「法人経営を安定させたい」
【鳥取県倉吉市 農事組合法人いきいきアグリ谷 代表理事 明里 徹さん】
(NOSAI鳥取 広報紙「NOSAIとっとり VOL.43号」 2024年秋号より要約)
経営規模=水稲680アール 大豆610アール
私たちの法人では地域の農地を集約し、米と大豆を栽培しています。収入保険に加入したのは、災害などで売上が下がっても、従事分量配当などの支払いが必要なため、収入減への備えが必要と考えたからです。実際、大雨で畑が冠水し、大豆が大幅減収したこともありますが、収入保険で補てんを受けることができ大変助かりました。
加入してからは、収入の見込みが立てやすいことで、安心して次年度の計画を立てることができるようになりました。今後も「備えあれば憂いなし」の言葉通り、収入保険で安定した法人経営を続けていきたいです。
「単価変動への備え」
【鳥取県東伯郡北栄町 森本 充裕さん】
(NOSAI鳥取 広報紙「NOSAIとっとり VOL.43号」 2024年秋号より要約)
経営規模=らっきょう160アール、
ストック18アール、小松菜3アール
制度が始まった初年度から収入保険に加入しています。当時は、らっきょうだけを栽培していたのですが、一毛作なので、災害等で被害を受けた際に収入がなくなってしまうため、経営を安定させたいと加入を決意しました。
らっきょうは、市場の単価変動が大きく、昨年度は単価が低かったため、収入が大きく下がってしまいました。NOSAI職員さんが迅速に対応してくださったことで、つなぎ資金制度を利用させてもらい非常に助かりました。
何かあった際には収入保険があるから大丈夫と前向きになれますし、経営を安定させるためにも収入保険はおすすめです。
「最大のリスクヘッジになる」
【岡山県勝田郡奈義町 株式会社タンケンファーム 田中 博さん】
(農業共済新聞 「中国版」2023年7月2週号より要約)
経営規模=水稲10.3㌶、裸麦2.1㌶、黒大豆3.4㌶
収入保険は至れり尽くせりで、悪いところはない保険です。国策や情勢が変化する中で、収入保険は最大のリスクヘッジになり得ると思います。従来の栽培方法では十分な収入を得ることが難しくなっているため、生産性の向上や経費の圧縮、販路の拡大が不可欠です。新たな挑戦には失敗のリスクも伴いますが、恐れずに挑戦できるのは収入保険のおかげです。
今年は、作業時間短縮のため水稲の湛水直播に換え、1人で10ヘクタールを5日間で作業しました。従来の田植えより格段に作業コストが下がったので、栽培面積を増やしても大丈夫だと確信が持てました。収入を上げるためにも、農家には「収入保険は自分がやりたいことに取り組むための投資」と思って加入を勧めたいですね。
「営農を続けるために」
【広島県庄原市 吉岡香辛料研究所 代表 吉岡 紘さん】
(農業共済新聞 「中国版」 2024年10月3週号より要約)
経営規模=トウガラシ67アール
トウガラシ栽培の奥深さに魅せられて2018年に起業し、30品種以上を農薬を使わずに栽培しています。家族のために安心して農業を続けたいと考え、2020年に収入保険に加入しました。国の補助があるため、安い掛金で補償してもらえるところに魅力を感じています。
2023年には、発芽期の低温で苗作りがうまくいかなかったことや、出荷先の都合で取り引きが突然打ち切られたことで収入が大きく減り、保険金を受け取りました。ちょうど梱包資材の購入時期に受け取ったので一括で支払いができ大変助かりました。
これからも収入保険を支えに、消費者の方が笑顔になれるトウガラシを提供していきたいです。
「想定外の被害に備える」
【広島県福山市 イトモス株式会社 アグリ事業部執行役員社長 本田 力さん】
(農業共済新聞 「中国版」 2024年10月2週号より要約)
経営規模=水稲9.5ヘクタール、多品目野菜1.9ヘクタール
耕作放棄地や休耕田で、水稲と季節ごとの野菜を受託栽培しています。収穫した作物は市内の福祉施設や飲食店のほか、関連会社が運営する直売所で販売しています。
収入保険は2022年に加入しました。補償対象の範囲が広く、予想外の不作や収入減少時のリスクに対応できるのが加入の決め手です。加入した年の6月、水田にスクミリンゴガイ(ジャンボタニシ)が大量発生し食害を受けました。全体の約半分が食べられ、売り上げが半減しましたが、つなぎ資金を利用し、会社の運転資金に役立てることができました。
今後、耕作面積を20ヘクタールまで増やしていき、地域に貢献していけるよう頑張っていきます。
「法人運営には欠かせないもの」
【広島県世羅郡世羅町 農事組合法人 せら冨士屋 村田 広和さん】
(NOSAI広島 「広報紙」 2024年 第41号より要約)
経営規模=水稲23ヘクタール、その他10ヘクタール
水稲をはじめ、WCS、エダマメ、トウモロコシ、アズキ、広島菜を栽培しています。
2021年は、夏場の長雨で紋枯病といもち病が発生し、「あきさかり」の収穫量が平年の半分となりました。また、2023年10月下旬の降雹により、収穫間近の広島菜が被害を受けて出荷できませんでした。
異常気象による災害が多発している昨今、農業経営はいつどういった被害を受けるかわからないため、法人を運営していく上で収入保険の加入は欠かせないと感じています。
「長く農業を続けるために」
【広島県三原市 花岡 達男さん】
(NOSAI広島 「広報紙」 2024年 第40号より要約)
経営規模=水稲約1ヘクタール、多品目野菜1.6ヘクタール
水稲と、カボチャやキャベツなどの多品目野菜を栽培しています。
2018年の西日本豪雨で農地に大きな被害を受けたこともあり、収入保険には、翌年制度化されてすぐに加入しました。
昨今の農業は必要経費の高騰が顕著ですが、専業農家の私は、収入を確保できないと農業の継続も生活していくことも難しくなります。いつ起こるか分からない万が一への備えとして、今後も加入していくつもりです。
これからは、体力に合わせた農業を長く続けていきたいです。
「重なる減収でも安心」
【広島県山県郡北広島町 農事組合法人うづつき 代表 小川 和夫さん】
(農業共済新聞「中国版」 2023年10月2週号より要約)
経営規模=水稲約36ヘクタール、野菜約4.4ヘクタール
水稲と野菜の二本立てで営農しています。収入保険は出荷先にかかわらず加入でき、販売収入が補償されるのが魅力です。農作物共済で一筆方式がなくなることも加入の後押しになりました。
2021年と2022年に、獣害や病害、コロナ禍の影響による米の価格低下など、収入減少の要因が重なったときは、補償があったことで安心できました。
数年前から、後継者育成のために技術を継承し栽培管理を任せていますが、近年の異常気象で、今まで経験したことのない天候が多く発生し、平年どおりにいかない年が増えています。思いがけない収入減少に対応できる収入保険は必要だと考えています。
「想定外の減収でも助かった」
【広島県庄原市 藤原 富雄さん】
(農業共済新聞 「中国版」 2023年7月2週号より要約)
経営規模=水稲4.3ヘクタール、肉用牛5頭
2020年から収入保険に加入しています。
その年の6月に入院することになり、農繁期にもかかわらず水稲の管理が思うようにできませんでした。想定外の大きな減収になってしまいましたが、保険金を受け取ることができたので、非常に助かりました。
農業はさまざまな要因に左右され、特に天候は自分の力ではどうにもなりません。新型コロナウイルスの流行など新たなリスクもある中で農業を維持するため、収入保険への加入は、私にとって〝安心切符〟となっています。私の経験を通して、周りの農家にも収入保険を勧めています。
