しなくなり壊滅的な霜害を受けました。今までに、被害にあったことがなかったので衝撃的な体験でした。今では収入保険に加入して本当に良かったと感じています。
 気候変動によって今まで考えられなかった被害に遭うことがあります。安定した経営をするために、私たちにとって収入保険は必要不可欠なセーフティネットとなりました。


「台風等で大幅減収となるも充実の補償が支えに」
【熊本県玉名市 星子 實さん(69)】

(農業共済新聞[熊本県版]2020年5月4週号より抜すい)


 栽培規模=露地ナス10アール、水稲40アール、
      ほか露地野菜10アール

 収入保険に加入した2019年、台風被害で収穫量が減少したほか、病害などで前年に比べて収入が半減しました。2020年4月に保険金を受け取りましたが、ここまで充実した補償を受けられるとは思いませんでした。想像以上でした
 今後、新しくパプリカ栽培に挑戦する予定ですが、作付け経験のない作物の栽培や、試したことのない手入れ方法など、いろいろなことを行い、収入増に繋げたいです。


「新型コロナによる収入減の支えに」
【熊本県高森町 (有)ウトウファーム 代表取締役 宇藤 康博さん(56)】

(農業共済新聞2020年6月4週号より抜すい)


 経営規模=花き(スターチス、ユリ、スプレーストックなど)
      87アール

 新型コロナウイルスの影響により2月下旬から、卒業式や結婚式などイベントの自粛が相次ぎ、花きの市場価格が急落しました。
 その後もあらゆるイベントが中止となり、売り上げが激減したことを受けて、つなぎ融資を申請し、苗代や暖房代に充てました。つなぎ融資がなければ倒産していたかもしれませんでしたので、大変助かりました。申請してから貸し付けまで早い点も良かったです。
 6月に入り、スターチスの市場価格は多少持ち直していますが、一番苦しい時期をつなぎ融資に助けてもらいました。
 収入保険のつなぎ融資には感謝しかありません。
今後も頑張れます。


「手続きは簡単で助かりました」
【佐賀県小城市 松尾 正人さん(66)】

(NOSAI佐賀広報紙「NOSAIさが」2020年7月号より)


 経営規模=ナス(ハウス)22アール、
      みかん(露地)50アール

 今までの園芸施設共済では、作物に対しての補償が充実しておらず、不安がありました。そんな時に収入保険について知り、説明会や部会等で制度の内容を聞くにつれて興味がわき、加入しました。
 令和元年に夏場の大雨により冠水被害を受けましたが、無利子のつなぎ融資を申請したところ、手続きは簡単で、即座に支払われたので本当に助かりました。
 収入保険は自然災害だけでなく、自身の病気や事故、市場価格の低落による減収など、補償範囲が幅広い点が魅力的
です。農業共済組合には、今後も制度の周知と丁寧な内容説明をお願いしたいと思います。


「補てん金の請求から受け取りまでが速い」
【宮崎県都城市 海江田 留男さん(67)】

(NOSAI宮崎の担当職員によるインタビューより)


 栽培規模=ミニトマト24アール、水稲100アール、
      WCS150アール

 農業収入のほとんどを占めるミニトマトが、虫害による収量減少、価格低下により、予想以上の収入減少となり、収入保険の補てん金を受取りました。  補てん金の請求から受取りまでが速く、担当者のサポートもあり助かりました。
 近年、台風をはじめ自然災害が頻繁に発生するので、収入保険に加入することが、今後ますます大事になってきます。加入していない人は、ぜひ収入保険に加入することをおすすめします。


「幅広い要因による収入減少に対応」
【福岡県朝倉郡筑前町 らいおん果実園株式会社 代表取締役 飯野 雄一さん(46)】

(NOSAI福岡広報紙「NOSAIふくおか」2020年新年号より抜すい)


 経営規模=イチゴ70アール

 当初20aから始めたイチゴの作付けも、現在では70aとなり、専門農園ならではのイチゴの種類の豊富さと徹底した栽培管理による高品質生産に力を入れ、シーズン中は多くのお客様にご来園いただいています。