「営農続けるための備え」
【広島県三原市 中村 淳さん】
(農業共済新聞 「中国版」 2023年10月3週号より要約)
経営規模=多品目野菜1ヘクタール、かんきつ15アール
東京都出身で、2011年から茨城県で農業経営をしていて、過去に台風被害により大きな収入減少を経験したことから2021年から収入保険へ加入しました。2022年4月に佐木島へ移住し、地域おこし協力隊と並行して農業を始め、当初は両県分の営農をしていました。2022年に茨城県で豪雨や台風による被害で収入が半分以下になり、資材費や肥料代が高騰していたので不安もありましたが、保険金を受け取ることができ助かりました。
現在、茨城県の経営は譲渡しましたが、今後は佐木島で規模拡大したいと考えています。設備投資や自然災害は経営リスクに直結するので、将来にわたり営農できるよう収入保険で備えたいです。
「インターネット申請で経費削減」
【広島県豊田郡大崎上島町 秋山 直樹さん】
(NOSAI広島 「広報紙」 2023年 第37号より要約)
経営規模=かんきつ約120アール
レモン、石地みかんを中心にかんきつを栽培しています。
2023年から収入保険に加入しています。気象災害や価格低下に備えられることで安心して営農を続けていけると思い、加入しました。
NOSAI職員さんからの勧めもあり、インターネット申請を活用しています。資材費や肥料代の値上がりで経費が増える中、インターネット申請は、事務費が割り引きになる魅力的なサービスです。入力など困ったときは職員さんにサポートしてもらいながら、申請手続きをしました。
将来的には、これまで以上に簡単に申請手続きができるアプリの導入に期待しています。
「一定の収入を確保できる」
【広島県世羅郡世羅町 仁科 蒼太さん】
(NOSAI広島 「広報紙」 2023年 第36号より要約)
経営規模=アスパラガス20アール、白ネギ30アール
出身は関西で、大学卒業後、農業をするために世羅町に移住しました。2年間の研修を経て、2021年から営農を開始し、アスパラガスと白ネギを栽培しています。当初から青色申告をしていて、2023年から収入保険に加入しています。
露地栽培なので、天候の影響を受けやすく、災害への備えが必要だと感じていました。結婚の予定もあったので、一定の収入を確保できるよう収入保険に加入しました。世羅町から保険料の補助があったことも後押しになりました。
今後は、他の品目にもチャレンジしたいです。
「収入の補償に安心感」
【広島県安芸高田市 森川 和正さん】
(農業共済新聞 「中国版」 2022年10月3週号より要約)
経営規模=水稲244アール、ナシ60アール
収入保険に加入するまでは、水稲共済と果樹共済に加入していました。収入保険があることを知り、果樹と水稲まとめて収入全体が補償されるという安心感に魅力を感じて加入を決めました。
水稲は2020年にウンカの被害、2021年に水害に遭いました。ナシは2年連続の霜害に加え、コロナ禍での観光ナシ園の集客不足による減収で保険金を受け取りました。受取ったときは、「収入保険にとても救われ、加入していることで不安が解消されストレスが軽減される」と妻とも話しをしました。被害が出ると、果樹共済の場合は評価員やNOSAI職員に現地に何度も来てもらう必要がありますが、収入保険は税務申告の書類を提出すれば保険金が計算され、支払いが早いので助かります。
「新たな挑戦へ安心して取り組む」
【山口県山口市 藤村 康平さん】
(NOSAI山口広報紙 「NOSAI山口 No.38号」 2024年冬号より要約)
経営規模=キャベツ、タマネギなど 3.5ヘクタール
令和5年は季節外れの長雨の影響でタマネギの収穫量が大きく減少し、つなぎ資金を申請しました。手続きも簡単でお金の工面に困らず助けられました。もっと早く加入しておけばよかったと思いました。
近年の異常気象で今までのやり方が通用しなくなっているため、安定した収穫量を得るためには新しい品種や異なる方法で栽培するなど、常に挑戦する必要があると感じています。新たに作付けする品目も補償されるので、安心して挑戦することができます。
「収入保険加入で営農に安心感を」
【徳島県鳴門市 宮浦 正義さん】
(NOSAI徳島 広報紙「NOSAI徳島 No.35号」 2025年新年号より要約)
経営規模=甘藷210アール、だいこん120アール
その他育苗8アール
加入した初年、私が緊急入院と手術をすることになってしまい、そのときは大変な年になりました。とうてい例年のような収入を確保することができず、収入保険に加入していたおかげで助かりました。そのとき、体調が悪いなというときに思い切って無理せずに病院に行こうと思えたことで、しっかりと治療に専念できました。
収入保険に加入していることで、病後でも立て直す時期が作れ、農業を続けていくための営農に対する安心感が違いました。周りの農業者にもこれからもっと収入保険の加入を勧めたいと思っています。
「後継者に安心の補償」
【香川県三木町 谷 正則 さん(82) 将志さん(34) 】
(NOSAI香川 広報紙「NOSAIかがわ」第62号 2024年5月発行より要約)
栽培作物=イチゴ 33アール
約55年間、イチゴを栽培してきました。7年前から経営に加わる孫に良い状態で経営移譲できるよう、令和6年に収入保険に加入しました。
ここ数年は天候不順で病気が発生し、苗の確保も難しい状態が続いています。収入保険は価格低下だけではなく、あらゆる原因での収入減少が対象になる補償の幅広さが、加入の決め手となりました。
「不安要素を一気に解消」
【愛媛県宇和島市 槐 信行さん】
(農業共済新聞 「四国版」 2024年10月4週号より抜粋)
経営規模=かんきつ類 216アール
私は温州みかんや中晩柑などを生産しています。加入者から加入のメリットなどを聞き、NOSAIの収入保険制度の説明会にも参加しました。そこで自然災害による減収や経営上のリスクなど幅広く対応できることを知り、令和3年に加入を決めました。
日焼けしたミカンが出荷できなかったり、カメムシの大量発生で実が吸われたり収入低下に直結することが起きています。私も加入して2、3年目に被害を受けましたが収入保険に加入していたおかげで焦ることなく作業を行うことができました。収入保険に加入していればそのような時も補償されるので、不安な気持ちが少しでも晴れて農業できれば幸せです。この安心感を1人でも多くの人に広めたいと思っています。
「もしもの備えで前向きに営農」
【高知県佐川町 横畠 宏之さん】
(NOSAI高知 県独自収入保険パンフレットより要約)
経営規模=イチゴ 23.9アール
大災害への備えと、保険料などが税務申告上「経費」として計上できることから加入しています。令和4年12月の豪雪によってハウスが一部倒壊して、大きく収入が減少しました。収入保険の保険金と併せて園芸施設共済にも加入しているので、ハウスの再建ができ、前向きに営農を続けることができました。これまでも、これからも収入保険は欠かすことができないと思っています。
「幅広い補償で安定した農業を」
【高知県四万十町 廣田 吉男さん】
(NOSAI高知 県独自収入保険パンフレットより要約)
経営規模=ニラ 61.2アール
自然災害により収入がなくなったとしても、家族や従業員を守り営農を続けられるようにという思いから収入保険に加入をしました。昨年は、気象災害でニラ25アールを定植することができなくなり収入が大きく減少しましたが、つなぎ融資を受けたことで営農を続けることができました。
収入保険は自然災害など様々なリスクに対応しており、安心して営農をすることができるので、同じニラ農家の仲間にも加入を強く薦めています。
「収入保険がつないでくれた農業経営」
【山口県山口市 岡本 佳之さん】
(NOSAI山口広報紙(NOSAI山口)2023年第32号より要約)
経営規模=ピーマンハウス6棟19アール
収入保険の加入のために青色申告に切り替えました。青色申告は、日々の入力さえしておけば誰でも簡単に取り組むことができますし、その他手続きもインターネットで行えるため、とても便利だと感じました。
経営はこれまで順調でしたが、2021年に市場価格の低下で大きな減収となり、収入保険のつなぎ融資を申請しました。経験したことのない事態に廃業を覚悟しましたが、つなぎ融資のおかげで乗り切れました。本当にありがたかったです。
「収入保険の基準の金額をモチベーションに」
【広島県三次市 (株)高丸農園 総務部長 中村 真佐美さん】
(NOSAI広島広報紙「NOSAI広島」2022年第34号より要約)
経営規模=ナシ約2.8ヘクタール
令和2年に霜の被害と獣害で、収入が3分の1ほどになってしまいました。ここまで大きな被害は初めてで、収入保険に入っていなければどうなっていたかわかりません。
つなぎ資金の対応も早く、次の年の準備ができ、経営を続けられました。収入保険に助けてもらい、本当にありがたいと思っています。自然が相手なので、明日何が起こるか分かりません。農業を営む上では、保険も経営の一部であり大事なものです。
また、収入保険の基準の金額は、それを超えようというモチベーションにもなっています。
「安定した農業経営のために」
【香川県さぬき市 梶原 大介さん】
(NOSAI香川広報紙「NOSAIかがわ」2022年8月号より要約)
経営=水稲23ヘクタール、麦22ヘクタール、
野菜60アールなど
令和3年は、4月下旬から5月上旬の大雨と、例年より早い梅雨の影響で麦が倒伏し、収量が減り品質も低下しました。水稲も収量の減少に価格低下が重なり、農業収入は大きく下がりました。
収入保険に最高補償で加入していたため、充分な保険金を受け取ることができ、とても助かりました。
近ごろは、数十年に一度といわれる気象災害が、たびたび起きています。さまざまなリスクに備え、安定した農業経営ができることが収入保険の魅力だと思っています。
「加入で心にゆとり」
【香川県さぬき市 株式会社 ラブミー農園 代表取締役 廣瀬 文昭さん】
(NOSAI香川広報紙「NOSAIかがわ」2022年11月号より要約)
経営規模=水稲8.2ヘクタール、飼料用米3.1ヘクタール、
小麦8ヘクタール、キャベツ6ヘクタール
収入保険に加入し、安心して農業ができます。収入が減ることで従業員の給料が払えないかもしれない、という不安を抱えていましたが、今は解消されました。
保険料は高いイメージでしたが、積立金は受け取りがなければ翌年に繰り越せ、2年目に支払うのは保険方式部分だけと分かり、加入を決めました。
「明瞭な補償内容が魅力」
【香川県綾川町 國重 広文さん】
(NOSAI香川広報紙「NOSAIかがわ」2022年11月号より要約)
経営規模=水稲2ヘクタール、柿2ヘクタール
青色申告の書類をもとに保険金が支払われるため、収入がいくら減ったから保険からはこれだけ受け取れると、補償内容が分かりやすいのが魅力です。
これまでの共済では対象外だった価格下落や、けがや病気での労働力不足による収入減少など、さまざまなリスクに備えられることも決め手になりました。
「まさかわが身に降りかかるとは」
【島根県松江市 浅野 真治さん】
(農業共済新聞(中国版)2022年10月12日より要約)
経営規模=ビニールハウス12棟14アール
(ホウレンソウなど葉物野菜、キュウリ、ナス、トマト)
価格が比較的安定している葉物野菜を中心に、産直市場へ出荷しています。収入が減少することよりも、自分自身のけがや病気を心配して収入保険への加入を決めました。
過去に何度か冠水したことはありましたが、すぐに水が引いて影響はありませんでした。ところが、昨年7月の長雨で畑が2日間冠水し、夏野菜を中心とした作物は根腐れになり、全滅しました。近年、自然災害が各地で多発していますが、まさかわが身に降りかかるとは思いもしなかったので、収入保険に加入していて、本当に助かりました。
「保険料等は補償内容を考えれば必要経費」
【岡山県笠岡市 佐内 繁文さん】
(農業共済新聞(中国版)2022年10月12日より要約)
経営規模=水稲14.8ヘクタール、タマネギ2ヘクタール、
キャベツ30アール
2021年度はさまざまな要因が重なり、収入が激減しました。水稲はいもち病の被害を受けるとともに、主力品種の単価が約4千円下がるなど、価格低下の影響は大きかったです。ふるさと納税返礼品の米の単価も下がり、玉ネギは天候不順の影響を受けて収穫皆無。あまりの打撃に血の気が引く思いでした。
収入保険は良い保険だと思っていましたが、実際に保険金を受け取ると、改めて良さを実感しました。保険料等は最初高いと感じますが、何もなければ毎年の掛け捨て部分だけなので、補償内容を考えれば必要経費だと思います。今後は労力削減のため、乾田直播に移行する予定です。並行して圃場整備を進め、長く農業が続けられる環境をつくりたいと思っています。
「前向きに挑戦ができる」
【山口県周南市 藤原 有梨沙さん】
(農業共済新聞(中国版)2022年10月12日より要約)
経営規模=トマト15アール、ワサビ10アール
トマトとワサビをハウスで栽培しています。2019年に新規就農し、栽培や経営に対して不安があったので、収入保険への加入を決めました。
昨年は梅雨が多く、日照時間が必要な8月に大雨が続き、生育不良の被害が発生しました。ハウスのリース料の支払いや就農資金の返済ができなくなるかもしれないと思い困っていたので、収入保険には本当に助けられました。
主にJAや直売所、ばら売りで近場のマルシェやスーパーなどに出荷しています。最近はそのままでは売り物にならないトマトをジュースなどに加工し、販売を検討しています。収入保険があると前向きにチャレンジできるため、頼もしいです。
「手頃な青色申告ソフトで」
【徳島県徳島市 天羽 俊文さん】
(NOSAI徳島広報紙(NOSAI徳島)2022年夏号より要約)
経営規模=水稲10ヘクタール、ブロッコリー2ヘクタール
手頃な値段の青色申告ソフトがあると知り、自分でもできるのではと青色申告を始めました。手間だと思っていた帳簿作成は、領収書の金額を入力するだけで簡単に仕訳がされます。自宅のパソコンでできることもメリットの一つです。
令和3年はコロナ禍の影響で米価が下落し、収入が大きく下がってしまいましたが、収入保険に加入していたおかげで、保険金を受け取り平年並みの収入を得ることができました。
最低限の収入が補償されたことで、作業効率化のための機械導入など思い切った先行投資ができました。今後は経営面積を増やし、農業にさらに力を入れていきたいです。
「露地栽培の果樹農家は必ず加入するべき」
【岡山県岡山市 (株)創・和 代表取締役 加藤 雅敏さん】
(NOSAI岡山広報紙「NOSAIおかやま」2022年夏号より要約)
経営規模=桃135アール