 近年は、全国各地で異常災害等による被害が多発しています。収入保険では、自然災害だけでなく、市場価格の低下や、ケガや病気などの幅広い要因による収入減少に対応できるので、収入保険に加入することで安心して農業経営を行うことができます
 今後も収入保険に加入しながら、お客様一人一人にあった、居心地の良い農園づくりに取り組んでいきたいと思います。


「様々な経営リスクをカバー」
【福岡県みやこ町 農事組合法人「上田営農組合」 組合長 古門 久良さん(67)】

(NOSAI福岡広報紙「NOSAIふくおか」2020年新年号より抜すい)


 経営規模=水稲3.7ヘクタール、麦11.5ヘクタール、
     大豆11.5ヘクタール

 営農組合では、集落の約4割の農地を管理しており、また河川の草刈りや集落のイベントにも参画し、地域に貢献しています。
 今後も地域に貢献していくためには、営農組合の経営を安定させていくことが重要です。継続的な経営安定に向けて、補償割合が高く、様々な経営リスクをカバーしてくれる収入保険に加入しました。
 これまでは品目ごとに農業共済制度に加入していたので、品目やほ場ごとに加入申請や被害申告が必要でしたが、収入保険では一括で手続きが行えるので、事務の効率化にもつながりました。


「収入保険で将来に希望を!」
【沖縄県伊江村 蔵下 良彦さん(62)】

(NOSAI沖縄広報紙「NOSAIおきなわ」2019年8月号より)


 農業を始めて31年。伊江島で基幹作物のさとうきび以外の作物として菊栽培が推奨され、兄と2人で菊栽培を始め、島では菊栽培の先駆けでした。3年後に独立し、現在では家族5人、従業員3人で1 .7ヘクタールを栽培しています。
 沖縄の農家は度重なる台風被害に悩まされています。また、菊栽培は価格の変動が大きく、その度に農業経営に大きく影響を及ぼし、多くの仲間が離農に追いやられてきました。
 今回収入保険に加入することで、これまで抱えてきたリスクや不安が取り除かれ、大きな安心感を得ることができました。これから、より安定した収入の確保、安心した農業、そして経営規模拡大の希望がもてるようになると期待しています。


「これからの経営の支えに期待」
【沖縄県南大東村 有限会社サザンドリ-ム 代表 金川 均さん(60)】

(NOSAI沖縄広報紙「NOSAIおきなわ」2019年8月号より)


 さとうきび栽培を専業に個人8ヘクタール、法人で12ヘクタール栽培しています。さとうきび栽培では、常に台風や干ばつ等の自然災害がその年の経営を左右します。
 今まではさとうきび共済に加入をしていましたが、既存の制度より補償割合が充実しているうえに、自然災害以外の病気やケガの要因にも対応できるのがいい保険だと思いました。さとうきび共済にはなかった積立方式では、被害がなければ積立金が翌年に持ち越されるのがうれしいですね。
 これからは外国人労働者の受け入れも考えており、収入保険に加入することにより輪作体系や規模拡大を目指す「若い人にも魅力ある経営」を作っていきたいです。


「台風等の被害時に安心」
【沖縄県宮古島市 砂川 直樹さん(54)】

(NOSAI沖縄広報紙「NOSAIおきなわ」2019年8月号より)


 経営規模=葉タバコ4.5ヘクタール、さとうきび35アール

 平成23年と27年の5月に大型台風が襲来し、葉タバコの収穫時期であったため、大損害を受けました。葉タバコは農業共済の対象品目ではないので、当時は保険制度に加入することができず、経営の立て直しに大変苦労しました。
 去年、葉タバコ組合の集まりで、NOSAI職員の方から収入保険制度の説明を聞き、補てん金額が明確で、掛金も安く積立金などがあり、良い制度だと感じました。加入するにあたって、NOSAI職員の方が保険料などのシミュレーションを提示してくれて大変分かりやすかったことも加入の決め手なりました。
 沖縄県では台風が頻繁に襲来することから、農作物の被害が多く、損害に頭を抱えていました。収入保険に加入していれば安心して栽培管理に取り組めるので、他の葉タバコ組合員にも加入を勧めていきたいです。


「不安の払拭が決めて」
【沖縄県石垣市 島本 哲男さん(67)】

(NOSAI沖縄広報紙「NOSAIおきなわ」2019年8月号より)