桃は年1回の収穫で、それまでに何が起こるかわからないリスクを抱えています。天候が生育や味に大きく影響するので、梅雨が少し長引いただけで、その年の収入が激減するということもあります。人の手ではどうにもできない部分に生育が左右されることは、経営上非常に大きなリスクです。平成31年に収入保険が開始したとき、露地栽培の果樹農家は必ず加入するべきと思い加入しました。私たちのような新規就農者は、資金の借り入れをしながら、栽培面積を増やしたり倉庫などの整備をしています。収入減少のリスクを回避するためにも、ぜひ加入するべきだと思います。
「収穫後に収量の減少が判明」
【島根県安来市 野津 勝巳さん】
(NOSAI島根広報紙「NOSAI島根」2022年7月号より要約)
経営=水稲、トマト、キュウリなど
水稲栽培を中心にハウスや露地でトマト、キュウリなどの野菜、花を栽培しています。収入保険には、野菜関係の価格変動が激しいことが心配で制度開始時から加入しています。
昨年は天候不順で水稲の収穫量減少と価格の低下により収入が大きく減少しました。被害が少ないと思っていても収穫してみると収穫量が減少しているのがわかったので、水稲共済のように圃場に稲がある状態での評価では、減収を把握するのは難しかったかもしれません。収入保険は青色申告の数字を根拠に評価するので、わかりやすくていいですね。
「想定外の被害で収入は半分以下に つなぎ融資で助かった」
【広島県庄原市高野町 横谷 栄治さん】
(NOSAI広島広報紙「NOSAI広島」第32号より要約)
経営規模=リンゴ184アール、水稲147アール
以前は果樹共済と水稲共済に加入していましたが、まとめて補償される収入保険へ令和元年に移行しました。昨年は、リンゴの芽が出始める頃と受粉の時期に霜が降り、さらに受粉の時期に気温が低くハチが飛ばず、受粉しないという事態になってしまい、果実がならない年でした。また、7月の大雨で水稲への被害もありました。
想定外の被害で収入は半分以下になりましたが、12月に受けたつなぎ融資で経費の支払いなどができ、助かりました。収入保険に加入していて良かったです。
「コロナ禍で売り上げ減少。品目追加や拡大の安心が確保」
【広島県安芸高田市 有限会社援農甲立ファーム専務 光永 浩章さん(38)】
(農業共済新聞2021年10月13日(中国版)より抜すい)
経営規模=水稲25ヘクタール、
野菜14.5ヘクタール、麦9ヘクタール
収入保険には昨年から加入しています。近年は、自然災害や獣害の発生などで被害を受けることが多く、水稲と野菜両方の補償があることが加入の決め手となりました。
これまでは、米と野菜のどちらかの収入が悪くても、もう一方が支えになりましたが、新型コロナでは両方とも影響を受けました。売り上げが減少しましたが、補てんしてもらえて安心しました。
出荷先の要望で新しく野菜を栽培する場合や、規模を拡大するときなど、収入保険に加入しておくと心強いです。
「トマトの単価が大幅に低下し大量に廃棄。早い支払いで助かりました」
【岡山県高梁市 野村 幸一さん(45)】
(農業共済新聞2021年7月7日(中国版)より抜すい)
経営規模=トマト69アール、
エンドウマメ・ブドウなど5アール
トマトの単価が大きく下がり、出荷をしても大赤字の状態に。最終的に6トンが廃棄となり、非常につらい思いをしました。
夏には高温による花飛びと裂果もあり、全体で350万円の減収でしたが、翌年4月には補償を受けられ、早期に支払ってもらえて助かりました。
収入保険は保険料が一見すると高額に感じますが、補償内容を考えれば妥当な額だと思います。
近年は高温や豪雨などの気候変動が多く、単価にも大きく関わるので、補償が幅広い収入保険には、これからも加入を続けたいです。
「トビイロウンカで大幅な減収。融資が営農継続の力に」
【山口県周南市 岩田 学さん(72)】
(農業共済新聞2021年7月7日(中国版)より抜すい)
経営規模=水稲16ヘクタール、野菜約16アール
専業農家になって22年、過去に一度災害を経験しましたが、若かったこともあり「次の年を頑張ればなんとかなる」と思っていました。
収入保険を勧められたときも、「栽培管理と防除などを徹底していれば大丈夫」と思う反面、収入減少を補てんしてくれる制度に魅力を感じ、加入を決意しました。
昨年は刈取りの段取りを考えていた矢先にトビイロウンカが大発生。瞬く間に稲の色が変色したため、薬剤散布をしましたが、大幅な減収となりました。経費などの支払いに不安を感じ、つなぎ融資を申請したところ、手続きが早く本当に助かりました。融資が私の生きがいである農業をつないでくれたと感謝しています。
「部会の仲間と相談し、加入を決断。経費の支払いの助けに」
【徳島県那賀町 岩代 義正さん(62)】
(農業共済新聞2022年1月26日(四国版)より抜すい)
経営規模=ハウスイチゴ6アール、水稲35アール
イチゴ部会の仲間と相談し、「今まではJAや市場のおかげで単価は安定していたが、今後はどうなるかわからない。」と加入を決めました。
私自身はそれに加え、単価の下落だけではなく収量減少にも対応できる総合的な補償に魅力を感じています。
定食直後に苗の生育不良が原因で収量減となり、販売金額が減少した年がありましたが、保険金を請求してすぐ受けられたので、重油などの経費支払いの助けになりました。
「コロナウイルスの影響による収入減の支えに」
【徳島県鳴門市 北野 美紀さん】
(農業共済新聞[四国版]2021年10月4週号より抜すい)
経営規模=ハウススダチ36アール
昨年のコロナ禍では、飲食店の営業自粛などの影響でスダチの需要が低下し、例年の4割ほど単価が下がりました。同じ年の5月には母親がけがをして、作業人数が減ったため収穫量が減少しました。経費の支払いの時期で資金繰りの不安があったため、つなぎ融資を申請しました。
資金が必要な時期までにつなぎ融資を受けられたので、ハウスを加温するためのガス代やビニール代の支払いに充てることができました。無利子で受けられるところが農家としてとても助かるポイントですね。
「農業者の経営努力では避けられない収入減少を補償してくれることに魅力」
【愛媛県西条市 徳永 大宜さん(31)】
(農業共済新聞[四国版]2021年6月4週号より抜すい)
経営規模=水稲28ヘクタール、裸麦12ヘクタール、
タマネギ1.1ヘクタール
家族とともに米麦と野菜中心の経営で、現在は多収穫米の栽培に力を入れて取り組んでいます。
近年は異常気象が続いている上に、昨年からは新型コロナウイルス感染症という新たな不安材料が増えました。
収入保険は自然災害や価格低下だけではなく、取引先の倒産、けがや病気で作付けや収穫ができない場合など、農業者の経営努力では避けられない収入減少も補償され、心強い保険ですね。自らの工夫、備えの上に収入保険に加入しておけば「鬼に金棒」。おかげで安心して農業経営ができています。
「品質・収量・市場価格の低下や体調不良の影響による収入減の支えに」
【鳥取県西伯郡 高見 達雄さん(74歳)】
(NOSAI鳥取広報紙「NOSAIとっとり」2021年盛夏号より抜すい)
経営規模=ブロッコリー3.5ヘクタール、水稲20アール(集落営農)
収入保険には、制度開始初年度から加入しています。
令和2年は、長雨の影響で品質と収穫量が低下し、出荷のピークである年末頃には低価格取引が続き、さらには同じころに体調を崩した結果、適期収穫と出荷ができず収入がかなり減少してしまいました。
そんな状況で、つなぎ融資を申請したのですが、年末の資材代支払いに充てることができたので非常に助かりました。
今後も安心して農業経営を続ける為にも、収入保険制度は農家にとって必要な制度だと感じています。
「新型コロナウイルスの影響による花きの収入減を補てん」
【高知県幡多郡黒潮町 吉尾 圭子さん】
(農業共済新聞2021年8月1週号より抜すい)
栽培規模=花き(スターチス)30アール
夫と2人でスターチスの「ブルーファンタジア」を栽培しています。夫婦二人三脚のため、どちらかが離脱すると経営への影響は計り知れません。お互いが年齢を重ねる中で、健康面の不安に備えるために、制度初年から収入保険に加入しています。
新型コロナウイルスの感染拡大により、令和2年は、結婚式など冠婚葬祭需要が一時期ほとんど皆無となった影響で、収入は約4割減となり、保険金の支払いを受けました。
花き類は、米国や野菜などのように生活必需品ではないので、景気に左右されます。予期せぬ新型コロナで収入保険に助けられましたが、加入のきっかけとは全く異なる事態だったからこそ、備えの大切さを強く実感しました。
「さまざまなリスクに対応してくれることに魅力」
【島根県安来市 青山 基圭さん(52)】
(NOSAI島根広報紙「NOSAI島根」2021年3月号より抜すい)
経営規模=イチゴ9.3アール、園芸施設3棟
令和元年9月からイチゴ農家として新規就農しました。収穫を本格的に始めたその翌年は、新型コロナウイルスの大流行と重なり大変でした。
今年の3月から観光農園を始めるにあたり、お客さんに来てもらえるか心配ですが、安来のイチゴ農家の一員として頑張っていきたいので、今年から収入保険に加入しました。台風や大雨などの災害に加え、コロナによる収入減少を補てんしてくれる収入保険はありがたいです。
「野菜の市場価格の低下による収入減を補てん」
【広島県広島市 武内 祥吾さん(49)】
(NOSAI広島広報紙「NOSAI広島」2021年第27号より)
栽培規模=ミズナなど40アール
収入保険には2019年から加入しています。
加入した年に、野菜の市場価格が低下したため収入が減少し、翌年に補てん金を受け取ることができて助かりました。
また、2020年は梅雨が長いなど天候が悪く、出荷量が減りました。そうした要因で収益が上がらない場合でも、収入保険では農業販売収入の減少に対して補償されるので、加入してよかったと思います。
どの農家さんでも、いつ災害に出くわすか分かりません。収入保険は、災害時の安心材料にもなると思います。
「ほとんどのリスクに対応した補償に魅力」
【高知県高知市 東村 泰明 さん(58歳)】
(農業共済新聞[四国版]2020年11月4週号より抜すい)
経営規模=ショウガ80アール、 レンコン10アール、
キャベツ・レタス・ハクサイ500アール
収入保険を知ったのは、JAの青壮年部の部会にNOSAI職員が来て説明を受けたのが最初でした。ほとんどのリスクに対応していて良い保険だと感じ、その後、詳細な説明を受けて加入を決めました。
異常気象や新型コロナウイルスなど、何が起こるか予測できない状況の中、安心して農業を続けるには、収入保険は欠かせない保険であり、これからも続けていきたいと思います。
「想定外の害虫発生や夏場の高温などの影響による収入減を補てん」
【岡山県岡山市 坂手 修一さん(61)】
(農業共済新聞2021年6月1週号より抜すい)
栽培規模=主食用米3.4ヘクタール、飼料用米1.4ヘクタール
ナス24アール
圃場は干拓地で、川底が周囲の地面よりも高い天井川が流れるなど、自然災害への危機感から収入保険に加入しました。近所でも加入したり、加入を検討したりする農業者は多いです。
ナスは5年以上、IPMを導入して栽培してきましたが、2020年は想定していなかった害虫「タバコノミハムシ」が発生し、収穫量が平年より2割ほど減少しました。また水稲も夏場の高温で収穫量が5割ほど減少し、2021年の2月末に収入保険の保険金を受け取り、気持ちがかなり楽になりました。
ここまで被害が続くのは30年以上の営農で初めてのことでしたが、確定申告から保険金が支払われるまでも早く、収入保険に加入して正解でした。
「取引先の都合による買い上げ不成立で生じた収入減を補てん」
【島根県安来市 渡邊 稔光さん(65)】
(農業共済新聞[中国版]2020年7月2週号より抜すい)
栽培規模=ニンニク300アール、水稲54アール、
サフラン10アール、ウリ5アール
ニンニクやウリなどの共済はなく、何か補償が欲しいと思っていた時に、農業収入を補償する収入保険を勧められて加入しました。
昨年は取引先の都合で買い取ってもらえず収入が減少しました。加入してすぐに補てん金を受け取ることになるとは思ってもいなく、本当に助かりました。
新型コロナウイルスの影響でイベントが中止になり直販ができないのは残念ですが、良いものを作り前向きな気持ちで頑張ります。
「トビイロウンカの発生による大幅な減収を補てん」
【山口県下関市 松田 直規さん(79)】
(農業共済新聞[中国版]2020年7月2週号より抜すい)
栽培規模=水稲約1.4ヘクタール
定年退職後、夫婦で水稲を栽培しています。農業も企業と同様に経営リスクがあり、保険の重要性は十分感じていました。
2019年産の水稲は市内全域にトビイロウンカが大量発生し、大幅な減収となりましたが、収入保険の保険金のおかげで、損失が少なくなり助かりました。
加入要件の青色申告は、帳簿を付けていれば難しくなく、経営状態の把握や営農計画も立てやすくなります。多くの方が青色申告を行い、収入保険に加入したらいいなと思います。
「価格低迷時も不安はありません」
【山口県下関市 有限会社土井ヶ浜農園 代表 松田 清さん(68)】
(農業共済新聞2020年3月4週号より抜すい)
経営規模=キャベツ6ヘクタール、タカナ2ヘクタール、ダイコン30アール、ニンジン30アールなど
2004年に台風が4回、7月から10月まで毎月来襲し、大きな被害を受けました。これまでは何かあるたびに借り入れをするしかなかったので、収入保険は長く待っていた制度でした。
昨年、キャベツの市場価格が大きく下がりました。水田転作でキャベツを作る法人が増えたこと、消費増税の影響で消費が落ち込んだことなどが要因にあると思います。価格低迷の影響は大きく、収入保険に措置されている「つなぎ資金」を利用し、段ボールの支払いに充てました。収入保険に加入していたおかげで、運転資金を借りずに済んだのは助かりました。
シンプルで分かりやすい制度ですし、もし相談されたら加入を勧めたいと思います。
「類似制度と比較して納得」
【香川県さぬき市 株式会社農業工房かべっこ 代表 六車 孝雄さん(69)】
(農業共済新聞2019年8月2週号より抜すい)
水稲(業務用、養鶏乾燥もみ用を含む8品種)と麦(3品種)を約30ヘクタール、WCS用のトウモロコシを3ヘクタール強で栽培しています。
農業共済と比較して掛金が安かったことが一番の加入の決め手です。品目ごとでなく、収入全体をみて補償するという分かりやすさも魅力でした。しっかりとシミュレーションした上で、法人の経営に合っていると判断して加入しました。
自然災害による収入減少に加え、市場価格の低下、けがや病気で収穫できない場合も補償対象になるのは利点です。倉庫が浸水して、収穫物が売り物にならないといった場合も補償されるのは心強いですね。
ダイシモチ(精麦)の小分け販売を構想しています。また、将来的には濃厚飼料用の子実トウモロコシの導入を考えています。新たな挑戦にリスクはつきもの。それでも収入保険に入っていれば、安心感を持って取り組めます。