 経営規模=マンゴー60アール、パインアップル50アール

 農業経験は51年目を向かえ、青色申告も約40年間行っています。
 近年、大型(スーパー)台風、ゲリラ豪雨も多く発生し、一昔前とは気象現象が変わり、災害に対して日々不安を感じていたところ、収入保険が開始するとの話を伺い、加入しました。
 周りの農家からは収入保険は開始したばかりだから様子を見て加入した方が良いのではないかとの意見もありましたが、開始したばかりだからこそ加入し勉強をしたいと思いました。また、周りの農家で青色申告をしている方がいれば、収入保険のアピールもしたいと思っています。


「高まるリスク 備えしっかり」
【宮崎県都城市 有村 和巳さん(66)】

(農業共済新聞2019年11月4週号より抜すい)


 経営規模=促成キュウリ14.5アール、主食用米1.3ヘクタール、WCS(発酵粗飼料)3ヘクタール

 収入保険は、万一のときに「農家の救済策」となる保険だと感じて加入しました。加入要件に年齢制限がなく、けがや病気による収入減も補償されるのは利点ですね。
 キュウリは昨年まで野菜価格安定制度に加入していました。水稲と合わせて、掛金などをしっかりとシミュレーションした上で、自分の経営に合っていると判断し、収入保険を選びました。
 また、今年は米が不作でした。夏場の日照不足に加え、ウンカが発生。自然災害以外にもリスクは常にあり、保険で備えることの重要性は、ますます高まっていると感じています。
 収入保険に興味はあっても、まだ様子見の人が多いようです。相談されれば、私は加入を勧めたいと思います。


「けがなどの収入減もカバー」
【福岡県添田町 井上 茂之さん(68)】

(農業共済新聞[九州北部版]2019年8月4週号より抜すい)


 経営規模=花き(トルコギキョウ、ダリアなど)ハウス75アール、ナシ10アール

 周年出荷ができるように、約10品目の花をローテーションしながら栽培しています。収穫期が長い品目が栽培しやすいですが、市場や花屋、お客さんのニーズに合うものでないと売れません。品種特性などを踏まえ、一つ一つの花に手をかけ、秀品率が上がるように努めながら、毎年売り上げ目標を達成できるように励んでいます。
 経営では、けがや病気で作業ができずに売り上げが落ち込んだり、台風などでハウスが倒壊し、内作も被害に遭ったりするのが心配です。園芸施設共済にも加入していますが、収入保険は自然災害だけでなく、けがや病気による収入減にも備えられるので心強いです。これからは他の人にも収入保険を勧めていきたいです。


「あらゆるリスクに備えて」
【福岡県朝倉市 (有)オクノ 代表取締役 奥野 和美さん(53)】

(農業共済新聞[九州北部版]2019年8月4週号より抜すい)


 経営規模=タデ(ハウス8棟)

 妻と息子と一緒に、パート従業員を雇用しながらタデを栽培しています。タデは薬味や刺し身のツマとして用いられ、JA筑前あさくら紅たで部会で全国の8割以上を生産しています。
 タデは、収穫適期を逃すとすぐに色が変化してしまうので、播種から収穫、調製作業まで時間との勝負です。また、種から発芽した幼芽を収穫するので、発芽率が悪いと収量が落ちます。
 今年、県の野菜生産出荷安定事業から収入保険に移行しました。近年は豪雨被害が頻発するなど、予想もつかない災害に見舞われる心配があります。収入保険は災害だけでなく、けがや病気による収入減少にも備えられるので、安心して栽培に励めます


「価値高い品種に挑戦できる」
【大分県中津市 松田 喜八郎さん(62)】

(農業共済新聞[九州北部版]2019年8月4週号より抜すい)


 経営規模=原木シイタケ52万コマ(年間生産量:乾シイタケ約4トン、生シイタケ約8トン、「もっこり君(登録商標)」という名称で販売)

 収入保険は、販売収入の上昇傾向も勘案して基準収入を設定し、補償してくれるのでありがたいです。
 私が栽培する「こうたろう」という品種は、肉厚でうまみや香りに優れ市場価値が高い一方、菌自体がとても弱く活着不良が起きやすい難しい品種です。
 妻とともに様々な経営努力をしてきましたが、原発事故による風評被害で市場価格が3分の1に暴落、影響は今も続いています。
 リスクはあるが価値の高い品種一本に統一できないか悩んでいたところ、収入保険が始まり、おかげで安心してチャレンジできます。
 今年から息子夫婦も後継者として就農してくれるようになりました。原木シイタケで今まで以上に収益を上げ、安心して経営を任せられる形をつくりたいですね。


「補てん割合の選択幅に魅力」
【大分県豊後大野市 (有)旭 代表取締役 田中 拓次さん(41)】

(農業共済新聞[九州北部版]2019年8月4週号より抜すい)


 経営規模=茶6.2ヘクタール、サツマイモ80アール

 茶にとって一番のリスクは、売り上げの6~7割を占める一番茶への霜害です。よく、「八十八夜の別れ霜」といいますが、近年は温暖化の影響からか晩霜害がひどく、さらに遅れて発生するようになりました。
 2004年の新植当初から霜害を経験し、痛い思いをしたので保険の必要性を感じていましたし、補てんの割合を選べる選択肢の幅があるのがいいですね。
 現在、茶は年間約13トン生産し、一番茶の半分と二番茶はペットボトル飲料水の原料として契約出荷しています。契約栽培では、良い物を作ればそれなりの単価ですぐ現金化できるメリットもありますが、全国の平均市場単価の低迷が続いているので、契約単価も今後下げられるリスクがあります。価格低下による収入減少もカバーしてもらえるのはありがたいです。


「品目にとらわれない補償」
【長崎県川棚町 一瀬 薫さん(60)】

(農業共済新聞[九州北部版]2019年8月4週号より)


 経営規模=トマト57.2アール、キュウリ35アール、水稲102.7アール

 一年を通じて、私が栽培するトマト、キュウリ、水稲の価格は安定していますが、異常気象や考えられないような災害に遭い、作物が収穫できずに年間の収入が無くなってしまうと、経営を続けていくことは困難です。
 近年は、過去に経験したことのない災害が増えてきており、いつくるか分からない災害への「備え」として加入することを決めました。
 収入保険は、減少した収入金額をカバーしてくれますが、個々の作物に対してではなく、品目にとらわれずに経営全体を補償してもらえるところがいいですね。また、経営の規模を拡大しても、それに合わせた補償ができるシステムもいいと思います。


「災害時に助かります」
【長崎県五島市 五島七岳ファーム(有) 代表取締役 大谷 豊さん(69)】

(農業共済新聞[九州北部版]2019年8月4週号より)


 経営規模=ブロッコリー27ヘクタール、茶6ヘクタール、桑茶2ヘクタール、その他露地野菜など2.6ヘクタール

 私の会社では露地野菜が中心のため、自然災害の影響を非常に受けやすく、安定した収入を得ることは難しいです。
 また、共済制度が無い品目が被害を受けた場合、これまで補償が何も無く、経営を圧迫していました。そういった災害時の危機に備えるため、収入保険に加入しました。
 一昨年は収穫時期の異常低温によりブロッコリーが取れませんでした。他にも、台風による空っ風で塩害を受け、桑茶が全滅するという苦い経験もしました。減収した場合に、収入の補てんがあれば非常に助かりますね
 収入保険の加入手続きは、地元の共済組合の職員が丁寧に説明してくださったおかげで、スムーズにできました。もしも災害があったときはありがたいです。


「価格変動等への対応が有利な保険」
【大分県宇佐市 門前 文利さん(66)】

(NOSAIおおいた広報紙「きらり」2019年5月号より)


 25年ほど前から父の跡を継ぎ農業を始め、10年前に退職してからは専業農家として生計を立てています。主食用米3ヘクタール、飼料用米2.3ヘクタール、大豆2.9ヘクタール、裏作で麦を5.8ヘクタール作付けしています。
 収穫量や品質を高めるため、肥培管理など頭を悩ませることも多いですが、成果が得られたときの喜びも大きいので、やりがいを感じます。
 昨年までは制度共済に加入していましたが、2019年から収入保険に加入しました。近年頻発する豪雨や干ばつなどの災害や、共済事業では補償しきれなかった価格変動等にも対応できるようになるので、農業経営の安定という点で有用な制度だと考えています。