「攻めの経営サポートに」
【香川県高松市 よしよしアグリ株式会社 三好 義範さん(40)、妻 奈美さん】
(NOSAI香川広報紙「NOSAIかがわ」2019年7月号より)
今年5月に法人を立ち上げ、個人で契約していた収入保険を法人で加入し直しました。8割以上の収入を補償してくれるという安心感から、思い切ってチャレンジできます。
経営は露地野菜2.6ヘクタールが中心で、核となるキュウリは60アールを作付けます。昨年、試験栽培した「四葉キュウリ」を今年から本格的に取り入れ、一般では露地栽培の品種ですが、ハウス7アールで栽培にチャレンジしています。他の商品と差別化する取り組みに、躊躇なく挑戦できたのは保険のおかげです。
今後は法人化した強みを生かし、本州方面に販路を広げていく計画でいます。その際、価格低下や取引先の倒産で代金回収ができないリスクもカバーしてくれるのは良いですね。
「法人経営に必要な補償制度」
【香川県まんのう町 農事組合法人ほのやま 理事 大西 文昭さん(69)】
(NOSAI香川広報紙「NOSAIかがわ」2019年7月号より)
2010年に法人を立ち上げました。現在は34人の構成員で、水稲9ヘクタールや小麦2ヘクタール、裸麦1ヘクタールと、まんのう町特産のヒマワリを2.5ヘクタール栽培しています。
ヒマワリは、町を挙げて取り組むため、作付けは欠かせません。しかしながら水稲共済や麦共済のように、ヒマワリを補償してくれる制度はありませんでした。
昨年は、春先の天候が悪く播種時期から不良なうえ、収穫時も台風でほぼ皆無となる苦い経験をしています。保険は使わない方がいいと考えていますが、昨年のような災害の備えとして農業収入全体を補てんしてもらえる収入保険の加入を決めました。
自然災害から価格低下まで補償してくれる収入保険制度は、法人を継続して運営していくためにも必要だと思います。
「リスクへの備えとして」
【岡山県新見市 有限会社フルーツカントリー熊野 代表 逸見 力士さん】
(NOSAI岡山広報紙「NOSAIおかやま」2020年新年号より)
経営規模=ぶどう155アール、柿162本(生食用と干柿用が半々)、しいたけ榾木430本(生食用30本、干しシイタケ用400本)
農業を始めた際、まず山を開墾しぶどう畑を作りました。しかし、ぶどうは安定した収入が得られるまで数年かかるため、カボチャなどの野菜を栽培しながら会社を経営してきました。
農業は、苦労も多いですが、手をかけた分は応えてくれます。その思いは変わりませんが、経営者としてリスクヘの備えは欠かせません。収入保険は、補慣が充実しているので非常に魅力的です。自然災害の備えはもちろん、経営の安定にもつながり心強く感じます。
「中小企業も備えは必要」
【鳥取県鳥取市 中村 利雄さん(72)】
(農業共済新聞[中国版]2019年10月2週号より抜すい)
経営規模=水稲「きぬむすめ」70アール、白ネギ・加工用スイカなど30アール
既存の共済制度以上の補償割合や補償内容というのが収入保険加入の決め手です。また、農産物すべてが補償の対象になることや、経営体個々の実績に応じての補償というのも、私のように複数品目を栽培して、規模があまり大きくない農業経営者にとっては魅力的な保険だと感じます。
不安定な天候による災害リスクは年々高まっていて、私も数年前、ブロッコリーを栽培していたときに大雨の被害を受け、経営に影響が出ました。今年もまた、気温が高い日が続いたこともあり、作物の品質に影響が出ています。やはり、今まで通りのやり方では対応できないほど環境が変化しているのだなと実感しています。
農業は収量や品質が平年並みであっても、収入が減少するのはあり得ることです。個人の中小規模な経営であっても備えは必要だと思います。
「多品目栽培の私たちにあった仕組み」
【島根県安来市 おおつか営農組合 組合長 杉原 建さん(69)】
(農業共済新聞[中国版]2019年10月2週号より抜すい)
経営規模=主食用米40ヘクタール、飼料用米31ヘクタール、稲WCS(発酵粗飼料)9ヘクタール、稲SGS(ソフトグレインサイレージ)16ヘクタール、レタス58アール、スイセン球根69アール、大豆170アール、他
収入保険は、すべての品目が対象なので、さまざまな作物を栽培する私たちに合った仕組みです。
地域で大規模な圃場整備がなされ作付面積も増えましたが、以前と比べて単収が減り、今は目標値にたどり着けていない状況です。土壌改良をしながら単収増加に努めていますが、大規模農家ほど単収や価格の低下が経営に大きく影響します。設備の充実や高収益品目への切り替えなど、収益確保への対策が急務です。
収入保険はその後押しとなり、新たなことにも安心して取り組めます。
いずれは新たな作目も取り入れて、周年での作業形態を確立し、専従職員も雇用できるようにしたいですね。
「新品種の品質向上に力」
【岡山県美咲町 小島 康男さん(46)】
(農業共済新聞[中国版]2019年10月2週号より抜すい)
約30種類のナシ(2ヘクタール)を家族で栽培し、お盆頃から3月頃まで、ネット販売を含め直売しています。
数年前に、霜の被害で収入が通常の約半分にまで落ち込み大打撃を受けました。私の住む地域ではナシの保険はなく、被害後にすべての損害を家族で背負いながら続けていくのは、容易ではありませんでした。
収入保険の話を聞き、こんな保険を待っていたとすぐに加入を決めました。加入した後は、今まで背負っていた不安がなくなり、心に余裕が持てる喜びを実感しています。今まで補償のなかったものが対象になったという安心感は計り知れません。今後は安心していろいろなことに挑戦できます。
岡山県が開発したナシの新品種「晴香(はれか)」が商標登録され、今年の夏から収穫し直売しています。これから知名度を上げて皆さんに食べていただくことを目標に、品質向上に力を注いでいきます。
「園芸施設共済と併せて加入」
【山口県萩市 小国ファーム 代表理事 下瀬 進さん(71)】
(農業共済新聞[中国版]2019年10月2週号より抜すい)
経営規模=主食用米25.1ヘクタール、飼料用米6.6ヘクタール、トマト21.7アール(後作にホウレンソウ)、シイタケ原木1,628本。
今まで大幅に減収した事例はありませんが、経営を安定させ従業員が安心して働ける環境をつくるため、収入保険への加入は不可欠だと思いました。
収入保険の説明会には2、3回出席し、また、担当職員からの熱心な説明を受け、内容をよく理解した上で法人の総会に臨み加入を決定しました。
収入保険は、品目に制限がなく補償の幅が広いところが魅力的です。特に、基準収入の9割を下回った場合に補償を受けられるところがいいですね。
トマトのハウスは、園芸施設共済にも加入しています。いつ起こるか分からない災害に対し、これからもしっかりとした補償が受けられるので、安心して農業に取り組むことできます。
「従業員のために必要」
【高知県四万十市 山本 泰司さん(50)】
(農業共済新聞[四国版]2019年9月4週号より抜すい)
栽培規模=ラッキョウ250アール、ナバナ900アール
農業を始めたころ、ハウスでセンリョウ栽培を始めたときには、相次ぐ台風でハウスが被害を受け、一度も収穫をしないでやめたことがあります。3年ほど前には、試験的にラッキョウの肥料を変えたところ、生育が悪く売り上げが予想の3分の1まで落ち込んだこともありました。こういった失敗や災害のダメージを軽減してくれるのが収入保険だと思います。
高知県は災害の多い県でもありますし、私の栽培しているラッキョウ、ナバナは海岸近くの農地ですから津波が起きれば全滅する心配もあります。現在は多くの従業員に働いてもらっているので、その方たちの給与の支払いを考えても収入保険は必要だと考えています。長男も数年前から独立して農業を始めているので、収入保険への加入を勧めたいと考えています。
「共済制度以上の補償範囲が心強い」
【鳥取県鳥取市 田崎 俊亮さん(40)】
(NOSAI鳥取広報紙「NOSAIとっとり」2019年盛夏号より)
経営規模=梨65アール、ブドウ20アール
今年で就農して4年目です。元々は果樹共済制度への加入を考えていましたが、収入保険についての説明を聞き、色々参考にしながら加入を決めました。
収入保険は、売り上げに対しての補償という点が大きな魅力に感じます。私の現在の販路は進物や直売などが多いのですが、そういった市場単価に左右される販売収益に柔軟に対応できる制度であるというのも、加入の決め手の一つとなりました。また、最大で基準収入の9割という、既存の共済制度以上の補償範囲の広さも心強く感じます。
今後も徐々に経営規模を拡大していきたいので、様々な状況に対して経営を補償出来る収入保険への期待は大きいです。
「甚大な損害に備えて」
【愛媛県西条市 真木 和親さん(64)】
(NOSAIえひめ広報紙「ひめのわ」2019年9月号より)
栽培品目=水稲、絹かわなす、ハウススイカ、春の七草、キウイフルーツ
近年は異常気象が多発しています。特に、期間が限定される七草の播種時期にはいつも苦慮しています。通常は10月上旬頃ですが、時季を逃せば、甚大な損害を被ります。
絹かわなすも、温度管理には繊細な注意が必要であり、潅水時期などを誤れば、不作に終わり、まさに死活問題となります。
農業は日々気象状況に目を配り、細心の注意を払わなければなりません。
収入保険は、さまざまな収入減少に対応してくれるので、我々農家にとって「救いの神」だと思い、加入しました。
「最高の保険」
【愛媛県宇和島市 児玉 恵さん(53)】
(NOSAIえひめ広報紙「ひめのわ」2019年9月号より)
栽培品目=温州ミカン、ポンカン、デコポン、甘平、ブラッドオレンジ
長年、かんきつを栽培してきましたが、昨年は豪雨災害によって甚大な被害を受けました。そんな時、共済職員から、熱心に収入保険への加入を勧められました。
収入保険は、昨年のような大災害の収入減少はもちろん、価格低下、病気などで作付ができない場合など、さまざまなリスクにも対応できます。そのうえ、全品目が対象となると説明を受け、とても心強い保険であると感じました。
また、例年の収入の9割を下回ると補償されるということも魅力です。これまでの農業保険とは全く違う最高の保険だと思い、収入保険に加入を決めました。
「安心して農業をするために」
【愛媛県今治市 大澤 譲児さん(68)】
(NOSAIえひめ広報紙「ひめのわ」2019年9月号より)
春から夏にかけて水稲・野菜を、冬はニンジン・ダイコンを、お彼岸や正月前には切り花をハウスと露地で栽培しています。
天候不順で作物の出来が悪く、ほとんど収穫できなかった年もありました。収入保険では、天候不順等により収入減少した場合も補償してくれるところが、加入した一番の決め手です。去年手の手術をして、けがや病気で収入が減った場合も補償の対象であることは大きいと感じました。それと共済職員の一押しも加入のきっかけのひとつとなりました。
万が一の時は、収入保険が補償してくれるので、安心して農業ができます。今後もいろいろな作物に挑戦していきたいです。
「不安材料をカバーしてくれる」
【愛媛県砥部町 大内 建作さん(56)】
(NOSAIえひめ広報紙「ひめのわ」2019年9月号より)
栽培品目=温州ミカン・イヨカン等かんきつ類、キウイフルーツなど
温州ミカンの単価の低下や、かいよう病によりキウイフルーツの収入がピーク時の3割程度まで落ち込むなど、さまざまな収入減少を経験しました。
昨年の豪雨のような自然災害や、自身の健康が今後の経営の不安材料です。それらをカバーしてくれる収入保険に魅力を感じました。
努力をしても、うまくいかない時があります。そんな時にこそ制度を活用したいですね。収入が多い農家が加入するものだとの考えもありますが、少ない人ほど加入するべきだと思います。
収入保険は、果樹共済に比べ掛金も安く、補償の幅も広いです。今まで以上に、経営を安定させられるのではと期待しています。
「新しいことに挑戦」
【愛媛県東温市 恒岡 茂文さん(75)】
(NOSAIえひめ広報紙「ひめのわ」2019年9月号より)
栽培品目=水稲、カボチャ、タマネギ、キュウリ、トマトなどの野菜
35年前に父親から引き継ぎ、就農しました。3年前から部会長を務める地域のふれあい市へ出荷しています。
共済職員の推進で収入保険を知りました。当初は、従来の共済制度に満足していましたが、地元に青色申告者が少なく、自分が1番最初に新しいことに挑戦しようと思い、加入しました。
水稲共済の一筆方式の方が、ほ場単位での部分的な被害の場合には有利だと考えますが、収入保険は水稲だけでなく野菜も対象となり、大きな枠組みで補償してくれる点に興味を持ちました。
大災害が発生して転んでしまったときに、再び起き上がるための杖となってほしいと思っています。
「被害に遭う前に」
【愛媛県八幡浜市 中岡 敬冶さん(47)】
(NOSAIえひめ広報紙「ひめのわ」2019年9月号より)
栽培品目=温州ミカン、清美、不知火、イヨカン、その他のかんきつ
2年前の台風18号で園地に土砂が流入する被害を受けました。また、平成30年7月豪雨など全国で自然災害が頻発しています。万が一の時に「後悔先に立たず」とならないよう、収入保険に加入しました。
おまけに果樹共済よりも掛金が安く、補償範囲が広いのも魅力です。
近年の異常気象は、これまでの営農技術では対応できなくなってきています。これまでにない新しい保険はありがたいですね。
さまざまな品種のかんきつを栽培していますが、今後は、主力のかんきつに力を入れ、売上を少しずつ伸ばしていきたいと思います。
「今後の取組の力強い一歩に」
【岡山県岡山市 株式会社アーチファーム 代表 植田 輝義さん(44)】
(NOSAI岡山広報紙「NOSAIおかやま」創刊号より抜すい)
経営規模=黄ニラ100アール、パクチー150アール
昨年7月の豪雨により、黄ニラとパクチーの畑に大きな浸水の被害を受け、貯金を切り崩して対処しました。自分や家族だけでなく社員の生活も守るために、黄ニラやパクチー等の野菜類も含めて品目の限定なく補償してくれる制度を探していたところ、収入保険を知りました。内容を聞いて、自分に合った保険だと感じ、加入を即決しました。
加入の決め手は、自然災害等により収穫量が減少した場合のみならず、市場価格の低下や病気・怪我により作業が出来ない場合の収入減少も補てん対象になることです。さらに、収入が0になってしまっても最大で基準収入の8割まで補償してくれるという手厚さも魅力の一つですね。
営農規模の拡大や、新規の投資を検討するにも、この制度のおかげで力強い一歩が踏み出せます。
「待ちに待った収入保険」
【香川県まんのう町 葛原 仁さん(46)】
(NOSAI香川広報紙「NOSAIかがわ」2018年11月号より)
就農して23年、収入保険のような補償制度ができるのを待っていました。
ガーベラやマーガレットなど約20品目の鉢花35アールを中心に、ミニトマト12アールも栽培していますが、花は、農業共済制度や野菜価格安定対策のように補償してくれるものがありませんでした。