「価格低迷時の補償に安心感」
【鹿児島県霧島市 末元 正輝さん(28)】

(農業共済新聞 2019年7月4週号より抜すい)


 両親と共に、「やぶきた」や「あさのか」、「ゆたかみどり」など12品種の茶を約6ヘクタールで栽培しています。
 収入保険は、昨年9月の説明会で知りました。地区担当職員から制度についての説明を聞き、基準収入に基づいた掛金の試算など、加入に必要な経費や支払われる補償額などを確認しました。これからも茶農家を続ける上で不可欠な備えだと感じ、最大補償の9割で加入しました。
 市場価格の低迷による収入減少も補償の対象となることが、収入保険を選んだ理由の一つです。茶は1番茶が最も高く取引されますが、2番茶や秋冬番茶はそれよりも安価になります。
 また、茶の生産に関するリスクに遅霜があります。特に1番茶の新芽が出始める3月から4月は注意が必要です。また、昨年3月の新燃岳の噴火による降灰では、備えの重要性をより認識するきっかけになりましたね。万が一被害に遭っても収入保険が補償してくれるのは安心感につながります。


「災害を受けやすい地域の方にお勧め」
【熊本県阿蘇市 綿住 輝さん(44)】

( NOSAI熊本広報紙「ひのくに」 2019年新年号より抜すい)


 経営規模=水稲28アール、アスパラガス32.4アール

 以前、阿蘇山が噴火したときには、園芸施設ハウスが降灰の被害を受け、園芸施設共済金を受け取ることができましたが、もし大規模災害(地震)などで農産物が出荷できない場合や、流通が止まった場合の収入減少にも対応できる収入保険に加入していれば、積立金や保険金を受け取ることができます。
 また、趣味がスノーボードで、ケガして収穫できなくなったときのことも考えると、収入保険加入のメリットは大きいです。
 収入保険は自然災害を受けやすい地域の方や、単独で作業されている農家の方にお勧めしたい保険です。現在の収入のうち、最低限補てんしてもらいたい金額、保険料と積立金の支払い能力、自然災害などのリスクを考慮して、収入保険の加入を検討してみてはどうかと思います。


「複合経営の方におすすめ」
【鹿児島県肝付町 丸山 昇さん(68)】

( NOSAI肝属広報紙「きもつき」2019年7月号より)


 主にキンカンを中心に、ほかスイートコーン、ミニトマトなどを栽培しています。
 専業農家となって15年になり、毎年の栽培計画はクリアし、特に問題はありませんでしたが、近年は台風や長雨などの自然災害が多発しています。
 収入保険はほとんど全ての農作物が対象になっており、私のように複合経営をする者にとっては大変ありがたい制度です。
 青色申告が加入の唯一の条件となっておりますので、これを機に青色申告者が増え、多くの人が加入されることを願っております。


「大幅な収入減少の経験から加入」
【鹿児島県鹿屋市 北郷 久幸さん(38)】

( NOSAI肝属広報紙「きもつき」2019年7月号より)


 さつまいもの専業農家として、作付面積や作付品種の拡大、作業方法の改善など試行錯誤を重ねながら、収入を維持してきました。
 昨年、大隅半島を中心にさつまいものつる枯れや芋自体が腐るといった症状が出て、収量も大きく減収となり、収入保険に興味を持ち加入しました。
 40歳を目前に、体力的にはまだ自信はありますが、もし自分自身が病気やけがで働けなくなっても、収入保険が助けてくれると考えると安心して農業を続けることができると思います。


「収入保険も加入 併せて万全」
 【福岡県久留米市 光安 崇栄さん(32)】

(農業共済新聞[福岡県版] 2019年7月2週号より抜すい)


 長男として後を継ごうと福岡県農業大学校に進学し、卒業後は父親と一緒にハウスでミズナ(1ヘクタール)などの栽培に励んできました。
 就農時から土づくりや栽培方法などを自分で考え、試行錯誤を重ねてきました。2年前に父親から栽培を任され、現在は自分が中心となって取り組んでいます。
 農業は自然相手で、思い通りにできないこともあるので難しい。「平成30年7月豪雨」では、灌水施設が水没し被害が発生しました。園芸施設共済の特定園芸施設と併せて、附帯施設にも加入していたおかげで、少ない自己負担で灌水施設の修理をすることができました。  新たに始まった収入保険にも加入したので、自然がもたらす脅威に備えながら、栽培を頑張りたいと思います。


「収入保険で孫に安心感を」
 【熊本県菊池市 磯田 正和さん(76)】

(NOSAI熊本広報紙「ひのくに」 2019年新年号より抜すい)


経営規模=水稲410アール、WCS(飼料用稲)190アール、小麦305アール、大麦302アール、イチゴ0.5アール

 収入保険の一番の魅力は、やはり収入が補償されることです。これまでは収量のみの補償でしたが、近年多発している高温や暴風、ウンカなどでの品質の低下による収入減少も補償されます。
 もう一つ魅力と感じているのが、全作物が対象という点です。現在、孫が農業高校で学んでいて、卒業後は県立農業大学校を経て就農予定です。将来、孫が就農して、何か他の作物に挑戦する場合も補償されるので、安心です。
 現在は妻と2人で営農していますが、孫が就農するときまでは経営基盤をしっかりとしておかなければと思います。そして就農後の経営において、収入保険が大きな「安心感」を孫にも与えてくれるものだと思います。


「自然災害のセーフティネットに」
 【熊本県熊本市 上村 英哉さん(55)】

(NOSAI熊本広報紙「ひのくに」 2019年新年号より抜すい)


 経営規模=ミカン430アール、不知火55アール

 経営安定化のために、台風などの自然災害による収入減少のセーフティネットとして収入保険が必要だと思いました。また、市場価格の暴落やケガ・病気による作業の遅延に伴う収入の低下も補償対象というのも魅力です。
 これまでは、品目ごとに加入を行い基準収穫量の減収分の補償でしたが、収入保険は農業者の収入が基準なので、複雑な計算がなく分かりやすいと思います。
 また、これまでの保険よりも、掛金が大幅に安くなっていて加入しやすいです。加入初年度は積立方式部分の負担が大きくても、被害がなければ繰り越されるので、継続加入しやすくなっていると感じます。
 既存の共済制度と全く異なる仕組みとなっているので、今後、経営拡大や後継者への経営移譲を考えている農家の方は、特に加入検討してみてはどうでしょうか。


「個人の収入減少への補償が魅力」
 【熊本県八代市 松村 正和さん(52)】

(NOSAI熊本広報紙「ひのくに」 2019年新年号より抜すい)


 経営規模=水稲232アール、イグサ21アール

 今まで加入していた、いぐさ・畳表農家経営所得安定化対策は、国産畳表の市場価格が助成基準価格よりも下がらないと補償が受けられませんでした。
 収入保険は、個人的な怪我や病気、価格の低下などで収入が減少したときにも補償が得られ、安定した農家経営を継続できるところや、最高で9割の補償を得られるところが魅力です。
 収入が多いほど、掛け捨て部分となる保険料が高くなるところが気になっていましたが、申告すれば経費扱いにはなるそうなので、それも安心しました。
 収入保険は、今まで補償がなかった作物を栽培する農家におすすめです。後継者がいる場合には、大幅に収入が減少しても、きちんと補償されるので、とても助かると思います。新しく就農される方のことも考えた保険だと思います。


「「生涯現役」を続けるために」
 【大分県竹田市 吉野 幸恵さん(78)】

(農業共済新聞 2018年10月2週号より抜すい)


 家内の喜代子(72)と水稲(4.1ヘクタール)やブドウ(25アール)、野菜8品目(30アール)の複合経営を営んでいます。ブドウは「ピオーネ」と「シャインマスカット」を栽培し、主に園地に併設する直売所で販売しています。
 民間の生命保険とは違って加入要件に年齢制限がないのがいいですよね。高齢になり最近は腕が上がりづらくなるなど、若いころと同じように作業をするのが難しくなりました。
 年を重ねるごとに健康へのリスクが高まっていく中で、青色申告を行っていれば、収入保険に加入でき、けがや病気による収入減少なども合わせた幅広いリスクに対応してもらえるのがありがたいです。
 収入保険は園芸施設共済(施設内農作物は除く)と同時に加入できるので、収入保険の加入後も引き続き園芸施設共済に加入し「備え」をより一層万全にしたいです。