園芸施設でしっかり管理していても、気温の寒暖差が大きいと病気は避けられず、大きな被害を受けた年もありました。また、平成23年の東日本大震災時には、全国の花が西日本の市場に集中したため、価格が暴落するという苦しい経験もしました。
収入保険は自然災害から価格低下まで収入減少をワイドに補償してくれるため、経営のために必要と感じています。
「安心の確保へ加入は不可欠」
【山口県山陽小野田市 益永 満晴さん(73)】
(農業共済新聞[中国版]2019年7月2週号より抜すい)
経営規模=水稲15ヘクタール、ブロッコリー76アール、ナス10アール
定年退職して、本格的に農業を始めて13年になります。当時から青色申告も行っています。収入保険は、不慮のけがや病気による収入の減少でも対応できるということもあって安心ですね。
NOSAI職員の推進時の熱心な説明が、加入の一番のきっかけです。また、経営所得安定対策の説明会に出席した際、農政局の方の勧めもありました。
農業を本格的に始めてからこの間は、比較的大きな災害はありませんでしたが、冬場の収入を補うために着手したブロッコリーの栽培では、土質条件や病害虫、天候に左右され、収入がゼロの年もありました。
働き手が不安を感じないよう、経営を安定させるために、収入保険への加入は必要不可欠ですね。
「安定的な良品生産の力に」
【岡山県倉敷市 髙橋農産株式会社 専務取締役 髙橋 幹雄さん(36)】
(農業共済新聞[中国版]2019年7月2週号より抜すい)
経営規模=レンコン840アール
祖父の代から続くレンコン農家を継ぎ、今年で就農6年目になります。
農業をやる以上、台風などの自然災害や大豊作による値崩れなど、収入減少のリスクは常につきまといます。特にいつか来るといわれる南海トラフ地震への備えが必要と考えています。
昨年の西日本豪雨も、危機意識を強くするきっかけになりました。雇用主として、経営を安定させることは働きやすい環境づくりにつながりますし、若い従業員が多いので、彼らの生活に責任を持つためにも保険があることは重要と考え、加入を決めました。
「自然災害の恐ろしさ考えて」
【島根県松江市 若林 大徳さん(65)】
(農業共済新聞[中国版]2019年7月2週号より抜すい)
経営規模=水稲28アール、ハウス5棟、花き(露地)5アール
20年前に脱サラして、輪ギクの栽培から農業を始めました。現在はトルコギキョウの栽培を主に行っています。
就農して3年間は本当に順調で、収入も伸びていましたが、その後2年間は相次ぐ台風と洪水で主力のキクが全滅し、経営危機になりかけました。
収入保険の補償は自分の過去の収入が反映される仕組みで、対象品目に限定がないのがいいですね。花が市場で評価されるには、安定した生産技術と特色ある品目に挑戦することが求められます。私が一番恐れる自然災害と経営の安定を考えれば、収入保険への加入は必要だと思います。
今後は将来を担う後継者の育成に向け、収入保険で経営基盤をしっかり支え、より安定した農業経営を確立していければと思います。
「従業員と家族を守るために」
【鳥取県北栄町 後藤 則和さん(52)】
(農業共済新聞[中国版]2019年7月2週号より抜すい)
経営規模=コマツナ36アール(年5回)、ホウレンソウ37アール(年5回)、その他野菜30アール
以前から園芸施設の共済には加入していましたが、大雨などで内作物に被害が出ることもあったので、不安を感じていました。また、青果市場を中心に出荷しているため、価格の変動が大きく影響してくるという不安要素も収入保険を考えるきっかけになりました。
収穫時などはパートを雇っているので、その方々や家族の生活を守る責任があります。そのため、いざというときの財源を確保することも加入の決め手となりました。
加入の際に、実情に近づくように収入上昇特例を適用してもらいました。これまでは、できたものを売って結果がついてくるといった感じでしたが、特例で設定した基準収入がひとつの目標として新たなやる気へとつながっています。
「家族経営を守るため」
【徳島県鳴門市 谷口 一郎さん(41)】
(農業共済新聞[四国版] 2018年9月4週号より)
水稲4ヘクタール、レンコン2ヘクタールを栽培しています。
収入保険の説明会に出席しました。今までレンコンを補償する保険が無かったこともあり、すべての作物が対象になるという点がメリットだと思います。
掛金などの負担、保険を使った次の年はどれくらい掛金が上がるのかなど心配な面もありますが、家族経営のため、もし自分が腰痛になって仕事ができなくなったら、あるいは家族の誰かが病気・入院したら食べていけなくなるという不安が加入の一番の理由です。
今後、レンコンは徳島ブランドの新品種に挑戦する計画です。家族経営なので、できる範囲で少しずつ栽培面積を増やしていきたいと考えています。
「出荷不能時に助かる」
【徳島県鳴門市 戎 芳郎さん(64)】
(農業共済新聞[四国版] 2018年9月4週号より)
「阿波九条」(青ネギ)を露地・ネットハウスで2ヘクタール栽培しています。
近年、今までに経験したことのない天候不順が続くので、出荷できない状態になり、いつ収入がなくなるかと心配です。
ネギを栽培して42年目。祖父の代から60年近くになりますが、ネギは保険とは無関係でした。野菜価格安定制度は、出荷して初めて補償してくれるもの。出荷できなかったら何もありません。
収入保険は、収入の減少を補償してくれるという安心感があり、安定した経営を続けられることが魅力。
また、保険の対象とならなかった人の掛金は、年々下がっていくシステムも良いと思います。
「明瞭な補償内容が決め手」
【香川県丸亀市 宮﨑 祐一さん(41)】
(「NOSAIかがわ」2019年3月号より)
モモを専業に、1.5ヘクタール栽培しています。収入保険は損失に対する補てん額が明瞭で、販売金額ベースでの補償を受けられることが加入の決め手となりました。家族経営者にとって、病気や事故での収入減少も補てんしてくれるのは心強いところです。これまでは果樹共済で補償をしてきましたが、収入保険でより安心感が増しました。
最初は高いなと思った負担金ですが、そのほとんどは積立金が占めるということ。預金と思って、積立方式にも加入しています。補てん金の支払いがなければ、年々保険料が安くなっていくのもいいですね。
近年は甚大な気象災害や獣害など、肥培管理だけでは防ぎきれない災害が多くなりました。もしものとき、心強い補償に期待しています。
「加入で万が一のときへの安心」
【香川県三豊市 関 遂男さん(46)】
(「NOSAIかがわ」2019年3月号より)
ブロッコリー80アールの他、水稲8ヘクタール、小麦6.4ヘクタールを栽培しています。専業になって9年目で、青色申告は平成26年からしています。
昨年2月の寒さでブロッコリーの生育が止まり、4月には収穫できない20アールほどを鋤き込みました。近年、ゲリラ豪雨をはじめ、予期せぬ突発的な自然災害が多発しています。いつ何が起こるか分からない今こそ、収入保険に加入していれば、もしものときに安心感が得られます。
また、職員の方が保険料などのシミュレーションを何度もしてくれました。私の場合、既存の水稲・麦共済の掛金に比べ、収入保険の保険料の方が安いということが分かりました。アドバイスしてくれたことも加入の決め手になりました。
周りの農家で青色申告している人がいれば、加入を検討するよう勧めています。